こういった疑問に答えます。
どうもです、ちゃんやまです。
何から始めるべきか?せどり初心者なら誰もが考えることかと思います。
多くのブログ記事では、何から始めるだとか、何から仕入れるのがいいのかとか、最速で結果を出す方法だとか、聞こえのいいことが書いてありますが、実際にそのようにうまくいくものなのでしょうか?
そういう見えない部分が怖くてなかなか前に進めない方も多いのではないかと思っています。
事実、Amazonを販路としたせどりは、近年非常に厳しい現実が待ち構えています。
なので、とにかく行動しようが、リサーチから始めようが、Amazonを販路としたせどりを始める場合には「非常に厳しい現実」を知っておく必要があります。
それを知らないから失敗する。
Amazonを販路としたせどりを始めるにあたって、いかに開店準備をしようとも、いかにリサーチツールを導入しようとも、いかに仕入れ先を知ろうとも、その現実を知らなければ、すぐに痛い目を見るのが現在のAmazonの状況です。
本記事では、Amazonを販路としたせどりを始めるにあたってどう進めていくべきなのか、やるならオススメのジャンルは何か、並行して取り組むべきオススメのせどりは何かなど、せどり初心者への注意喚起も含めてお伝えしていきます。
せどり初心者がAmazon転売で待ち受ける5つの現実と突破法
ここからは、何から始めたらいいか分からない初心者がAmazon転売で待ち受ける5つの現実と突破法を開設していきます。
まず始めにお伝えしておきたいのは、せどり初心者向けのブログ記事は沢山ありますが、絶対に信用してはいけないことがいくつかあります。
それは、メルカリやヤフオクなど、どの仕入れ先でもいいですが、未使用品を新品として売ることを推奨したり、あるいは教えたり、メルカリで個人から仕入れた商品をAmazonで売ることを推奨したりするような内容です。
これは普通に違反行為に当たりますので、気を付けてください。
Amazonを販路にせどりを始めたいけど初心者には厳しいって本当?
これからAmazonを販路にせどりを始めたいと思っている方、YouTube動画でおすすめされていたポイントせどりをやってみたいと思っている方、色々いらっしゃるかもしれませんが、そんな方にとって本記事は面白くない内容になるかもしれません。
なぜなら、これからせどりを始める初心者にとっては、現在のAmazonの状況はあまりに厳しいと言わざるを得ないからです。
ですので、多くのブログ記事やYouTube動画で紹介されているような「最速」で結果を出せるほど甘い世界ではないということです。
その理由としては、Amazonという販路が、あらゆる面において初心者(アカウント開設したばかりのセラー)に対して厳しい態度で臨んでくるからです。
その現実を知らずに始めてしまうと痛い目を見ることになりますので、そのいくつかをご紹介します。
現実その1:ブランド規制がとても厳しい
Amazonでどんな商品を販売するにせよ、その商品にはいわゆる「ブランド」というものが存在します。
全てではありませんが、新規開設のアカウントでは多くのブランドにおいて出品規制があります。
出品規制というのは、そのブランドを出品したい場合にはAmazonの許可が必要ということで、メーカーや卸問屋からもらった請求書が必要になります。
つまり、せどりレベルでは入手出来ないものが必要になりますので、販売する商品の幅が実は多少狭くなる(なんでも売れるわけではない)のが現実です。
勿論、出品規制の無い商品も沢山ありますので、そういった商品を販売していけばいいのですが、リサーチをする際に出品規制がかかっているかどうかいちいち調べながら進めていかなければなりませんので、新規開設アカウントにとってはなかなか面倒な作業が待ち受けているということを知っておく必要があります。
実はこれには理由があって、Amazonにおいては偽物の販売が横行していたということが原因だと言われています。
そのため、特に偽物販売が横行しているようなブランドには出品規制が敷かれることになったという流れです(Amazonが発表したわけではありません。あくまでそういった話があったということです。)
ですので、Amazonが新規アカウント開設者に厳しいのは、せどりを嫌っているわけではないということは理解しておきましょう。
現実その2:新規アカウントは真贋調査が入りやすい
真贋調査というのは、あなたが出品した商品が本物かどうかAmazonが行う調査のことで、新規アカウントの場合ですと「ランダムピック」といって、なんの予告も無しに通知が来ることがあります。
特に新規開設アカウントに多く、このことが原因でアカウント停止に追い込まれるセラーも多く発生しています。
