【Amazon】メーカーのバーコードを使用したバーチャル追跡対象在庫を使用して商品を登録するのは危険です

Amazonのバーチャル追跡対象在庫って通知が来たんだけど、そもそもどんなサービス・機能なの?利用することでどんなメリットがあるの?利用することで危険なことはない?

本記事では、こういった疑問に答えます。

 

どうもです、ちゃんやまです。

5月19日(2021年)に「バーチャル追跡対象在庫(商品ラベル不要)がFBA小型軽量商品プログラムに登録可能になりました」と題するメールがAmazonから届きました。

小型軽量商品プログラムに登録可能ってありますが、そもそもバーチャル追跡ってなに?と疑問に思った方も多いと思いますが、実は納品プラン作成時にちょいちょい出現していたのを目にしているはずの機能だったりします。

本記事では、Amazonのバーチャル追跡機能についての解説と、実は利用することは危険な理由を解説します。

本記事が、バーチャル追跡機能の利用についての検討材料になれば幸いです。

 

Amazonのバーチャル追跡対象在庫を使用して商品を登録するのは危険です

ここからは、バーチャル追跡対象在庫とはそもそもなにか、利用した場合のメリット、利用することの危険性について解説していきます。

よく知らずにこの機能を利用するといかに危険か、しっかり読んで、そのうえで判断してください。

 

バーチャル追跡対象在庫とは

AmazonのFBA倉庫に商品を納品する際に、まずは商品登録を行いますが、商品を登録する際に、Amazonのラベルを使用するかメーカーのラベルを使用するか、選択する箇所があるのをご存じでしょうか。

この画面で、Amazonのラベルを選択した場合は、いわゆるASINコードが適用され、セラーはAmazonに商品を納品する際に、ASINコードが印字された商品ラベルを貼る必要があります。

しかし、ここでメーカーのラベルを選択した場合は、その必要がなくなります。

メーカーのラベルとは、いわゆるJANコードのことで、元より商品に印字されているものです。

こちらの選択した場合は、同じ商品を同じように納品した他セラーの納品物と同一とみなされ、いわゆる混合在庫として取り扱われます。

どういうことかというと、例えばあなたがメーカーのラベルを選択して商品をFBA倉庫に納品します。

その納品先が小田原だったとします。

Amazon利用者があなたから商品を購入したが、利用者の住所が大阪で、たまたま同じ商品が大阪の倉庫にあった場合、その商品が同じようにメーカーのラベルを使用して納品されたものなら、そちらが利用者の元に発送されるということです。

つまり、同じメーカーのバーコードを使用する他の出品者と同一の在庫として扱われるということです。

 

バーチャル追跡対象在庫のメリット

では、バーチャル追跡対象在庫を使うメリットはなにか。

そのメリットは大きく3つあります。

 

メリット①:購入者のメリット

購入者にとっては、住まいの最寄りのFBA倉庫から商品が発送されるので、よりスピーディに商品が手元に届くことになるため、メリットしかありません。

購入者目線でいえば、内部事情は分からないものの、より早く手元に届くので、全ての商品がバーチャル追跡対象在庫であった方がよいとも言えそうです。

 

メリット②:Amazonのメリット

また、Amazon本体にとっても、より効率的に商品を発送することが出来るため、物流や社内システムの面から見てもメリットしかありません。

 

メリット③:販売者のメリット

さて肝心の販売者にとってのメリットですが、実は殆どメリットがありません。

このサービス・機能は、購入者とAmazonにメリットが大きく、販売者にとっては特に恩恵があるわけではありませんが、あるとすれば2つ考えられます。

ひとつは、Amazonの商品ラベルを貼りつける手間が省ける点。

ふたつめは、商品がより早く届くので、高評価を得られやすいかもしれない点です。

しかし、その程度のメリットしかありません。

 

バーチャル追跡対象に出来ない商品

バーチャル追跡在庫の機能を利用出来るのは全ての商品ではありません。

以下の商品に関しては、バーチャル追跡在庫の対象外となります。

対象外商品
  • DVD
  • PCソフトカテゴリー
  • TVゲーム(デバイスおよびコントローラーを除く)
  • パソコン・周辺機器のメモリ商品
  • おもちゃ & ゲーム
  • ベビー&マタニティ
  • 腕時計
  • ジュエリー
  • 服&ファッション小物
  • シューズ&バッグ
  • ビューティ
  • 食品&飲料
  • ドラッグストア
  • ペット用品
  • エレクトロニクスの一部
  • カメラの一部
  • 医療機器
  • 並行輸入品の一部

