どうもです、ちゃんやまです。
せどりには、【狩猟型】と【農耕型】があると、勝手に考えています。
Amazonを販路としたせどりには店舗せどりと電脳せどりに大別され、そこからまた得意のカテゴリに別れますが、大事なことは自分に合ったスタイルで継続することだと思います。
それが出来ないから、あるいは最初の見極めがそもそも間違っているから、続かないし、躓くし、止めてしまうんだと僕は思っています。
あなたの本業はどんな状況か、生活環境は、家族構成は、使える時間はどのくらいあるのか、使える資金はどのくらいあるのか、あなた自身の状況により出来るせどりスタイルは違ってきます。
色々な発信者が「これは稼げる!」とか「これをやれば確実に儲かる!」とか色々なことを発信していますが、そんなことよりも大事なのは、あなたの状況です。
本業が忙しい人が、子育てが忙しい人が、時間のかかる店舗せどりや、清掃など1商品1商品のコンディションチェックや動作確認などに時間を取られる中古系のせどりに、何も考えずに取り組むのは非現実的です(時間のかからない中古せどりスタイルもあります)。
今のあなたがどんな状況なのか、今後、どんなせどりスタイルを選択すべきか、本記事がそんなことを考えるきっかけとなれば幸いです。
狩猟型か農耕型か自分のせどりスタイルを考える
まず狩猟型と農耕型について、それぞれどんなものなのか解説します。
狩猟型のせどり
店舗せどりはもちろん、ネットショップのセール品、アウトレット品や廃盤品、トレンド品などを狙ったせどりを、総じて【狩猟型】と勝手に呼んでいます。
特徴としては、1回仕入れたら、同じ商品は店から無くなっちゃうので、別の店舗に回収に回ったり、あるいは新たな商品を探さなきゃならない。
つまりは、ずーっと狩猟を続けないと、やっていけないんです。
下手すりゃボウズ(何も仕入れ出来ない)の日だってあるかもしれません。
それに、思いきり重労働なんですよね
商品を車に大量に詰め込んで帰宅した経験ありますが、それらの商品を自宅に運び込んで、中古なら検品・清掃、コンディションを伝えるために写真の撮影といった時間のかかる作業が多いのが特徴。
セット本なら検品・清掃・セット組。副業の方なら発狂しそうな作業が待ってます。
また大きく稼ごうと思ったら、車が無いと難しい面もあります。
そういった労働の部分を外注化したり、納品代行を使ったりすれば、解決できることもあるかと思いますが、毎度毎度リサーチをしなきゃならない、というこれまた難儀な作業もあったりするわけです。
しかしメリットもあります。
それは利益率の高さです。
新品ならプレ値商品の回収だったり、セール品で安くなってるものがAmazonでは高値になっていたり、中古なら仕入れ額が安く、販売額が高いため大きな利益を見込むことが出来ます。
しかし冒頭でも書いた通り、それが出来ればいいですが、本業が忙しい中で、家族との時間を潰したり、寝る時間を削ったりして取り組むとなると、それ相当の覚悟が必要です。
勿論、それほど大きな利益を必要とせず、月に10万程度でいいのであれば中古もいいかもしれませんが、そうでなければ非現実的なものとなります。
農耕型のせどり
それに対して、ちゃんやまが実践しているのは、【農耕型】です。
農耕型せどりでは、プレミア価格の商品や、1点ものの商品を狙うことはしません(たまたま目の前にあったら仕入れちゃいますが)。
基本的に、
『同じモノを何度も繰り返し売る』
ことを前提に仕入れ判断をしています。
例えば、1回で5000円の利益が出る商品だとしても、1回しか仕入れられなければ、それ以上の利益は見込めません。
利益をもっと上げたければ、他の商品を探すか、他店で見つけるしかありません。
逆に、1回で300円の利益しか出ない商品でも、10回、50回、100回と売り続けられれば、
長期に渡って、安定的に大きな利益を生み出すことが出来ます。
そういう商品を10種類、100種類と増やしていったら、あくせく働かなくても、毎月、リピートで売れる商品の在庫を補充するだけの、【単純作業】だけで、ある程度の利益を確保することが可能です。
売り切れそうになったら、同じショップから決まった量を仕入れて、Amazon倉庫に補充。
それをただ繰り返すだけなので、新たな商品を探し回らなくても、ある程度商品リストが出来てしまえば、1日1~3商品程度を見つけるだけで十分ということになります。
これが電脳だけで完結したら、どうなると思いますか?