勿論、真贋調査を突破することは可能ですが、周りに仲間がいなかったり、そういった情報を調べられなかったりすると、当然目の前が真っ白になって焦りますよね。
なぜ真贋調査に入るのか理由は様々ですが、それについては以下の記事に記載しています。
>真贋調査について<
こちらの記事でも触れている通り、新規アカウントに対してランダムに抜き打ち調査してくるのが最も危険なものです。
Amazonが求める書類をひとつでも提出出来なければアカウント停止(閉鎖)となる可能性がありますので、初心者にとっては相当厳しい現実と言わざるをえません。
請求書や領収書以外に、改善計画書の提出を求められた場合には、ヒントになる文章は本ブログに用意していますので、そちらを参考にしてみてください。
また、真贋調査以外にも、転売を禁止しているメーカーなどから商標権侵害の警告を受けたりするケースもよくありますので、メーカーや卸問屋から直接仕入れないせどりの場合には十分に注意する必要があります。
現実その3:ショッピングカートが取れない
Amazon販売の最大の特徴として、1商品に対してショッピングカートがひとつしか無いことが挙げられます。
例えば、楽天市場やYahoo!ショッピングであれば、1商品に対して複数の商品カタログが乱立している状態で販売されていますが、Amazonでは1商品に対して基本的に1つのカタログしか存在せず、そのカタログにある1つのショッピングカートを複数のセラーで共有している状態になります。
FBAを利用して同じ価格で販売している場合は基本的に平等にショッピングカートが回ってきますが、開設間もない新規アカウントはここでも厳しい現実が待っています。
それは、評価数0の場合に全くショッピングカートが極端に回ってこないか全く回ってこないという現実です。
評価数とは、商品を販売した後に購入者があなたのショップに対して付けてくれる満足度の評価で、これが1つでもないとショッピングカートは回ってこない仕組になっています。
そのため、アカウント開設間もない初期の段階では、商品を売ってお金を儲けることよりもまず評価を貯めることが最優先事項ということになりますが、このことについて触れている方はあまり多くないようです。
特に新品商品の場合はライバルセラーも多く、まず回ってこないと思っていいです。
やり方はいくつかありますが、それは後述いたします。
現実その4:消費期限のある商品の販売規制
食品やサプリメントなど消費期限(賞味期限)のある新品商品を販売したいという方もいるかと思いますが、Amazonにおいてはすぐに販売することは出来ません。
消費期限のある商品を販売するには、要期限管理商品の取扱資格を獲得する必要があります。
資格を獲得するには、せどりでは到底出来ず、正規(メーカーや卸問屋)で仕入れた際にもらえる請求書が必要になってきます。
また時期によって変わってきますが、正規の請求書を提出したのに不合格となる例も多く、この問屋で仕入れてもらえる請求書なら100%合格するよ!みたいな保証は一切出来ない状況だったりします。
要期限管理商品以外にも、局所用商品といって直接肌に触れる外用剤(せっけん、シャンプー、ボディオイル、歯磨き粉など)の販売にも規制がかかっています。
こちらも要期限管理商品同様に、請求書などAmazonが求める書類が必要になるうえ、規制解除出来るかどうかはAmazonの匙加減になりますので、ひとつ高い壁になっています。
>局所用品について<
特にアカウント開設から半年未満の新規アカウントに関してはだいぶ厳しいので、店舗やネットで利益商品を見つけたとしても、その点を踏まえたうえで進めていく必要があります。
現実その5:商売をするうえで知っておくべき法律やAmazonの規約を知る必要がある
これはAmazonに限ったことではありませんが、商品を売るということは商売を行うということですので、当然ながらそれに関わる法律的知識は必要になりますし、プラットフォームを利用するにあたって、様々な規約(ルール)を知る必要があります。
一言にせどりと言っても、物を売ることには変わりませんので、とにかくリサーチして仕入れて売るみたいな単純な話ではないということです。
勿論頭でっかちになって前に進めないのはいけませんが、近年では規約や法律が厳しくなってきていますので、それを前提として販売をしなければなりません。
過去にはコロナ禍で規制されたマスクもそうでしたし(現在は解除されています)、医薬品や医療機器と知らずに販売して逮捕された例もあります。
またAmazonの出品ルールを知らずに違反を繰り返し、アカウント停止に追い込まれることもよくある話ですので、法律や規約の勉強は必須事項です。
法律やAmazonのルールに関しては、以下の記事に簡単にまとめてありますのでご参考ください。
それでもAmazonで売るにはどう進めていったらいい?
