どうもです、ちゃんやまです。
「せどり」というと色々なジャンル、スタイルがありますが、初心者の方が簡単に取り組めるものとしては、セール品や初回限定品の転売(初回限定品はメーカーの警告がきますのでオススメしません)などがあります。
しかし、そういったせどりって、一時的なお小遣い稼ぎにはなりますが、長くは続きません。
なぜなら、セール品は毎日あるわけじゃないし、初回限定品も初回しか手に入らないからです(裏ワザ的にやってるのは犯罪ですので手を出しちゃ駄目ですよ)。
また店舗せどりでも電脳せどりでも、毎回新規でリサーチするのって疲れますし、毎回利益商品が見つかるとも限りませんので、安定的に稼いでいくには不安が残りませんか。
そこで、そんな方には、普段僕が実践している「電脳リピートせどり」をオススメします。
電脳リピートせどりを身につければ、安定的に、また時間的にも楽に収益を上げていくことが出来ますよ。
行き当たりばったりのせどりから脱却して安定的に稼いでいく方法
ここからは、行き当たりばったりだけのせどりから脱却して、安定的に稼いでいく方法を解説していきます。
行き当たりばったりは長く続かない
せどりには色んなやり方がありますが、その中に、店舗でも電脳でもセール品やアウトレット品、廃盤品、トレンド品を狙ったスタイルがあります。
勿論、利益は出るし、やるなとは言いませんが、正直言って長続きするものではありません。
僕は勝手に「狩猟型」と呼んでいますが、特徴としては、1度仕入れたら同じ商品は店から無くなってしまうので、別の店舗に回収に回ったり、あるいは新たにリサーチをしなければいけません。
そのスタイルで稼ぎ続けていくには、ずーっと狩りをし続ける必要があって、勿論それで稼いでいる人もいますが、ハッキリ言って疲れます。
理由は、昨日もお伝えしましたが、完全に「労働」だからです。
専業で組織だってバリバリやってるならともかく、世の中のせどらーの殆どが副業の方です。
本業で労働しているのに、更に労働なんてしたくないですよね。
勿論、そういった労働の部分を外注化する人もいますが、結局は毎度毎度リサーチしたり、アンテナ立てておかないといけないし、外注さんとのやり取りも個人的には非常に面倒です。
僕が目指す「ひとりで完結する物販」の対極にあるのが、こういった狩猟型のせどりになります。
繰り返し同じ物をひたすら仕入れて販売する
それに対して、僕が普段実践しているのは、狩猟型に対して「農耕型」と呼んでいます。
それをネットショップから仕入れるスタイルを特に「電脳リピート」と呼んでいます。
セール品やトレンド品、その場でリサーチしないと見つからない店舗型のせどりはメインにせずに、基本的には「同じ商品を何度も繰り返し売る」スタイルになります。
例えば、店舗でも電脳でも、一生懸命リサーチして5,000円の利益が出る商品を見つけたとします。
それはそれで嬉しいですが、1回しか仕入れ出来なければそれでおしまいで、それ以上の利益は見込めませんよね。
もっと利益が欲しければ、他の商品を探すしかありません。
対して、農耕型のせどりは、1回で300円程度の利益しか出ない商品でも、基本的に年中売れる定番商品を扱いますので、10回、50回、100回と継続的に売り続けることが出来ます。
そういった商品を10種類、50種類と増やしていけば、あくせく働かなくても、毎月決まった商品の在庫を補充する感覚で仕入するだけで済みます。
似たようなスタイルではスーパーマーケットがまさにそうですよね。
在庫が切れそうになったら、同じ仕入先から決まった量を仕入れて、補充。
それを毎月繰り返すだけで済みますので、そこに納品代行を組み合わせたら、あなたがやることは非常に単純な作業だけになります。
・在庫チェック(セラーセントラル)
・商品補充(仕入れ)
・納品指示(納品代行)
あくせく外を走り回ってる方には大変申し訳ないのですが、僕はこちらのスタイルがやはり性に合ってるし、現実的に圧倒的に楽だと思うのですが、あなたはどう思うでしょうか。
電脳リピートせどりの3つメリット
電脳リピートせどりスタイルには3つのメリットがあると考えています。
そのひとつひとつをお伝えします。
メリット① 仕入れが短時間で済む
としては、先ほどもお伝えしましたが、基本的に毎月同じ物を仕入れるので、仕入れ自体が短時間で済むことです。
スーパーマーケットの例を出しましたが、新規でリサーチする必要がなくなるか、少なくなってくるので、せどりで忙しくなるということが無くなります。
さらに納品代行を使えば、仕入れから納品までを自動化することが出来ますので、自分ですることがほぼなくなってきます。
