こういった疑問に答えます。
どうもです、ちゃんやまです。
電脳せどりのリサーチ方法といえば、セラーリサーチが最もシンプル且つ有名な方法で、初心者からベテランまでやってる方法です。
今売れてる商品をリサーチする方法としてはオススメですが、うまくやらないと出品者が激増して、価格競争に巻き込まれてしまうというデメリットもあります。
そのため、普段のリサーチとは別に、Amazonで、Amazonを含め在庫切れを起こしている商品を検索して、市場に商品があれば仕入れるという方法もオススメします。
この方法の利点は、現段階で出品者がいないということです。
勿論、仕入れて納品する段階で同時多発的に出品者が増えることも考えられますが、少なくとも価格競争というリスクが低下することは間違いありません。
そんな在庫切れ商品を一気に抽出するには、Googlechromeの拡張機能keepaを使うと簡単に出来ます。
本記事では、keepaの検索機能であるProduct Finderを使って、在庫切れ商品を簡単に抽出する方法を解説します。
Amazonで在庫切れの商品を検索・リサーチする方法
ここからは、keepaのProduct Finderを使った、Amazonで在庫切れの商品を検索・リサーチする方法を解説していきます。
検索方法を解説する前に、在庫切れカタログがなぜ魅力的なのか、どうして在庫切れが起きるのかについても解説しますので、是非知識を身につけるためにもご一読ください。
在庫切れカタログの魅力
Amazonで在庫切れを起こしているカタログの魅力は、なんといっても「ライバルが誰もいない」ということに尽きます。
冒頭でもお伝えしましたが、勿論、同時多発的に検索・納品されて、誰もいないと思ったら出品者が増えてたという可能性もゼロではありませんが、ライバルセラーが数名でもいるところに突っ込んでいくよりも、低リスクで仕入れが出来ます。
普段のリサーチに、在庫切れリサーチも加えることで、しっかりと利益が取れるようになりますので、セラーリサーチなどで仕入れた商品が価格競争になって赤字転落してしまった場合のリスクヘッジにもオススメです。
在庫が切れる理由
Amazonで販売中の商品の在庫が切れる理由としてはいくつか挙げることが出来ます。
- 需要が一気に増加したが供給が追い付いていない
- 廃番となり供給が極端に少なくなったか、無くなった
- 正月やゴールデンウィーク、お盆休みなどで仕入先が休みのため供給出来ない
- 商品自体が海外からの輸入で何らかの事情で供給が少ない、入ってこない
- メーカーが一時的に供給を停止した
他にもあるかもしれませが、考えられるのは以上の理由です。
廃番以外の理由は、将来的な再入荷が勿論予想されますが、それがいつになるかは不明の状況です。
ですが、いち早く在庫切れの商品を検索で見つけることで、誰よりも早く、しかも高値で売り切ることも出来ます。
在庫が切れるタイミングを知る
単純に今在庫が切れている商品を検索するだけでなく、商品知識を得ることも出来ます。
個人的にはこちらの方が将来的なメリットが大きいです。
上記のkeepaの波形を見ると、この商品は8月末に在庫が切れて出品者がいなくなっています。
この商品はギフト商品ですのでお中元の時期に回転がよくなります。
ですが、過去の波形を見ると8月末を過ぎてもしっかり売れていることが分かります。
こういった商品を覚えておいて、誰もが気付かないうちに仕入れて売り抜いたり、値上がりのタイミングや在庫切れのタイミングを見計らって一気に納品することも出来ます。
同時多発的に仕入れたり納品したりするから、価格競争になるのであって、その状態を避けて納品すればあなただけがしっかり利益を取ることも十分に可能です。
目の前のkeepaの波形を見て仕入れ判断をするのではなく、商品によっては過去の状況を観察して仕入れ判断をすることも大事です。
こういった情報は誰も通知してくれませんので、知識の積み重ねが大きな利益を生むことに繋がります。
過去にAmazonがいた商品は注意
上記keepaの波形で、オレンジ色の帯の部分がAmazonが過去に販売していた形跡になります。
Amazonが過去に販売していた=ショッピングカートを取得していたとは限りませんが、いずれにせよ、Amazonが過去に販売していたということは、Amazonによる再入荷があり得る商品になりますので、注意が必要です。
Amazonが過去にショッピングカートを取得していたかどうかは上記画像のように、過去にAmazonがいた時期(オレンジ色の帯の部分)にカーソルを合わせると、その時のAmazonの販売価格や売れた時の金額などが分かります。
Amazonの価格:2160円
Buy Box(カート価格):2160円
Amazonによる配達(FBAが売れた価格):2380円
となっておりますので、Amazon以外のセラーから売れた可能性があります。
また、他の見方としては、DataタブのBuy Box Statisticsを見るとわかりやすいです。
上記の画像の一番右の「won」の部分に注目してください。
これはセラーごとのショッピングカートを取得率を示していますが、Amazonは17%とトップではないことが分かります。
結論、この商品はAmazonがいても、何らかの理由でショッピングカートを取得しやすい商品になります。
ですがもし、Amazonのショッピングカート取得率が100%や100%に近い商品であれば、いずれAmazonの再入荷があった場合には、あなたがショッピングカートを取得出来る確率は低くなりますので、素早く仕入れ納品するかスピード勝負になってきますが、Amazonもすぐに再入荷してくる可能性もありますので、仕入れを控えるのもひとつの判断です。