どえらいヒマになりますよ。笑
もとい、時間が沢山出来ますよね。
とはいえ、デメリットが無いとは言えません。
電脳せどりともなると、仕入れ先が楽天市場だったりYahoo!ショッピングだったり、また楽天お買い物マラソンや日曜日など、仕入れ先と仕入れ時期が重なることで、出品者が急増し価格競争に巻き込まれることも多々あります(店舗の全国一斉セールと同じようなもの)。
そのため、仕入れや販売の戦略だったり、他の人と違う考え方を模索していくなど工夫をしないと、結局薄利でお金が全然増えないということもあったりします。
ですが、それはあくまで仕入方や売り方の問題で、工夫をすればクリア出来る問題でもあります。
そこは自分自身で経験を積んでやっていかなければなりませんが、それを言えば店舗せどりも中古せどりも同じで、どのジャンルであっても同様に言えることです。
大事なことは、どのジャンルでも稼いでる人がいる、ということ。
あなた自身がそこに到達すればよいので、まず大前提としてあなた自身がやれるせどりは何か、現状をよく棚卸して考えることが大切です。
せどりが目的ではない
せどりを始めたのは、なんのためだったか。ここを忘れてしまう方が結構多いですね。
自由な時間を得るため、家族旅行をしたい、家族とちょっとお高い焼き肉店に行きたい、借金返済のため、、、。
人それぞれ事情はあると思いますが、それらを達成するため、解決するための手段としてせどりの道に入ってきたはずです。
それなら、せどり自体が重労働になって、家族とすれ違ったり、寝る時間を削ったりするのって、本末転倒なんですよね。
勿論、副業というのはなかなか楽なものではありません。
本業をやりながら、子育てをしながらになるので、必然的に忙しくはなります。
最初のうちは覚えることも多いし、多少犠牲にしなければならないことも出てきますが、実際に稼ぎ始めても、これまでと同じように重労働が続くのは、本来の目的から離れてしまうこと。
ある程度波にのってきたら、自分の手から労働を切り離して、家族との時間やストレスのない生活を目指すべきだと僕は思います。
専業の方は仕方ないですが(それで食ってるので)、副業の方は副業らしく片手間で出来るようになるべきだと思うところです。
農耕型リピートせどりで時間を作る
僕のせどりスタイルは、
- 月に2~3度の仕入れと
- 月に2~3度の納品で
- 安定的に収益をあげる
こんな感じでやっています。
決まった商品を毎月、季節毎に繰り返し仕入れて、販売しているだけなので、可能なんです。
さらに、仕入れ商品の8割ほどを納品代行に直送してますので、自分でやるのは店舗型の問屋で仕入れた商品の納品だけになってます。
問屋に行くのも月に2~3度で、基本的に発注した商品を取りに行くだけなので、新規リサーチもあまりないですし、殆ど何も考えずに作業してます。
また、商品ラベルはAmazonに代行してもらうスタイルでやってますので、作業としては納品プランの作成と箱詰め作業程度。
準備が整ったらヤマトに集荷をお願いして納品して終わり。
これが月に2~3度なら楽ちんでしょう。
それで出来た時間で、日課のウォーキングに行ったり、問屋さんに遊びに行ったり(物色)、メルマガ書いたり、ブログ書いたり、LINE@を配信したり、仲間と飲んだり、嫁さんと食事に行ったりしています。
なにしろ、精神的に楽でいいですね。
どうせせどり(物販)やるなら、楽しい結果がついてこないと、全然面白くないですからね。
右も左も分からないうちは大変なことも多いですが、ゆくゆくは楽しくやれるようにもっていくのが理想形です。
ストレスフリーこそゴールだと僕は思いますし、きっとみんなそうだと思います。
小型・軽量商品プログラムは初心者にもオススメ
せどりをする目的も色々ありますが、それによって稼ぎたい額も当然変わってきます。
もし、あなたが初心者で月収5万~10万円程度を安定的に稼ぎたいのなら、断然小型・軽量商品せどりがオススメですよ。
小型・軽量商品プログラムは比較的ライバルが少ない、おいしい市場です。
ひとつひとつの利益額は小さくなりますが、まとまって高スピードで売れることが非常に魅力なのと、そもそも売れる商品しか扱えないという最大の魅力もあります。
1商品に対する1ヵ月の利益は3000~5000円程度ではありますが、そういった商品を何十種類も蓄積することで、安定的な収益が見込めます。
先ほども書きましたが、決まった商品が蓄積されたら、あとは毎月繰り返し仕入れて、販売するだけ。商品ラベルはAmazonにお任せなので、届いた商品は輸送箱にザザーっと流し込むだけです。
せどりに追われる忙しい毎日とは真逆の世界を目指していきましょう。
ラベル貼りをAmazonに任せる
先ほどからAmazonにラベル貼りを任せることを書いてきましたが、納品代行を使うにはまだ早いと思ってる方は、せめてAmazonラベル貼り代行サービスを使ってみてください。
ラベル貼り代行サービスを使うには条件がありますが、それさえクリアすれば、納品という重労働がかなり軽減されますので、是非検討してみてください。
Amazonのラベル貼り代行サービスに関しては、セラーセントラルに詳細が出ておりますので、こちらを参考にしてください。
※要ログイン
まとめ
本記事のまとめです。
- せどりには狩猟型と農耕型がある
- 狩猟型はそれなりに労働が伴うので場合によっては副業には不向き
- 本当に時間を自由に使いたいなら農耕型がオススメ
- 小型・軽量商品プログラムは初心者にもオススメ
- せどりをした先にどうなりたいのかイメージすること
一言で「せどり」といっても、様々なスタイルがあります。
大事なことは、今の生活や仕事、家族など自分を取り巻く環境の中で何が出来るのかをしっかり考えることです。
稼げるからという理由が先行してしまうと、結果的に時間的自由を奪われ、結果稼げたとしても、ストレスが増えて病気になってしまうかもしれません。
それでは本末転倒です。
自分自身の時間の使い方の棚卸をして、そして稼いだ先に何をしたいのかもしっかりイメージして、自分に合ったスタイルを見つけてください。