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拡張機能モノサーチの機能を利用してカート価格を探る方法
電脳リサーチには欠かせない存在になりつつあるモノサーチ。
モノサーチは、ヤフオクやフリマアプリ、ネットショップなどを簡単に検索したり、画像検索、セラーの出品商品数、定価越え、在庫なし商品のリサーチなど、リサーチに関しての機能をかなり備えた優秀な拡張機能です。
そのモノサーチですが、実はある点に注目すると驚くべき機能が備わっていることに気が付きました。
その機能を使うと、どのセラーにカートが回っているのかが一目瞭然になります。
そして、そのデータを見ることで、いくらで販売すべきなのかも分かるのです。
そのモノサーチのある機能について解説していきます。
セラーの商品在庫数が分かる
こちらは、モノサーチの代表的な機能のひとつです。
セラー一覧ページを開くと、上記画像の通り、
stock:〇〇
という形で自己発送、FBA関係なく、それぞれのセラーの在庫数が分かります。
これだけでもかなり便利な機能です。
少し前に実装された新機能
これは、少し前に実装された新機能です。
赤枠で囲った部分に注目して下さい。
これは、過去10日間に各セラーが販売した商品数を表します。
注目して頂きたいのは、販売数です。
648円のセラー :1個
848円のセラー :2個
550円+送料600円のセラー:8個
いかがでしょうか。
ちなみにFBAは848円のセラーのみで、756円のセラーはマケプレプライムです。
FBAがいるにも関わらず、過去10日間で見ると、自己発送のセラーが一番売ってますよね。
「これは凄いデータだ・・・」
これを見た瞬間に思いました。
きっかけ
実は、このデータに気が付くのには、ある”きっかけ”がありました。
コンサル生にスカイプコンサルをしている時のことでした。
私のコンサルでは、スカイプで講師2名対コンサル生1名という形で、教えています。
そこである商品カタログを開いた時(上記画像の商品)に、それぞれでカート価格が違っていたんです。
私が見ているカタログでは、カート価格は648円。
もう一人の講師の見ているカタログでは、カート価格は848円。
そうなんです。
同時にカタログを見ているにも関わらず、200円もの差がそこにはありました。
つまり、648円のセラーにも、848円のセラーにもカートが回ってきている、ということですね。
そこで、セラー一覧ページを見たところ、モノサーチの新機能により、驚くべきデータを発見するに至ったんです。それが、先ほどの過去10日間の各セラーの販売数ですね。
「実は仕入れ対象」を逃さない
このデータが何に役に立つのか。
それは、実は仕入れ対象なのに、上記の例でいけば、648円のセラーがカートを取っていたために、仕入れ対象外と判断してスルーしてしまうことです。
しかし、モノサーチの新しい機能により、実は他の価格帯でもカートが回ってきていることが確認出来れば、仕入れ対象であると判断が出来ます。
ここがとても重要なところですね。
今までそのようにして、スルーしてきた商品は沢山あるかもしれません。
値付けの参考にする
このデータがあることにより、どの価格帯が一番売れているのかが一目瞭然となります。
先ほどの例でいくと
648円のセラー :1個 (自己発送)
848円のセラー :2個 (FBA)
550円+送料600円のセラー:8個 (自己発送)
実は、自己発送のセラーが一番カートを取っていたことが分かります。
なら、FBAなら幾らで出品するのがよいのか、上記の例であれば、少なくとも848円よりは安くする必要があります。
まとめ
商品のカート取得率に関しては、セラーセントラルのレポートでも確認出来ますが、それはあくまで出品後のデータです。
しかし、モノサーチの新しい機能を使えば、出品前(仕入れ前)の段階でカートの状況を把握することが可能です。
このデータを生かして、仕入れ逃しのないように、また値付けミスのないようにすることが出来ます。
是非、モノサーチを導入して、仕入れ判断に生かして下さいね。
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