こういった疑問にお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
なにかと話題の文章作成AI「ChatGPT」ですが、作業効率をアップさせたり、自分で検索することなく文章をまとめることができたりと、今あちこちで色んな実験が行われていますね。
例えばこちらの記事では、ChatGPTを使ったメーカーや卸問屋のリサーチ業務を効率化するためのプログラムの作成方法を紹介していますが、プログラミング知識がゼロでも、かなりのものができることが分かっています。
>流行のAI「ChatGPT」を物販に応用しメーカーや卸問屋を開拓する方法<
では、私たちが普段やっている利益商品リサーチを効率化するための方法をChatGPTから聞き出すことはできるのか。
例えばkeepaのProduct Finderを使った利益商品を探し出すための効果的な絞り込みなどを、僕らの知識以上に回答してくれるのか、とても気になるところです。
本記事では、ChatGPTにProduct Finderを使ったせどりの利益商品を探し方を聞いてみるという実験を行った結果をお伝えします。
ChatGPTにProduct Finderを使ったせどりの利益商品を探し方を聞いてみた結果
ここからは、ChatGPTにProduct Finderを使ったせどりの利益商品を探し方を聞いてみた結果についてお伝えしていきます。
結論から言いますと、利益商品の見つけ方は分かりませんでした。
ですが、ChatGPTになにを聞くとどう返ってくるのか、そのヒントが大いに伝わってはきました。
今回の実験によりChatGPTの使い方のヒントが見えてきましたので、それが伝われば嬉しく思います。
ChatGPTに登録してない人はコチラへアクセス。
ChatGPTにざっくり聞いてみた結果
まずは、自分が素人になったつもりでChatGPTにざっくりと質問をしてみました。
質問は
「Googlechromeの拡張機能keepaのProduct Finderを使って、Amazonの食品カテゴリで500円以上の利益が出る商品をリサーチするための絞り込み条件を教えて。」
という内容になりますが、知ってる方もいると思いますがProduct Finderを使って500円以上の利益が出る商品を絞り込むことはできません。
ちょっといじわるな質問かもしれませんが、ChatGPTがどう答えてくれるのか興味があったのと、もしかしたらワンチャン僕も知らないような面白い回答があるかもしれないと思ったのでこのような内容をぶつけてみました。
ChatGPTの回答は以下のとおりです。
予想通りと言いますが、理解できたのは3まででしたね。笑
Product Finderを日本語にしてるせいかもしれませんが、そもそも存在しない項目もあったので、日本語版に対応した回答を求めてみたところ。
面白い回答をしてきましたね。
「利益」を「500円」以上に設定すればそりゃ見つかるだろうし、もう有料リサーチツールはいらなくなります。
しかし残念ながらProduct Finderにはそのような項目はありませんし、査証販売数や最低評価数の絞り込み根拠もよくわかりません。
取り合えず「利益」という項目はそもそも存在しないので更に突っ込んで聞いてみました。
さらに意味不明な絞り込み方法を回答してきましたね。
最小手数料の項目はありますが、最小コストや最小利益率という項目を勝手に作り出してしまっていますので、あえてすべて否定してみます。
最小コストという項目が無いと言ってるのに、また使ってきましたので再度突っ込んでみます。
これは僕がいじわるな質問をしているせいだと思いますが、今度は「Revenue」という謎の絞り込み項目が追加されましたので、これについて再度聞いてみます。
5番目の回答でもう頭がこんがらがってきそうなので、再度突っ込んでみます。
今度はまた最小利益率という項目を追加してきましたので、これも修正します。
そろそろラチがあかないので、ちゃんとProduct Finderをよく見るようにURLを載せてみます。
再確認したようですが、ぜんぜんなってませんね。笑
いじわるかもしれませんが、再度突っ込んでおきましょう。
もうわけが分かりませんので、僕が書いたProduct Finderに関する記事を参考に正確な絞り込み方法を聞いてみます。
「ブログ記事の情報を参考にしながら、正確な手順をご案内できるよう努めてまいりました。」
「努力した」と少し自信無さげな回答です。
最後に少しだけ角度を変えて質問してみました。
結論、「利益の出る商品の絞り込み方」という角度ではどんなに突っ込んでも正確な答えは返ってきませんでした。
回答としては「そのような機能はProduct Finderにはありません」が正解なんですが、意地でも回答しようとする姿勢が少し面白かったです。
自分の方がもっといい質問ができるよと思った方もいたかもしれませんが、主旨が伝わればいいかなと思ってますので、その点はご容赦ください。
ChatGPTへの質問の仕方で回答が変わる
上記では、アホに見えるかもしれませんが、あえてそのような質問をぶつけてみました。
それに対してChatGPTがどのように回答してくれるのか、具体的に分かったかと思います。
今度は、利益商品という言葉を使わずに、Product Finderの絞り込み項目があまりよく分からないという立場でChatGPTに具体的に聞いてみます。
だいぶ具体的に回答してくれるようになりましたね。
この回答で分かるように、先ほどのように利益商品の探し方を聞くよりも、具体的な絞り込み条件を指定して、その方法を聞き出すというのが正しい使い方になります。
冒頭でも紹介したメーカーや卸問屋を開拓するためのプログラムの作成方法もそうですが、より具体的なイメージを伝えて、その方法(プログラミングのコードなど)をChatGPTに聞くことでその道の素人であってもある程度仕事ができるようになる、というのがChatGPTの上手な使い方になってきます。
例えば以下のような質問も同様です。
しごく真っ当な回答ですが、このような質問をすれば、このように返ってきますが、より具体的にプログラミングのコードであったり、角度を変えた質問をすることで回答も変わってきますので、色々と質問をぶつけてみるといいかなと思います。
具体的にはデータ仕分けのプログラミングだったり、スプレッドシートに食品卸会社の情報を自動的に表示させるプログラミングだったりといった、本来であれば本職のプログラマーがやるようなことを、ChatGPTを使うことで素人でもできちゃうよ、ってことですね。
今回の僕のようにアホな質問してもアホな回答しか返ってきませんので「使い方」が大事ということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ChatGPTってよく分からないといった人もいると思いますが、具体的なイメージが少しでも伝わったら嬉しいです。
しかしChatGPTを使ううえでは注意点がひとつあります。
それは、ChatGPTが万能ではないということです。
今回の僕のアホな質問に対する回答でも見られましたが、言い方を変えると捏造(存在しないことを作り出す)すらしてきます。
今はまだ発展途上で、質問の仕方によっては捏造もしてくるが、素人にはできないプログラミングのコードを具体的に提示してきたり、今回の実験でも分かったように、ある程度Product Finderを理解しているという部分は単純に凄いなと感じました。
「ChatGPTxせどりの利益商品探し」という欲が根底にあるものに関しては叶えることはできませんでしたが、より作業を効率化させるなにかを生み出すことはできると思います。
最後にこんな質問も紹介して終わろうかと思います。
なかなか凄い回答ですよね。
ChatGPTがセラーリサーチを知ってるって素直に感動しています。
ぜひあなたもChatGPTに色々と質問をぶつけてみてくださいね。