本記事では、このような疑問にお答えいたします。
どうも、ちゃんやまです。
2020年9月29日にAmazonから「FBA寄付プログラム」を開始するとの通知が来ましたが確認しましたか?
通知をよく読んでみると、自分自身で解除しない限り、自動的に「有効」になるようで、この通知を見てなかった人にとっては、突然何かが勝手に起きてしまうようなことが今後実施されます。
そうならない為にも、FBA寄付プログラムのことをしっかりと知って、必要ないものはしっかりと解除しておきましょう。
FBA寄付プログラムを解除する方法
FBA寄付プログラムとは、従来は破棄の対象とされていた在庫の一部を、慈善団体などのAmazonが選択する第三者に対して寄付するというものです。
寄付の主体はAmazonではなく出品者となり、所有権は出品者から事前団体に、Amazonを介さずに直接移転するようです。
その際、寄付による出品者のAmazonへの支払いは廃棄費用のみとなります。
ちょっと読むと、ふーん、というような内容ですね。
元々廃棄費用は廃棄する際にかかっていたので、それが事前団体への寄付に変わるならまあ良さそうにも思えてきます。
しかしよーく考えてみてください。
廃棄を依頼するなら廃棄費用がかかるのは理解出来ますが、通知を読んでようが読んでまいが、しれっとデフォルトで有効にしておきながら、勝手に寄付して、その費用を出品者に負担させるって、ちょっと横暴過ぎじゃないですか(^^;
勿論、Amazon側は出品者全員に通知をしたという事実がありますので、読んでないお前らが悪いということにはなります。
しかし知らなかった方はたまったもんじゃないですよね。
しかも、Amazonが寄付するのではなく、体裁としては出品者が直接寄付になってますので、なんとなくいいことに見えるのもキモです。
FBA寄付プログラムの開始時期
FBA廃棄プログラムの開始時期は、2020年10月30日からとなっています。
寄付金は控除対象
これまでは廃棄費用は廃棄費用として経理上処理してましたが、10月30日からは寄付金として計上することも可能となります。
とはいえ、廃棄費用としても同じように計上は出来ますので、もし有効とするならば、どちらを選択してもよさそうです。
だったら、廃棄するものを寄付金として計上するよりも、自分で慈善団体を選んで寄付して、それを控除した方が、よほど税金が優遇されると思うのは僕だけでしょうか・・・。
慈善団体は選べない
本来寄付というのは、自分自身が納得した慈善団体にするものだと僕は考えます。
しかし今回のFBA寄付プログラムは、慈善団体の選択はAmazonが行い、僕らはお金だけ出すという仕組みになっています。
寄付先の慈善団体の情報は開示されますが、そこが果たして自分の納得する寄付先になるとは限りませんよね。
せめてチェックボックスで選択出来るようにしてほしいものです。
ちなみに寄付先の詳細に関しては、返送在庫の出荷レポートで確認することが出来ます。
https://sellercentral.amazon.
※ログインが必要です
FBA寄付プログラムの解除方法
これは個人的な意見ですが、訳の分からない慈善団体に寄付するくらいなら、自分で寄付先を探します(^^;
という訳で、僕はFBA寄付プログラムに関しては早々に解除しました。
もし解除したいという方は以下の手順で解除してください。
①セラーセントラルにログインして設定からFBAの設定をクリック
②フルフィルメント by Amazon の設定画面で編集
ページの一番下にFBA寄付プログラムの項目がありますので、
右側にある編集ボタンをクリックして「無効」に設定しましょう。
以上が、FBA寄付プログラムの有効の解除の仕方になります。
まとめ
FBA寄付プログラムに関しては、有効にするも無効にするも個人の自由です。
いいと思えば有効にし、納得いかない場合は無効にするとよいかと思います。
しかし、大事なことはAmazonからの通知は必ず確認することです。
一見、Amazonは勝手なことをすると思われがちですが、Amazon側からすれば全セラーに対して通知を行ったことは事実だし、Amazonをプラットフォームとして販売をする以上「確認してなかった」「知らなかった」は通用しません。
Amazonからのメールによる通知やセラーセントラルのニュースによる通知、重要なお知らせは毎日でもチェックするようにしましょう。
場合によっては重要な機会を損失することにも繋がりますので、チェックするクセを付けた方がよいですよ。