こういったお悩みにお答えします。
Amazonで販売している商品が実際にどのくらいの利益が出ているのか、あるいは本当に利益が出ているのか、実際にはかなり微妙だったり、実は赤字だったりしていないか、あなたはしっかり把握していますか?
せどり物販で大切なことの中には、リサーチや仕入れ、販売も勿論ありますが、キャッシュフローがかなりの位置を占めていると言っても過言ではありません。
キャッシュフローをよくするための考え方には色々ありますが、そのひとつが商品管理です。
しっかり利益が出ていない状態に気付かずに、実はお金が増えていなかった…見込み利益でプラスになっているからなんとなく儲かっているように感じている人は特に要注意です。
でも商品ひとつひとつをチェックするのってかなり面倒な作業ですし、特にズボラな人にとっては苦痛な作業かと思います(ちゃんやま自身ズボラです)。
しかしAmazonのセラーセントラルにはそんなズボラな人にとって救世主となるような機能があります。
それが「SKUの諸費用」という機能になります。
本記事では、Amazonの新機能「SKUの諸費用」を使って商品ごとの利益を管理する方法を解説します。
新機能「SKUの諸費用」を使って商品ごとの利益を管理する方法
セラーセントラルの在庫管理画面に新たに追加された機能「SKUの諸費用」ですが、新たにといっても実は2023年からこっそり設置されたものです。
恐らく気付かなった人も多いかもしれません。
しかしこの機能、実はとても便利で、利益管理が苦手な人にとっては救世主となるものなんです。
せどり物販で最も大切なことは、利益を出すことですよね。
そうしないとお金は増えないし、赤字かトントン状態ではキャッシュフローも悪くなります。
ですので、普段から利益がしっかり出ているのかを把握することはとても大切な作業。
外部のツールを使って確認することもできますが、そんなところにお金を使わなくてもAmazon内でしっかり把握できますので、SKUの諸費用の使い方をしっかり身につけて、商品ごとのトータル利益をしっかり把握しましょう。
SKUの諸費用を使って利益が出ているのか確認
ここからは、SKUの諸費用を使ったトータル利益が赤字なのか黒字なのか確認する方法を解説します。
あなたが用意するものは、原価(仕入れ値)が分かるもの(レシートや領収書)だけ。
あとは以下の手順に従って、利益状況を確認していってください。
在庫管理画面を開いて、商品ごとに設定されているSKUをクリック。
商品の詳細ページの真ん中あたりにある「SKUの諸費用」の欄の右側にある、Amazon以外の費用合計の「編集」ボタンをクリック。
商品あたりのAmazon以外の費用合計のウィンドウが立ち上がるので、下に原価(仕入れ値)、上にそれ以外にかかった費用(納品代行費用や梱包費用など)を入力して、保存ボタンをクリック。最後にプレビューボタンをクリックすると元の画面に戻ります。
すると以下のように売上等以外に純利益が表示されるようになります。
合計をクリックすると過去7日~の純利益が、個数あたりをクリックすると1点あたりの純利益を確認することができます。
表示されるデータは過去7日~12カ月および期間を指定して見ることができます。こちらはご自身が見たい期間を設定してください。
期間中に売り上げが無かったものや、登録後まだ売れていない状態の商品に関しては、原価入力ができませんので、商品が売れてから入力するようにしてください。
取り扱い商品の見直しをしよう
SKUの諸費用に原価やその他かかった費用(納品代行費用など)を入力したら、今度は取り扱い商品の見直しをしていきます。
大きく分けて以下の5つに分類されるかなと思います。
- 黒字のもの
- ポイント利益を取っているもの(少々赤字かトントン)
- 赤字になっているが今後販売価格の回復が見込まれる可能性があるもの
- 明らかに赤字でそもそも仕入れ判断を誤ったもの
- 毎回(毎年)価格競争に巻き込まれて黒字化が難しいもの
上記のうち、④と⑤に関しては在庫が無くなったらSKUごと削除してもいいかなと僕だったら判断します。
かれこれ8年以上せどりをやっていますが、経験上価格が戻ってきたり、平和に売り続けることは難しいです。
なので思い切って削除することもありだと思います。
しかし削除する前に、ひとつだけ確認しておきたいことがあります。
それは、その商品から派生して複数個セットカタログが無いか、あるいはアソートセットカタログが無いか、自分でセットカタログを作って利益を出せないかりサーチしてみることです。
ただ削除するのではなく、次につながるような行動も心がけてみてください。
意外な発見や発展があるかもしれません。
独自カタログ作成に関しては、「ライバルに相乗りされない独自カタログ作成ノウハウ」を有料ですが公開していますので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね。
諸費用の計算の各数値は、税込みでしょうか?
雑費と商品原価は税込みで入力すればよいのか分かりませんでした。
情報ありましたら教えて頂けないでしょうか。
コメントありがとうございます。
各種手数料は税込の金額になっていますので、雑費と商品原価も税込価格で入力してください。