本記事では、こんなお悩みにお答えいたします。
こんばんは、ちゃんやまです。
AmazonのFBA(大口出品)を利用していれば、必ず行うのが納品プラン作成。
その納品プランですが、2020年4月29日にこっそりとマイナーチェンジが行われていたことはご存知でしょうか?
このマイナーチェンジは納品プランを作成していて偶然しったことなのですが、知らないと地味にダメージを食らう変更内容でした。
今回は、納品プランに関わる、地味な変更点についてまとめてみました。
納品プラン作成後に商品点数が変更出来なくなったことについて
ここからは、納品プラン作成時に商品点数の変更が出来なくなったことについて、またその対処法について解説していきます。
この知識を得ることで、納品プラン作成時のミスを防ぐことが出来ますし、且つ修正の範囲を正確に知ることが出来るようになります。
数量の変更時にには注意が必要
地味な変更点とは、納品プランを最後まで進めていった時の商品点数の修正に関することです。
このように、各商品の納品する商品点数が表示されていて、もし点数に誤りがあった場合に修正をすることが出来ますが、例えば一番上の20個を30個に変更するとします。
すると
このような表示が出て、修正が出来なくなりました。
これが、Amazonが2020年4月29日からスタートさせた新ルールなのですが、いったいどういうことか?そのあたりをテクサポに確認してみました。
納品プランの新ルール
2020年4月29日から、納品プランを作成して最後まで進めた場合、商品点数の修正に新ルールが追加されました。
数量の変更に関しては
・元の数量の5%の範囲内、またはプラスマイナス6の範囲内でなければならない。
という新たなルールが追加されため、大幅な数量の変更が出来なくなりました。
例えば元の数量が20だった場合、
プラスマイナス6の範囲内なら14~26が変更可能な数量となります。
5%の範囲内の場合は、19~21が変更可能な数量となります。
いずれにしても、最大でプラスマイナス6までしか変更出来ないことになってしまいました。
ちなみに、このことはセラー全体に通知されたのか確認したところ、セラーセントラルでもAmazonからの通知でも一切告知は無く、内部的に勝手に変更となったようです。
大幅に数量を変更したい場合
では、プラスマイナス6、あるいは5%の範囲内を超えて大幅に数量を変更したい場合はどうするか。
その方法はたったひとつ。
「納品プランの作り直し」するしかありません。
面倒ですが、現在の納品プランをコピーして、正しい数量を入力するようにしましょう。
納品プランのコピーをスムーズにするこつは、まず別タブで現在作成中の納品プランを開いて、商品点数を表示させておきましょう。
そのうえで、別タブでコピーを作成すれば、点数を修正したい商品以外の商品点数を目視しながら入力することが出来るのでとてもスムーズに運びます。
既に輸送箱を発送した後の場合はどうする?
納品プランを完成させて、既に倉庫に発送した後に、数量の誤りが発覚した場合はどうしたらよいか?
その場合は、納品プランの作成し直しはもう出来ませんので、そのまま発送するしかありません。
この場合は、倉庫側で棚入れの際に実際の数量を確認し、差異がある場合は修正を行います。
ただし、デメリットが2点あります。
受領に時間がかかる
実際の納品プランの数量と、倉庫に届いた商品の数量に差があると、倉庫側の人間が確認するのに時間がかかってしまうため、なかなか受領が完了しないということが起きます。
販売機会が多少でも失われる結果となります。
一時的に納品プラン作成に制限がかかる
Amazonでは、納品に不備があると、その商品について新規の納品プラン作成に制限がかかります。
このようなタイトルのメールが来た経験のある方もいると思いますが、実際にどのような不備があったのかをチェックして、確認ボタンを押さない限り、同商品の新規プランの作成は出来なくなりますので、Amazonからの通知はしっかりチェックするようにしてください。
まとめ
たかだか数量の誤りと思うかもしれませんが、上記のとおり、受領に時間がかかることで販売機会の損失があったり、同じ商品の納品作成に制限が設けられたりと、地味にダメージがあります。
ですので、納品プラン作成時には以下のことをしっかり確認して進めていきましょう。
- 納品点数を正確に把握し入力する
- 商品点数の修正は前後6個以内、5%以内ということを頭に入れておく
- 大幅な修正は納品プランのコピーで対応する
事前にこの知識があれば、納品プランの作成に無駄に時間を使う必要がなくなります。
上記のことをしっかり頭に叩き込んでおいて、慌てることのないようにしておきましょう。
また、Amazonの倉庫側にもスムーズな受領をしてもらうために、しっかり確認しましょう。