これは推測の域を出ませんが、恐らくAIが各セラーの動きを察知して、仕入れ部隊にフラグを立ててるのではないかと僕は思っています。
いずれにしてもAmazonの動きには注意してください。
Amazonは自らの仕入れ情報を我々に通知はしてくれません。
Product Finderを使って在庫切れ商品を検索する方法
ではいよいよ本題です。
これまでに書いてきたことを踏まえて、おいしい商品を探していきましょう。
keepaの検索機能であるProduct Finderを使った在庫切れ商品の検索方法は以下の通りです。
まずはkeepaのProduct Finderにアクセスをしてください。
keepaを導入してない方は、以下を参考にして導入をお願いします。
①Title, Brand and more!の項目で検索したいカテゴリを決める。右の▼ボタンをクリックすると、プルダウメニューが表示されますので、その中から選んでください。今回はテスト的に食品・飲料・お酒カテゴリにしています。
②バリエーションが組まれたカタログを検索結果に含みたくない方は、Refine your search even more!の項目にある「Variations」で「No Variations」にチェックを入れてください。全て見たい方は「All」にするとよいです。
③次に同じRefine your search even more!の項目にある「Availability of the Amazon offer」で「
no Amazon offer exists:Amazon販売無し
Amazon offer is in stock and shippable:Amazon在庫有り
Amazon offer is a pre-order:Amazonの在庫はないが予約商品
Amazon offer availability is “unknown”:Amazon販売可どうか不明
Amazon offer is back-ordered:Amazonが入荷待ちの状態
Amazon offer shipping is delayed:Amazonの発送に時間がかかっている商品
つまり、Amazon販売無しだけにチェックを入れることで、在庫切れ商品だけを抽出することが出来るというわけです。
④検索結果を見るには、FIND PRODUCTSボタンをクリックします。
⑤検索結果が表示されたら、あとは上から順に見ていくだけです。
中には卸問屋仕入れじゃないと利益が出せないようなものもありますが、せどりで十分に利益を出せるもの、ポイントせどりで利益を出せるものもありますので、根気よくリサーチしてみてください。
利益商品を一気にリサーチする方法
ここからは、keepaのProduct Finderを使った検索で得た情報を使って、利益商品を一気にリサーチする方法をお伝えします。
その方法とはズバリ「自動リサーチツール」を使うことです。
自動リサーチツールは、ASIN情報やJAN情報から、楽天市場やYahoo!ショッピングでの販売価格、Amazonでの販売価格などを解析し、価格差のある商品を通知表示してくれます。
今回、食品・飲料カテゴリのリサーチで出た検索ヒット数は90万件を超えていました。
その全てを目視でリサーチするとなると、膨大な時間がかかりますので、とてもじゃないですが時間的にも厳しいものになります。
しかし自動リサーチツールを使えば、あなたが寝ている間でも、会社に行ってる間でも、お子さんを迎えに行ってる間でも、食事を作ってる間でも、自動で解析をしてくれますので、何万件のASINであっても楽にリサーチすることが可能になります。
解析自体はツールのサーバー上で行いますのでその間パソコンは閉じていて大丈夫です。
あなたは解析結果から、利益商品のあぶり出しをするだけ。
解析結果から表示されたデータを見るだけで利益商品を見つけることが出来ます。
Amazonの在庫切れ商品の情報は食品・飲料カテゴリ以外にも沢山眠っていますので、それらを一気にリサーチして利益商品を検索したいという方は、是非ツールの利用をオススメします。
ちなみに僕が普段からリサーチに利用しているツールは「雷神極」というものです。
「雷神」の上位版のツールになりますが、人の手では不可能な何万という数のASINデータを数日で解析することが出来ますので、リサーチの一環としてとても重宝しています。
本業で忙しいサラリーマンの方や、子育てで忙しい主婦の方はもちろん、一気に大量にリサーチしたい専業の方にもオススメです。
雷神・雷神極の詳しいことについては、以下の記事に記載していますので、ご参考ください。
ライバルが見ない絞り込み方法
Product Finderでは様々な角度からの絞り込みができますが、ライバルが見ないような商品を絞り込むことで、ライバルセラーが少ない商品カタログを見つけることもできます。
そんな方法をnoteにまとめました。
ライバルが見ない絞り込み方法については有料(980円)になりますが、参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
せどり・物販は、誰もが見るようなところを見ても、おいしい商品は見つかりません。
誰も見ないようなところを見るからこそ、無駄な価格競争に巻き込まれることなく、高利益商品をみつけ出し販売することが出来ます。
keepaのProduct Finderを使った検索方法は、在庫切れ商品だけに限ったことではありません。
様々な角度から、視点をズラした検索が出来ますので、是非使いこなしてみてください。
いまいち使い方が分からないという方は以下の記事で詳しく使い方を解説してますのでご参考ください。