こういったお悩みにお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
Amazonで自己発送で商品を販売している方も多いかと思いますが、思わぬ注意点があることをご存知でしょうか。
それは、出荷予定日より早く出荷してしまった場合の大きなデメリットのことです。
購入者に1日でも早く発送することのどこが悪いの?
そんな風に思う方もいると思いますが、実は大きなデメリットがそこには存在します。
これを知らずに、早めに大量に発送してしまったりすると、後で大きな後悔をすることもあるのです。
そんなことにならないためにも、Amazonの自己発送(自社発送)に関する知識はしっかりと持っておきましょう。
また、クリックポストに関しては、ほかにも気をつけるべき点があります。
本記事では、Amazonの自己発送で出荷予定日より早く出荷することのデメリットと、クリックポストに関する注意点を解説します。
Amazon自己発送の出荷予定日より早く出荷することで生じるデメリット
ここからは、Amazon自己発送で出荷予定日より早く出荷することで起こり得る大きなデメリットと、クリックポスト使用時の注意点について解説します。
案外知られていないこともありますので、自己発送をやっている方はぜひ知っておいてくださいね。
出荷予定日より早く出荷することのデメリット
自己発送の商品が売れると、注文管理のページのカスタマーオプションの項目に、以下のように出荷予定日とお届け予定日が表示されますよね。
この出荷予定日よりも早く商品を発送した場合に、いったいどんなメリットがあるのか。
それは、購入者からのキャンセル依頼があった場合に起きます。
購入者は、出荷予定日前であれば、普通に注文をキャンセルできますので、もし出荷予定日前に商品を発送してしまったら、購入者に対して受け取り拒否や返品をお願いしないといけなくなる場合が出てきます。
返品ということになれば、着払いで送ってもらうことになりますし、なによりお客様に大きな面倒をかけてしまうことになります。
注文キャンセルなので悪い評価はつきませんが、やり取りの中でクレームになる可能性は高いです。
また、出品者側とすると、配送料や返品時の着払い料など無駄なお金が発生したり、お客様とのやり取りや着払い発送などで時間的なロス、つまり販売機会の損失が生じるという大きなデメリットもあります。
それを避けるためにも、出荷予定日以内に商品を発送するのがベストということになります。
また、出荷発送日前に商品を箱詰めし、配送ラベルを印刷して事前準備万端にしても、キャンセルされればそれも無駄打ちに終わります。
出荷準備もまた当日にやるのがベストです。
万が一発送してしまった場合の対処法ですが、購入者の手元に商品が届いていないタイミング、または購入者の住む街の郵便局や宅配センターに荷物がとどまっているタイミングであれば、商品を返送することもできますので、以下の記事を参考に、商品の状況を確認してみてください。
クリックポストで注意すべき点
先ほどは、クリックポストの注意点として、出荷予定日前に配送ラベルを印刷すると料金が発生してしまうことを挙げましたが、実はもうひとつ重要な注意点があります。
それは、配送業者が集荷してから4時間以内に集荷通知を送信すること、というAmazonのルールです。
Amazonの出荷通知に関する規約には以下のように記載があります。
出荷通知: 出荷通知は、配送会社が集荷してから4時間以内*にAmazonに送信してください。集荷後、4時間以上経過してから出荷通知が送信されると、Amazonと配送会社間のシステムが正常に同期されず、荷物を追跡できなくなります。出荷通知を指定時間内に送信することは、顧客満足度を向上させるうえで重要です。出荷通知を送信した後に出荷情報を修正または更新する必要がある場合は、システムが更新情報を取得できるように、最初の入力から5分以上待ってから更新してください。
*ポスト投函する場合は、集荷時刻から4時間以内に出荷通知をAmazonに送信してください。引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G200197960
宅配業者の集荷後は勿論ですが、注意すべきはクリックポストをポスト投函した際です。
規約では、集荷時刻から4時間以内に出荷通知を送信してください、とあります。
ですので、たとえば副業の方が、会社に行くついでに商品をポストに投函した場合にこんなことが起きうるのではないでしょうか。
それは、発送通知のし忘れ、です。
朝ポストに投函して、仕事をしていたら発送通知を忘れてしまうことは十分にあり得ることですし、会社ならイレギュラーなことで発送通知ができないこともよくあることだと思います。
もしその状態で、集荷時刻から4時間が経過しても出荷通知が送信されなかったらどうなるのか。
そうなったことが度重なった場合、自己発送の資格が停止される可能性があります。
あなたがもし自己発送を多めに扱っていたとしたら、大打撃ですよね。
ですので、郵便ポストの集荷時刻をスマホで撮影するなどしてしっかり把握し、集荷時刻から4時間以内の発送通知を忘れずに行うことを必ず実行するようにしましょう。
時刻確認が困難な方は、郵便ポストの集荷時間はポストの写真を撮らなくてもポストマップというウェブサイトおよびアプリを利用すると簡単に調べることができます。
>ポストマップ<
まとめ
いかがでしたでしょうか。
出荷予定日前の商品の発送も、配送業者が集荷後4時間以内の出荷通知送信ルールも、案外大きなデメリットに繋がることがお分かりいただけたかと思います。
とても細かいことですが、大切なことですので、しっかり守っていきましょう。