よく情報発信者のネタで、車を仕入れ商品でパンパンにして自慢げに見せるものがありますが、あの後には地獄の納品作業が待っています。外注を使っていればいいですが、自分でやるとなると物凄い時間を取られますので、何のためにせどりを始めたのか分からなくなりますよ。
メリット② 仕入れ判断の必要がなくなる
基本的に一度販売したものを繰り返し繰り返し売っていくスタイルなので、新たに仕入れ判断をする必要がなくなります。
知ってる商品ならほぼ目利きでいけますよね。
メリット③ むらなく収益を上げることが出来る
先ほどもお伝えしましたが、繰り返し販売出来る商品を50商品、100商品と積み上げていくスタイルなので、むらなく安定的に収益を生み出すことが出来ます。
店舗せどりや、行き当たりばったりのリサーチスタイルだと、今日は1万円の利益、翌日は3000円、その次はまさかの0円・・・と不安定になりがちですが、そういったむらを無くすことが出来ます。
電脳リピートせどりのデメリット
電脳リピートせどりには大きなメリットがありますが、逆にデメリットもあります。
ひとつずつ解説していきます。
デメリット① 勘が鈍る
これはよくある話なのですが、リピートスタイルを構築すると、新規でリサーチする必要が少なくなってくるので、せどりの勘みたいなものが鈍ってきます。
そうなると、取り扱い商品が価格競争に陥って、新たにリサーチをしようと思った時に、なかなか見つからなかったりする場合があります。
そういったことを避けるためには、電脳リピートせどりで出来た時間を使って、新たなジャンルの商品をリサーチしたり、最新情報をチェックするなどして、常にせどり脳を鍛えておく必要があります。
また、ツールを使うことで、常に新商品の開拓をしていくということも可能です。
リサーチをツールに任せれば、更に時間が増えますので、これもオススメです。
デメリット② ある程度の資金が必要
電脳リピート仕入れで、安定的な月商を上げていくにはある程度の資金が必要になります。
ですので、資金が少ないうちから大きな月商を狙っていくには時間がかかります。
ですので、最初のうちは不用品を販売したり、安く仕入れて高く売れるものを仕入れて販売するなどして、ある程度まとまった資金を調達することからスタートした方がよいでしょう。
お小遣い稼ぎ的なせどりと比べると、小売業のようなスタイルになりますので、電脳リピートせどりスタイルを目指していくなら、資金的な問題は必ず解決した方がよいです。
また大切なこととして、ある程度枠を決めておくことも大事です。
例えば10万円なら10万円以上仕入れをしないとかですね。
10万円でスタートさせて、それを増やしていく、という感覚で始めるのがオススメです。
せどりをすることが目的ではない
これは、多くの方が陥りやすいことなのですが、せどりを長く続けていると、お金を稼ぐということ以上にせどり自体が楽しくなってしまい、目的化してしまう方が非常に多いです。
しかし、せどりを始めた時の目標ってそういうことではなくて、お金を稼いで「自由な時間」を作ることや、家族と楽しく過ごすことや、借金を返すことだったはずです。
豊かな未来を実現するために始めたものであれば、せどりに追われるような毎日を送るのは本末転倒と言えますよね。
特に本業や子育てがある方は、副業であるせどりは出来る限り効率化し、出来る限り楽に、出来る限り一人で出来る形を目指していくのが正解だと僕は思っています。
僕の実践する電脳リピートせどりスタイルは
・月に2~3度の仕入れと
・月に2~3度の納品指示で
・安定的に収益を上げる
こんなことが実現可能です。
僕は、それで出来た時間を使って、妻と一緒に問屋に仕入れに行ったり、情報発信やその他ビジネスで新たに収入の柱を立てて日々を過ごしています。
せどりで利益を出すことは非常に重要なことですが、もっと重要なことはその先にある「幸福」じゃないでしょうか。
そこに向かって、その手段としてせどりをしているということを忘れないようにしたいですね。
まとめ
まとめです。
・毎月決まった商品を繰り返し販売するので新規リサーチはほぼしない
・納品代行を使えばさらに効率化することが出来る
・リサーチもツールに任せれば新規商品リサーチも対応出来る
この記事は、店舗せどりやトレンドせどりを批判するものでは決してありません。
月に5万、10万円をプラスしたいというのであれば、そんなせどりでも構わないと思いますが、更に安定的に稼いでいきたい、時間が無い中で稼いでいきたい、ということであれば、工夫すればあなたがほぼ動かなくても、そういうスタイルを構築することが可能です。
あなた自身が何を目的としているのか。
そこがとても重要な部分です。
もし、この記事に書いてあることがあなたにピタリとハマるようでしたら、是非実践してみてください。
それではまた。