※より詳しくはコチラを参照のこと。

 

実は対象外のカテゴリが多いのですが、上記以外で取り扱ってそうなカテゴリというと、以下のものが挙げられそうです。

  • カー&バイク
  • ホーム&キッチン
  • DIY・工具
  • 大型家電
  • スポーツ&アウトドア
  • 楽器
  • 文房具・オフィス用品

 

また、取扱可能なのは新品のみで、新品以外のコンディションは利用は出来ません

対象外が多いものの、取り扱ってそうなカテゴリも結構ありますよね。

 

バーチャル追跡対象在庫機能利用が危険な理由

ここから本題に入ります。

ここまで、バーチャル追跡対象在庫の機能についてや、メリット、対象とならないカテゴリなどについて解説してきましたが、なぜ利用が危険なのか、解説していきます。

 

危険な理由①:偽物や開封済未使用品が発送される可能性がある

これはとても危険なのですが、混合在庫の特徴として、自分が直接納品した商品じゃないのに、別の倉庫から同じ商品が発送されるため、その商品が万が一偽物や開封済みの未使用品であっても、自分が販売した商品として取り扱われてしまうということです。

このことで、購入者から偽物扱いされて真贋調査が入った場合、その調査に対応するのは、実際に偽物等を納品したセラーではなく、販売したセラーということになってしまうため、かなり理不尽な機能と言えます。

自分で仕入れた商品が偽物だったり、開封済みの未使用品だったり、不良品であればある程度納得することが出来ますが、他人が仕入れたものの責任を負わされるなんて最悪ですよね。

なぜ他人のせいで、自分が改善計画書を書かなければならないのか意味が分かりません。

 

危険な理由②:悪い評価を受けても自責になる

理由①に記載されている通り、もし偽物や開封済みの未使用品が発送されて、購入者から真贋調査が入れば、販売者が対応することになりますが、その後購入者から評価1などの悪い評価を付けられてしまった場合、これも自責になってしまいます。

その際、1度評価削除を依頼することが出来ますが、AmazonのAIに却下されてしまった場合には、もう消すことは出来ませんし、テクニカルサポートに相談をしても、そもそも問い合わせ窓口のない担当部署が担当してるため、相談に乗れないケースが殆どです。

そんな理不尽な!

と思うかもしれませんが、これがAmazonのシステムということです。

 

危険な理由③:危険な理由を承知で利用しなければならないこと

上記で挙げたふたつの危険な理由を承知したうえで、我々セラーはバーチャル追跡対象在庫機能を使用しないといけません。

しかし、購入者やAmazonにばかりメリットが大きく、販売者に対しては非常に酷で手厳しいこの機能を利用するメリットは何もないですよね。

Amazonの商品ラベルを貼らずに済むメリットなら、新品であれば、Amazonのラベル貼り代行サービスを使えばいいですし、わざわざ自らを危険な状況に置く必要は全くないと僕は思います。

 

唯一、利用してメリットのある方法

ここまで読むと、バーチャル追跡対象在庫の機能の利用メリットはほぼ無いと感じると思います。

しかしひとつだけ、利用価値がある方法があります。

それは、取扱商品が以下の条件に当てはまっていることが必要になります。

 

  • 自分だけが販売しているオリジナル商品、OEM商品、独占販売権のある商品
  • JANコードがある
  • 新品である

 

以上の条件に当てはまっているのであれば利用価値はあります。

理由は、いちいちAmazonの商品ラベルを貼らなくてもいいうえに、納品した全国の倉庫から、商品が発送されるので、高い評価も受けやすくなるかもしれないからです。

そういった商品の取り扱いがある方なら、利用価値はあるかもしれませんね。

OEM商品や独占販売商品、オリジナル商品を販売している人は、他人の在庫と混合になることは絶対にありませんので、利用可能な場合は利用してみてもいいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Amazonが提案してくる機能やサービスは、一見便利そうなものがありますが、よくよく調べてみると、とても恐ろしいものであることもしばしばあります。

Amazonから機能やサービスの新提案が来ても、すぐに飛びつくのではなく、しっかりと調べてから利用したほうがよさそうです。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

また、バーチャル追跡対象在庫の機能については、以下のページをご参考ください。

メーカーのバーコードを使用したバーチャル追跡

※ログインが必要です。

 

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