こういったお悩みにお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
これは僕の経験による実話です。
取り扱っている商品は一般的なお菓子なんですが、それに対してAmazonから「ベビーフードの審査について」という通知が来ました。
通知の中身を読むと、扱ってる商品はベビーフードに該当する恐れがあるので審査が必要である。
またベビーフードじゃない場合も同様に書類を提出せと、と。
は?何言ってんだ?と思いましたが、やり取りをしているうちに「なるほど、これは気を付けないと」という案件となりました。
そこで本記事では、ベビーフードじゃないのにAmazonからベビーフードの審査についてという通知が来た場合の対処法を解説します。
Amazonからベビーフードの審査についてという通知が来た
以下が実際にAmazonからきた通知です。
メールアドレスにbabyfoodとあるので、専門部署のようですね。
「ベビーフードについて、その製造工場がHACCP以上の食品安全認証を取得しているかを審査するプログラムを導入されたとのことで、販売者に対して質問票の回答および資料提出が求められました。」
と記載がありますが、取り扱い商品がベビーフードであった場合、安全性を確保するために質問票の提出が必須というのがAmazonのルールです。
実際のガイドラインは以下より閲覧ができます。
質問票の中身はこんな感じになります。
ベビーフードじゃなくても質問票を提出する必要があって、取り扱ってるセラーいずれからも提出がなかった場合には、該当ASINは削除されてしまいます。
取り扱い商品は普通のお菓子なので、質問票にその旨記載をして提出してみました。
すると担当者から返信があり、商品カタログ内に記載の商品タイトルや画像、商品説明から「小さなお子さまからお年寄りまで美味しく味わえる」という文言が確認されたので、削除してから再度申請してほしい、と。
おいおいまじかよ…そんな細かいのかよ…って思いましたが、それもAmazonのルールのようです。
お菓子は子供も食べるだろうがよ…。
「小さなお子さまから」という文言がどうやら駄目みたいですね…。
HACCPとは
Googleで調べてみると、
Hazard Analysis (危害分析) and Critical Control Point (重要管理点) の略で、食品製造工程において発生 する危害を想定し、その発生を防止するための監視方法を定めて、効果的かつ効率的に衛生管理する方法 で、国際的に高く評価されているシステムです。
HACCPとは、食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
こんな解説がありましたが、ようするに、安全な工場で製造された商品であることの証明みたいなものです。
Amazonはそれを提出しろと言っているということですね。
上流仕入れの場合の対処法
結論から言うと、せどりレベルでは難しいですが、上流仕入れであれば入手できる可能性はあります。
可能性はありますが、必ずしも入手できるとは言えなくて、ようは上流(卸問屋、メーカー)次第ということです。
あなたが上流仕入れの場合は、メーカーや卸問屋に連絡してみましょう。
必要な情報は質問票にあるとおり、
- 製造工場の工場名
- 製造工場が取得している認証名
- 製造工場が取得している認証の写真または写し
以上を入手して、質問票と一緒にAmazonに提出します。
上流仕入れの場合はこれで大丈夫だと思いますが、しかしそもそもベビーフードじゃないという問題もありますよね。それは次で解説します。
せどりの場合の対処法
では、あなたがせどらーだった場合どうすべきか。
僕が仕入れた商品はせどりと上流仕入れとごちゃ混ぜだったのですが、そもそもベビーフードじゃないという問題がありますよね。
その旨返信したところ、先ほど書いたようにカタログから「お子さま」の部分を削除しろと返事がきたので、商品詳細ページを開いて修正を試みたところ、結論できませんでした。
理由は、僕にカタログの編集権限が無いからです。
最近は上記のようなアラートが出るようになりました。
その旨担当者に訴えたところ以下のように返事がきました。
無茶苦茶な…。
結局、カタログ修正権限のあるセラーが修正してくれるのを待つほかないってことなので、修正が無ければ4週間経過後削除されるってことなんで、まあ詰みですよね。
なんだよ…せっかくの利益商品が終わりかよ…。
って嘆くのは早いです。
であれば、自分でカタログを作っちゃえばいいんです。
誰も修正する気配がないならいずれ消える運命にあるわけなので、なら自分で作っちゃえば、ユーザーはそっちから買いますよね。
この場合、先に作ったもん勝ちになってきますので、サクッと作ってしまいましょう。本記事を執筆している段階では、まだ誰もカタログの修正をしていないので、恐らく消される流れになる思いますので、僕もカタログ作成でいこうと考えてます。
カタログの作成方法は以下の記事で解説してますので、作成したことない人は参考にしてみてください。
Amazonは都度仕様を変更していて、画面が違ってる場合もありますが、今の仕様に合わせて作成してみてください。
独自カタログ作成時の注意点
今回の通知で分かったことは、ベビーフードに該当しない商品のカタログを作成するときには、商品タイトルや画像、商品説明に「小さなお子さま」のような文言を使用すると、こういったリスクがあるということです。
自分で作成したカタログなら修正すれば事なきを得ますが、今回の僕のように突っ込んで質問をしないと分からないレベルなので、この記事を読んでくれたあなたは、作成段階で注意するようにしてください。
以上、ベビーフードじゃないのにAmazonからベビーフードの審査についてという通知が来た場合の対処法でした。
参考になれば嬉しいです。