【Amazon】返送/所有権の放棄依頼の返送先が設定住所と違う場合の修正方法

AmazonにFBA納品した商品が知的財産権侵害の警告を受けて出品停止になった…。その後、領収書を提出して警告は取り下げられ、商品は自動返送になったんだけど、設定した住所地と違う旧住所地に発送された。たしかに設定したはずなのにどうしてそうなってしまうの?修正方法はある?

こういったお悩みにお答えします。

 

どうもです、ちゃんやまです。

AmazonにFBA納品した商品が知的財産権侵害の警告を受けて出品停止になるなどして、商品自体が販売不可在庫になることがありますよね。

販売不可在庫に計上された商品は、アカウント所有者が設定した通りに返送か廃棄になりますが、返送を設定した場合に、なぜか以前使用していた違う住所地、つまり旧住所地に返送されてしまうことがあります。

自分自身ではちゃんと設定したつもりなのに、なぜか設定した住所地に返送されない

旧住所地が現在誰も住んでなかったりした場合、配送業者に依頼して転送してもらう必要が生じ、その場合、着払いになってしまうので、返送だけでかなり大損することがあります。

実は、返送先の設定はそれだけでは不十分なことがあります。

そのせいで、旧住所地へ返送されてしまうケースが発生してしまうのです。

本記事では、返送/所有権の放棄依頼の返送先が設定住所と違う場合の修正方法を解説します。

 

返送/所有権の放棄依頼の返送先が設定住所と違う場合の修正方法

返送先の住所地をちゃんと設定しているのに、なぜ違う住所地(旧住所地)に返送されてしまうのか。

それには理由が存在します。

まず理解しなければならないのは、セラーセントラルには販売不可在庫の自動設定のほかに、販売可能な在庫(長期保管在庫)の自動設定、有効な出品情報がないFBA在庫の自動設定があるということです。

知的財産権の侵害などで警告を受け、出品停止になっている場合は、有効な出品情報がないFBA在庫の自動設定を修正する必要がありますが、多くの人がここを勘違いしていて、販売可能な在庫(長期保管在庫)の自動設定だけを見ているということです。

ここからは、販売可能な在庫(長期保管在庫)の自動設定、有効な出品情報がないFBA在庫の自動設定それぞれの修正方法と、返送依頼のキャンセル方法などについて解説してきます。

 

販売可能な在庫・販売不可在庫の自動設定

こちらはいわゆる通常の販売可能な在庫と販売不可となった在庫の自動設定になります。

以下の手順に従って修正をしてください。

 

①設定>FBAの設定をクリック

 

②販売不可在庫または販売可能な在庫の自動設定の右の方にある編集ボタンをクリック

 

③住所の修正または、返送か廃棄の設定を行ってください。

 

 

有効な出品情報がないFBA在庫の自動設定

こちらは、知的財産権の侵害の警告を受けるなどして、有効な出品情報がないFBA在庫の自動設定になります。

例えば、自宅や納品代行の移転などにより住所地が変更した場合に、販売可能な在庫・販売不可在庫の自動設定だけ設定して、こちらの設定を忘れてしまったために、返送/所有権の放棄依頼の返送先が設定住所と違うといったイレギュラーな事故が発生することがあります。

移転などがあった場合にはこちらの設定を忘れないようにしましょう。

手順は以下のとおりです。

 

①セラーセントラル>在庫>FBA在庫をクリック

 

②上にある「在庫」より「有効な出品情報がないFBA在庫」をクリック

 

③右上にある「出品の自動設定を編集」をクリック

 

④下に記載のある「自動返送/所有権の放棄の設定を確認または編集するには、こちらをクリックしてください」をクリック

 

⑤下にある「住所を編集する」ボタンをクリック

 

⑥住所を編集します

 

 

該当の返送依頼のキャンセル方法

既に作成されている返送依頼には、住所の修正内容が反映されないため、該当の返送依頼については、以下の手順にてキャンセル出来るか確認してみてください。

 

①セラーセントラル>レポート>フルフィルメントをクリック

 

②返送/所有権の放棄依頼の詳細レポートをクリック

 

③レポート期間「過去365日間」を選択し「レポートの生成」をクリック

 

④キャンセルしたい依頼番号をクリック

 

⑤右上にある「キャンセル」をクリック

 

キャンセル可能な場合はこの手順でキャンセルができますが、既に発送手続きが進んでいる場合にはキャンセルすることができませんのでご注意ください。

 

 

知財など担当部署が違う場合はキャンセル不可

通常の返送依頼と異なり、知的財産権の侵害などによる出品停止を受けていて、且つ違反が削除できていない状態の場合、返送依頼のキャンセルをすることはできません。

この場合は、発送された後に配送業者から「配達不能」で電話が来ることがありますので、電話口で対応方法を確認するか、LINEで配送各社と連携している場合は、転送の依頼がスマホで簡単に行うことができます。

ただし転送の場合は着払い料金が発生します。

LINEで配送各社と連携することで、荷物のお届情報や、配達日時の変更、転送依頼などが簡単にできます。各社の連携方法は以下を参考にしてください。

ヤマト運輸xLINE連携

佐川急便xLINE連携

日本郵政xLINE連携

 

 

まとめ

以上、返送/所有権の放棄依頼の返送先が設定住所と違う場合の修正方法について解説しました。

繰り返しになりますが、自宅の転居や納品代行の移転などによる住所地変更で、販売可能な在庫・販売不可在庫の自動設定で住所地を変更するだけでは完全ではありません。

有効な出品情報がないFBA在庫の自動設定の方もしっかり修正するのを忘れないようにしましょう。

 

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東京在住のアラフィフです。「メーカー仕入れ」「問屋仕入れ」「リサーチ、納品、販売の自動化」で時間をかけない、効率化された「楽ちんスタイル」のせどり・物販情報を発信しています。誰にも縛らない自由な時間を楽しんでいます。