【古物商】 せどりでフリマアプリやヤフオクから仕入れると逮捕される?

法律

3月31日

↑これが何の日か分かりますか?

中古を扱ってる方なら分かると思いますが、古物商における「主たる営業所の届出」の期限です。

この「主たる営業所の届出」をしないと、古物商を持っていたとしても無効となり、4月1日からは無許可営業として処罰の対象となります。

まだ申請をしていない方は急ぎ管轄の警察署へ行って主たる営業所の届出をしましょう。

さて、今回の記事のメインはそのことではなく、せどりでフリマアプリやヤフオクから仕入れるのは、古物商的にOKなのかどうか?ということです。

実は、古物営業法に改正があり、その点について非常に厳しくなっています。

最悪の場合逮捕されることもありますので、しっかりチェックしてくださいね。

 

非対面取引における本人確認方法の追加

今回キモとなるのがこちらの項目です。

古物営業法の「非対面取引における本人確認方法の追加」は平成30年10月24日に施行された追加項目ですが、これにより、

古物商が非対面取引、つまりインターネットやFAX、電話受付など、相手と対面しないで古物の買取を行う場合は、相手の身分確認をすることが義務化されました。

せどり的に言えば、メルカリやラクマといったフリマサイトやヤフオクで商品を仕入れる際に、仕入先である相手の氏名や年齢、住所を確認することが義務付けられたということです。

古物商がこれを怠ると違反となり処罰されることになります(逮捕されることもあり)。

 

1万円未満の商品でも確認義務あり

古物商のガイドラインでは、CD・DVD、書籍、ゲームソフト、バイク以外の商品については、買取先(仕入先)の身分確認は不要とされていますが、非対面取引についてはどのような商品であっても身分確認の義務が発生します。

また相手が法人であっても、担当者の住所、氏名、年齢、職業の確認義務があるため、例えばヤフオクの業者系からの仕入れであったとしても、それを怠ればアウトということになります。

つまり、そもそもメルカリやヤフオクから中古品だろうが未使用品だろうが、仕入れるためには身分確認が必須で、怠ればアウトということですね。

 

相手の身分の確認方法

じゃあ、古物商としてちゃんと身分確認が出来ればOKでしょということになりますが、具体的な確認方法は以下に記載があります。

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/tetsuzuki/kobutsu/kaisetsu/hitaimen.html

(※警視庁より)

全部で15種類の方法がありますが、あなたにも出来そうな方法はありますか?

正直、どれも厳しいというのが僕の感想です。

というより、メルカリやヤフオクで相手の身分確認をすること自体が困難ですよね。

特に匿名性が高いメルカリはほぼ無理と言っていいでしょうし、相手からすれば「なんなの?」って話です。

 

メルカリ・ヤフオクの新品せどりはアウト?

そうなると、必ず出てくるのが

「メルカリやヤフオクで新品を仕入れるのもアウトなの?」

という疑問ですね。

結論から言いますと、アウトです。

そもそも、メルカリやヤフオクに「未使用品」として出品されているものは、厳密には新品ではありません

古物営業法的には一度人の手に渡った商品は、新品ではなく古物の扱いとなり、未使用の中古品ということになります。

つまり、メルカリやヤフオクで未使用品を仕入れてAmazonで新品として売ること自体アウトな行為になるし、そもそも古物商認可証を持ってないこと自体アウトということになります。

万が一、あなたが仕入れた未使用品が万引品や盗難品だった場合、警察の調査の段階であなたが古物商認可証を持ってなかったり、あるいは持っていたとしても身分確認を怠っていることが分かった場合、処罰の対象となり最悪逮捕されることもあります。

いまだに、メルカリやヤフオクの新品せどりを推奨している方がいますが、法律的に見れば完全に黒ですので、オススメ出来ません。

 

身分確認を怠った実際の逮捕例

 

管轄の古物担当者によって見解が違う

これはよくある話で、僕自身が古物商を取得した2019年の夏に、中古系のせどらーさんに聞いたことです。

どういうことかというと、メルカリは未成年者、ヤフオクは20歳未満の出品を認めておらず、出品する場合には保護者の同意が必要になるため、それをもって年齢確認とみなすよ、という話です。

管轄の古物担当者によっては、「それで大丈夫だよ」という人もいるようで、それを信じた中古系せどらがー、メルカリやヤフオクから仕入れるのはOKとしているわけですね。

しかし、これには抜けていることがありまして、「何もなければ」という話なんです。

仮に、万引品や盗難品がメルカリやヤフオクに出品されていて、あなたがそれを仕入れて販売した場合、警察来ますよね。

そうなった時に、「大丈夫と言われた」は通用しません。

そもそも古物営業法で義務付けられていることを怠ってることには違いないので、反論すら許されないでしょう。

また、「非対面取引における確認の方法」にも記載がある通り、「なりすまし」ではないか確認する必要があります。

例えば、ヤフオクで17歳の高校生が親のアカウントを使って販売した場合、法律に従ってしっかり確認をしていれば見破ることも出来るかもしれませんが、もし怠った場合、何かが起きた時に言い訳ききませんよね。

いくら古物担当の警察官が「OK」と言っても、解釈次第ですから、だったら最初から黒だと思うべきだと僕は考えます。

 

そもそもやらない

昔はメルカリやヤフオクで未使用品や中古品を仕入れてAmazonに売るということが当たり前でしたが、法律改正により、身分確認をしない場合は違法行為となりました。

しかし、そもそもメルカリやヤフオクでの身分確認は困難

ならば、今後はもうやらない

これがベストだと僕は思います。

勿論、身分確認がちゃんと出来るのなら(仕入れ台帳に記載義務も)問題ありませんが、出来ないならやるべきではないです。

そういった事実を無視して、メルカリ、ヤフオク仕入れを勧めてくる人がいたら、逆に聞いてみてください。

どう対応しているのか。

まともに答えられないのなら怪しいですよ。

最悪、逮捕にも繋がるメルカリ、ヤフオク仕入れ。

危ない橋は渡るべからずです。

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