こういった疑問にお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
Amazonの倉庫にFBA納品していると、ときどき「[FBA]納品時に問題が発生した商品について」という通知が来ることがありますよね。
だいたいが納品に問題があった場合に来るんですが、商品の破損や不足、セット品の梱包がしっかりしてなくて崩れたとか、シャンプーのポンプにセロテープを貼ってないとか、明らかにこちらのミスである場合はともかく、中には首をかしげたくなるような理由もありますよね。
それが、予定以上の数量が納品されましたってやつです。
しかもだいたいが1個多く納品されたことになっているんですが、そもそもこちらは印刷したラベル分しか納品してないわけなので、どう考えても倉庫側の数えミスとしか思えないですよね。
でも、納品不備の内容についてこちら側に非があると同意しないと、納品作成機能の一時停止を解除できないので、仕方なく同意してる人もいるんじゃないでしょうか。
実はこの通知、殆どが嘘だったんです。
殆どが倉庫側の人間のミスによるもので、あなたに非はありません。
そして納品作成機能の一時停止を解除するために、非が無いのにもかかわらず同意する必要もありません。
本記事では、納品不備の内容に同意せずに、納品作成機能の一時停止を解除する方法を解説します。
同意せずに「納品不備により納品作成機能を一時停止」を解除する方法
商品の破損や不足、セット品の梱包がしっかりしてなくて崩れたとか、シャンプーのポンプにセロテープを貼ってないとか、またよくあるのは予定されていない商品が混入していたなど、明らかにこちらに不備があった場合には、しっかりと対処が必要ですが、そうでない場合、違反してないことに対して同意する必要は、実はありません。
理由は、ミスをしたのはAmazonの倉庫側の人間だからです。
一見、同意してしまえば簡単に納品作成機能の一時停止を解除できますし、殆どの記事において、それが解決方法だと記載があります。
でもそれは問題があると、ちゃんやまは考えます。
以下の画像をご覧ください。
これは納品のパフォーマンスという項目で、最新の問題発生率や許容される問題発生率など、納品に関するパフォーマンス数値を確認することができるページです。
セラーセントラルのダッシュボード→納品タブ→納品のパフォーマンスの手順で閲覧することができます。
こちらの「許容される問題発生率」に特に注目してほしいのですが、1.18%が許容される最大値で、これを超えると納品作成機能が停止される可能性があります。
この画像は僕の実際の納品のパフォーマンスの数値になりますが、現在0.35%になってますよね。
これは納品時の不正確な商品数という項目だけの数字ですが、なぜ0.35%ついてるのかというと、すべてが「予定以上の数量が納品されました」に同意したために加算された数値になっています。
おかしいですよね?
明らかにAmazonの倉庫側のミスに違いないのに、こちらの問題発生率にカウントされてるわけですから。
でも同意したのはこちらなので、Amazonとしては当然こちらのミスということになってるわけなんですよね。
なんだか理不尽な話です。
しかし、実は同意せずに納品不備による納品作成機能を一時停止を解除する方法はあります。
こちらのミスではなく、明らかにAmazonの倉庫側のミスなので、そちらのミスであると主張することが実はできるんです。
納品不備の連絡が来たらテクサポに相談
Amazonから「[FBA]納品時に問題が発生した商品について」という通知が来たら、すぐに納品不備内容に同意せずに、テクサポに相談連絡をしましょう。
そうすることで、Amazon側がミスを認め、納品不備による納品作成機能を一時停止を解除してくれます。
以下は僕が実際にテクサポに送った文章です。
納品番号:FBAXXXXXXXXX
こちらの納品について、予定以上の数量が納品されましたということで納品不備の連絡をいただきましたが、こちらは10点しか納品しておりませんので、11点届くことは無いと思われます。
もし11点存在すると、他のどなたかの分がこちらに1点追加されてしまうことに繋がりますため、再度調査していただけませんでしょうか。
こういった内容の文章を送ったところ、テクサポから届いた返事がこちらです。
結果、納品不備による納品作成機能を一時停止が解除されました。
Amazonが正式にミスを認めたということですね。
こうすることで、こちらに非が無くなりますので、当然納品パフォーマンスの数値に影響は出ないということになります。
納品のパフォーマンス
実はあまり知られていないのですが、セラーセントラルには納品のパフォーマンスという項目があります。
その名のとおり、納品に関するパフォーマンスの数値をカウントしていて、それを目視することができるんです。
僕が、同意せずにテクサポにまず相談すべきだと書いたのには、ここの数値の悪化を防ぐためという理由があるからです。
たった数度の同意では数値は悪化しませんが、もし納品不備が何度も重なったら許容される問題発生率を超えてしまう可能性はゼロではありませんよね。
だから、不備を犯していないことに同意してはいけないんです。
納品パフォーマンスは以下の手順でアクセスすることができます。
メニューから、在庫→ダッシュボードをクリック
納品タブから納品パフォーマンスをクリック
納品パフォーマンスで上位に該当する問題は以下の5つです。
- 納品時の不正確な商品数
- 賞味/消費期限のある商品に関する問題
- 不適切なラベル – 商品関連
- ラベル未貼付 – 商品関連
- 輸送箱内の商品数が正しくありません
その他、全25項目がありますが、全てを表示させたい場合は、すべての問題のグループを表示をクリックしてください。
どの項目においても、こちらに非が無いと思ったら、まずテクサポに相談連絡をしてください。
余計な数値悪化は防ぎましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらに非が無いのに、納品不備の内容に同意してしまうと、納品パフォーマンスの数値が悪化してしまいます。
余計な数値を悪化させないためには、同意せずにテクサポに相談連絡をすことが解決方法です。
Amazon側に非があれば、それは認められ納品作成機能の一時停止は解除されます。
一回一回面倒かもしれませんが、こちらに非が無いことに同意する必要はまったくありませんので、しっかり対応していきましょう。