こんなお悩みを解決します。
この記事を書いている僕は、2019年の12月頃からこれまでの間に、開発したツールを使用し、Amazonの消費税の軽減税率8%と10%の仕分けの自動計算で、税理士に仕分けた数字をしっかりと報告しているため、2%の差分を損しないで済んでいます。
2019年10月1日から導入された所得の負担を軽減するための施策「軽減税率」ですが、Amazonにおいても、販売する商品に商品タックスコードを設定することで、食品や飲料、健康食品、サプリメントに関しては8%で販売することが可能になっています。
しかし、販売は可能ですが、食品やサプリメント以外に消費税率10%の商品も混在して販売している場合、消費税率8%で販売した消費税率商品と10%の総売上が自動で表示されないという問題について、今現在困っていませんか?
実はこの問題をクリアにしておかないと、あなたは年間を通してかなりの金額を損することになります。
しかし、この問題をクリアにしておけば、確定申告の消費税申告の際にも安心出来ます。
この記事では、この問題を解決する方法をお伝えします。
Amazonで消費税の軽減税率8%と10%それぞれ売上を自動計算する方法
自動計算ツールをご紹介する前に、軽減税率に関することや問題点をいくつか挙げ、最後にツールをご紹介いたします。
軽減税率とは
2019年10月1日から導入された所得の負担を軽減するための施策で、
- 食品
- 飲料
- 健康食品
- サプリメント
に対して、ネット購入、店舗購入のテイクアウトが対象として消費税を8%とするものです。
Amazonでの設定と合わせてこちらで詳しく解説していますので、ご参照ください。
Amazonにおける問題点
冒頭でもお伝えしましたが、改めてAmazonにおける問題点を整理してみます。
軽減税率対象商品の総売上の計算が出来ない
これが最も大きな問題ですね。
Amazonでは軽減税率8%で販売する設定は出来ますが、8%で販売した商品の総売上を自動計算する仕組みがありません。
売り上げに関しては、セラーセントラルのペイメントダッシュボードの「一覧」でチェックすることが出来ますが、そこに表示されているのは指定期間中の総売上のみ。
軽減税率設定前はここの数字を税理士に報告すればよかったですが、軽減税率設定後はそうはいかなくなってしまいました。
また、テクニカルサポートに確認したところ、今現在、税率8%を自動算出する仕様にする予定は全くないとの回答でした。
データはあるが膨大過ぎる
ふたつ目の問題はこちらです。
商品別の税率に関しては、実はトランザクションにデータがありますが、月商100万円を超えて、しかも税率8%と10%を混在して販売している場合、そのデータ量が膨大となり、エクセルで目視でチェックするのは非常に時間がかかります。
月商300万、500万と増えていけば、手動ではほぼ不可能な作業でしょう。
また、Amazonの仕様により、トランザクションのデータは最大で600件しか出すことが出来ないため、それ以上はページごとに出す必要があります。
ちなみに、僕の場合は月商600万弱で20ページを超えました。
その全てのデータをダウンロードするだけでも時間がかかるし、ダウンロードした後に手動で計算するのも正直無理な話ですよね。(絶対やりたくない)
仕方なく10%で報告
仲間にそのことを話しましたら、仕方ないので、実際には税率8%で販売しているが、計算が面倒なので税理士には税率10%で報告していると聞きました。
その仲間は月商1,000万近く売り上げがありますが、うち税率8%分だけでも400万近くあるそうです。
仮にトランザクションのデータを全てダウンロードして、税理士に丸投げしたとしても、税理士さん恐らく泣きますよね。
ちなみに1つのレポートをダウンロードするのに30秒近くかかります。
例えば21ページあったら、30秒x21ページ=630秒。実に10分以上もの時間がダウンロードだけでかかってしまいます。
たった10分と思わないでくださいね。
その10分の作業でかなりイライラしますよ・・・。
実際に僕もデータを見てみましたが、正確に8%きっかりに表示されておらず、8.13%とか7.98%とか9.14%とか微妙な小数点まで表示されています。
これでは計算する方も途方に暮れてしまいますよね。
具体的にどのくらい損をするのか
では、僕の仲間のように、面倒だからと税率10%で税理士に報告をしていた場合、年間でどのくらい損をするのか実際に比較してみましょう。
軽減税率8%の商品の売上が毎月100万円あると仮定します。
税率8%の消費税合計=8万円 ⇒ 年間96万円
税率10%の消費税合計=10万円 ⇒ 年間120万円
その差額は、なんと24万円にもなります。
つまり24万円分余計に報告していることになりますので、24万円分損をしているということです。
