本記事では、こんな疑問にお答えします。
ども、ちゃんやまです。
最近、セラーフォーラムがあることで騒がしくなっていますが、お気付きでしょうか。
それはタイトルにあるように、取扱商品が突然検索対象外になるということなんですが、なぜそのようなことが起こるのか、またどう対処したらいいのか、その辺をまとめてみました。
取扱商品カタログが検索対象外なる理由と対処法
取扱商品カタログが突然検索対象外となる理由はいくつかあります。対象法と一緒に解説していきます。
商品が次々と検索対象外に
上記はセラーフォーラムに上がっていたタイトルですが(中身の文章についてはセラーフォーラムをご覧ください)、2020年9月16日あたりから、取扱商品が検索対象外になった事例が増えているようです。
ではなぜこのようなことが起こっているのか。
それは同年6月のAmazonからの通知に遡ります。
Amazonからの通知
セラーセントラルのトップの「ニュース」の中に掲載されていた2020年6月29日の規約・ポリシーに関する通知です。
ここにはっきりと『2020年9月30日以降、背景に純粋な白以外の色が使われている画像(メイン画像)を検索対象外に設定いたします。』と記載があります。
近頃セラーフォーラムで騒がれている、商品カタログが検索対象外になったというのは、これが理由で起こったことです。
通知には『9月30日以降』とありますが、16日の段階で既に始まっていると考えた方がよさそうですね。
対象外となる理由①:メイン画像のガイドライン違反
メイン画像に関するガイドラインは、商品の詳細より画像の項目に記載があります。
ちょっと文字が小さいので要点をまとめますと
・商品画像が画像全体の少なくとも85%以上を占めていること
・画像には販売している製品のみが写っている必要がある(小道具は多少あり)
・ロゴや透かし、はめ込み画像、テキストは不可
・メイン画像は背景が白であること
・画像のサイズは長い方の辺が少なくとも1000ピクセル、短い方の辺が少なくとも500ピクセル必要
・JPEGが最も望ましい拡張子だが、TIFFやGIFも使用可能
このような形になっています。
この中のどれかひとつでもガイドラインに抵触すればアウトで、商品は検索対象外となります。
検索対象外となるとどうなるかというと、Amazonユーザーが検索した時に、今まではランキング表示されていたものが、表示されなくなってしまいますので、イコール売れなくなる、ということになります。
売上に直結する非常事態ということになりますので、万が一、使用するメイン画像が違反していて検索対象外となった際には速やかに修正する必要があります。
OKな画像の例
まずはOKな画像の例から。
このように商品の背景が白色で、商品だけが写っているものがOKな商品画像です。
この状態で長い方の辺の長さが1000ピクセルあればバッチリです。
NGな画像の例
では次にNGな画像の例を。
これは背景が白色ではないのでNGです。
こちらは画像の中にテキスト文字が入っているのと、画像が小さいのでNGです。
こちらは、背景が白ではないうえに、画像にテキスト文字やロゴが入ってるのでNGです。
こちらは商品の背景が写真なので完全にNGです。
こちらの商品画像は背景が白ではないのと、画像が小さすぎてNGです。
このようなかたちで、実はNGの画像って沢山存在するんです。
あなたの取り扱う商品の画像はNG画像ではないですか?
もしそうだとしたら、すぐに手直ししないと知らぬ間に検索対象外となってしまい、商品が売れなくなってしまいますので、すぐに修正をしましょう。
商品画像の修正方法
商品修正に関しては、自分の作成した商品カタログではなく、相乗りした商品カタログであっても、Amazonに画像修正の提案が可能です。
修正した画像を以下の手順でアップロードし、Amazon側に認めてもらえれば15分ほどで修正後の画像が反映されます。
①セラーセントラルの「在庫」から修正したい商品の画像タブをクリックし、商品の詳細ページを開いて、画像タブをクリックして下さい。
②現在のメイン画像の下に画像をアップロードする箇所がありますので、メイン画像のところで修正した画像をアップロードしてください。認められれば15分ほどでカタログに反映されます。
画像の修正の仕方
基本的に現在アップロードされている違反画像をダウンロードし修正するかたちになります。
画像修正の技術がある方はご自身で背景画像を切り取るなどして修正するとよいですが、そのような技術が無いという方は、画像切り取り代行サービスを利用しましょう。
以下のサービスは実際に僕がよく利用するサイトですが、1枚あたり45円程度で画像の切り取り作業をしてくれて、作業スピードも結構早いのでおすすめです。
画像切り取りを依頼して、戻ってきた画像のサイズをガイドラインに合わせて修正し、商品修正ページからアップロードしましょう。
支払いに関してですが、少額ですので振込だと振込手数料がバカになりませんので、PayPalで決済するのがオススメです。
注意点
画像の修正をするにあたり注意点があります。
もし修正する画像がご自身で登録したオリジナルカタログだった場合、あるいは相乗りしたカタログだった場合も同様ですが、商品のユニット単価(PPU)が入力されている必要があります。
入力が必要なのはカテゴリによりますので、詳しくは以下の記事をご確認ください。
対象外となる理由②:商品説明欄に記入が無い
商品説明欄に商品説明が無い場合にも、検索対象外とされてしまうことがあります。
その場合は、速やかに商品説明欄に記入するようにしましょう。
説明欄の記入方法
説明欄の記入方法は簡単です。
先ほど同様、説明文を記入したい商品の編集画面を出してください。
説明タブをクリックして、商品説明文に商品説明を記載して保存して終了です。
画像同様、相乗りしている商品でも編集は可能です。
こちらも、画像の編集同様、商品のユニット単価(PPU)が入力されていないと編集が出来ませんのでご注意ください。
編集したのに結果が反映されない時は
新たに画像をアップロードしたり、説明文を編集すると、通常15分くらいでカタログに反映しますが、稀に全く反映されない場合があります。
その時は、すぐにテクサポに連絡をして事情を説明し、変更方法を聞くようにしてください。
テクサポの方から適切な方法だったり、編集が反映されない理由を確認することが出来ます。
まとめ
今回のまとめです。
商品カタログのメインカタログに関しては、セラーフォーラムで話題が立ち上がったように、案外気付いていない人が多いようです。そのことはつまり、2020年6月29日のAmazonの通知に気付いていなかったか、見ていても忘れてしまったかのいずれかでしょう。
しかし、このことでAmazonに検索対象外と認定されてしまうと、せっかく売れていた商品が検索に引っかからなくなりますので、売上ダウンに直結する大損害となります。
一度ご自身が取り扱っていて、実際に販売している商品の一覧を全てチェックし、該当する商品画像があれば、すぐに修正しましょう。
修正には上記で紹介したキリコムを使うと大変楽で便利です。
つまらないことで売上ダウンするのは勿体ないですのですぐに行動を起こすべきでしょう。