月商100万円でこの数字ですから、月商が増えれば増えるほど損する金額も上がる、ということですね。恐ろしい話しです。
解決策【ツールを導入する】
では、このような困難をいかに解決するか。
実際に僕も非常に困っていましたので、あーだこーだと考えた末に、ツールを作ってもらうという手段に出ることにしました。
Amazonのトランザクションのデータを元に、税率8%で販売した商品の総売上と、税率10%で販売した商品の総売上が自動で計算が出来れば、毎月の経理事務も楽になると考えたからです。
そして出来上がったのがこちらのツール。
税率8%と税率10%、それぞれの期間中の総売上を自動計算するツール
AmaTaxCalc です。
AmaTaxCalcで出来ること
AmaTaxCalcでは以下のことが出来ます。
税率別の期間中の総売上を自動計算
商品タックスコードの設定をしていることが前提となりますが(していない場合は設定した月から)、Amazonのセラーセントラルにあるデータを元に、税率8%で販売した商品と、税率10%で販売した商品のそれぞれの期間中の総売上を自動で計算してくれます。
月商が低くデータ量が少ない場合は数秒で、月商が高くてデータ量が膨大な場合でも30秒ほどで自動計算が終了します(回線のスピードに左右されます)。
返品・返金データにも対応
購入者から返品・返金になった商品に関しても、税率8%と税率10%でそれぞれ自動で総額を算出してくれます。
データを税理士に丸投げ可能
出力した結果はCSVファイルでダウンロード可能ですので、データを税理士にそのまま渡すことが出来ます。
販売手数料の消費税加算分にも対応
Amazonのカテゴリ別販売手数料には実は消費税が別途加算されることをご存じですか?
セラーセントラルの在庫管理画面の商品別の販売手数料は実は税抜表示になっていて、実際には消費税を加算されて請求されています。
※確認の仕方はこちらを参照ください。
AmaTaxCalcでは消費税込みでの販売手数料で算出していますので、確定申告の際にも正しい数字を報告することが出来ます。
消費税抜きで申告して、後で追徴課税を受けるリスクを無くすことが出来ます。
輸入関税は計算から排除
海外発送を可としているセラーは、海外からの購入による輸入関税が販売価格に含まれる場合があるのと、海外からの購入の場合は、消費税を預かっていないかたちになりますので、その分を計算に入れてしまわないように、国内で販売されたもの、つまり消費税率8%と10%で売れた分だけを純粋に抽出する仕様になっております。
AmaTaxCalcよくある質問
ツールに関してよくある質問をまとめてみました。
Q.すぐに使える?
A.ご利用可能です。
ご購入後、ツールに登録していただけたらすぐに使うことが出来ますが、商品タックスコードの設定が前提となりますので、設定していない場合は設定した商品の売上からとなります。
Q.ツールのサポートはしてもらえる?
A.サポートいたします。
24時間お問い合わせ出来るフォームをご用意しておりますので、ツールの設定、利用方法などをお気軽にご質問ください。
Q.税金に関することについても質問出来る?
A.税金に関することや税理士とのやり取りについては、法律により専門家ではない人がアドバイス出来ませんので、問い合わせの対象外とさせていただきます。
Q.1ヵ月単位の売上には対応出来る?
A.できます。
期間別レポートを抽出してAmaTaxCalcで計算すれば算出することができますし、1年分に設定したレポートでも素早く算出することができます。
実践動画
文章だけだと分かりにくいという方のために、動画を撮りました。
参考にしていただけたら幸いです。
AmaTaxCalcを導入する
AmaTaxCalcは以下のような方にオススメしています。
✅税理士に正確な税率を報告したい。
✅今まで膨大な時間のかかる地獄のような手動計算から解放されたい。
✅今まで税率10%で報告をしていて大損をした。
こんな方は是非AmaTaxCalcを導入して、正確な税率の報告をしましょう。
そして、膨大な作業時間から解放されてください。
AmaTaxCalcの導入するには以下をクリックして販売ページへお進みください。
消費税率8%と10%。
たった2%の誤差かもしれませんが
”されど2%”です。
その僅かな誤差が、月商が上がれば膨大な誤差となります。
あなたの大切な売上金が大損をしないためにも、AmaTaxCalcを使って、正確な税率計算をし、正常な物販活動をしていけることを願っています。
Ama Tax Calc 初期費用:11,800円(税込)
月額費用:980円(税込)
メディア掲載情報
Ama Tax Calcが様々なメディアに掲載されました。
スポニチ九州版誌面 ※金額は掲載当時の過去の価格となっています
※金額は掲載当時の過去の価格となっています