それでも副業としてAmazonを販路にせどりをしたい、物を売りたいという場合、どう進めていくべきか。
上記の5つの現実を知ると、思わず尻込みしてしまうかもしれませんが、方法が無いというわけではありません。
しっかりと現実を受け止め、法律やルールを知れば、やっていけないことはないからです。
ようは本気度の高さが重要だということですね。
前述したように、Amazonにおいては新規で開設したばかりのアカウントには厳しい現実が待ち受けています。
ですが、それを突破さえしてしまえば十分に戦っていくことが出来ます。
現在のAmazonにおいて最も重要なことは「アカウントを育てる」ということです。
アカウントを育てるというのは、主に以下の行動になります。
- 評価数を貯める
- 販売歴を長くする
ハッキリと公表はされていませんが、評価数の多いセラーほど信頼度が高く、ショッピングカートも取りやすいし、真贋調査などに入られにくいという傾向があります(勿論100%ではありません)。
また販売歴の長さも重要な要素のひとつです。
アカウント開設から半年~1年は、真贋調査など様々なことが起こり得ますので、最初の1年はある程度我慢して育てていく必要があります。
ではその間、どういった商品を取り扱っていくのがいいのかという問題がありますよね。
僕の個人的な考えですが、規制の少ないカテゴリや中古品から入るというのがよいと思います。
特に初心者のうちは資金が少ないと思いますので、新品よりも中古品がオススメです。
物にもよりますが中古品の方が商標権侵害の警告も来にくいですし、新品と違ってブランド規制も少ないので初期の段階ではおすすめです。
比較的やりやすいカテゴリとしては、中古本やゲーム、リモコンなど、軽くて利益が多く取れるものがいいでしょう。
そうやって資金を作っていって、少しずつ新品を取り扱うのもいいかもしれません。
なぜ中古を勧めるかと言うと、新品の場合は利益額、率とも低い傾向にありますので、資金力が無い状況から始めるには大変だからです。
具体的な数字で言えば、新品の利益率の平均は10~15%ですので、500万円の資金を使ったとして、単純計算ではありますが、ようやく50~75万の利益です。
初心者のうちからいきなりそんな大金を扱うにはリスクが大きいので、仕入れ資金が安く利益率、額とも大きい中古をおすすめするわけです。
勿論、大きな額を狙わなくても手軽に出来る食品や小型軽量商品といったカテゴリも悪くはないです。
ただ食品(要期限管理商品)を扱うには資格の取得が必要ですので、その壁をまず突破する必要がありますので、その覚悟をもってやらないといけません。
このように、初期(初心者)の段階では、なるべく少ない資金で進めていってアカウントを成長させるのがよいかなと思います。
僕個人の考えでは、アカウントを成長させていくには小資金の他にも、リスクが低いせどりがやはりオススメで、中でも小型軽量商品プログラムは特にオススメします。
気になる方はコチラの記事をご覧ください。
やるならオススメのジャンルは?
先ほども触れましたが、初心者のうちは新品よりも利益の大きい中古がおすすめです。
中古本やゲーム、小さな家電(リモコンなど)は仕入れ資金も少なくて済むので、その分リスクも低いです。
また中古品の特徴として、中古のコンディションにより価格が決まるため、必ずしもショッピングカートを取得する必要が無いということが挙げられます。
新品の場合はどうしてもショッピングカートを取らないと売れないという現実がありますが、中古品の場合は購入者がコンディションにより購入を決めますので、あなたの取り扱う商品の状態が良ければ、あるいは状態により価格設定が良ければ選んでもらえる確率は上がります。
コンディション欄への詳細の書き込みや写真撮影などの手間はありますが、その分利益は大きいので、最初の1年は我慢しながら進めていくのが、Amazonで長く続けていくコツです。
半年以上経って、ある程度評価も貯まってきた段階で新品を取り入れても、Amazonの場合は遅くはないですし、その方が近道だと僕は思います。
Amazon以外に販路を持つ
Amazonを販路にアカウントを育てつつ、Amazon以外の販路で並行して販売していく方法もあります。
Amazon以外の販路として、誰でも手軽に始められるのがヤフオクやメルカリになりますが、個人的にはヤフオクがオススメです。
なぜ流行りのメルカリじゃないのかというと、メルカリの場合、価格交渉をしてくるユーザーが多いのと、送料を無料にしないと購入されにくいという現実があるからです。
これはフリーマーケットという性格からくるものだと思いますが、ある程度安くしないと買われないため、あまり儲からないという印象が強いです。
もしメルカリで儲けたいという場合にはアパレルがおすすめジャンルです。
覚えるのが大変なジャンルですが、アパレルとメルカリの相性はとてもよく、利益率、額ともにとてもよいです。
ですが、それ以上に、Amazonと並行してやる販路としてオススメなのがヤフオクです。
ヤフオクの場合は、基本的に送料を購入者が負担するのが当たり前の文化なので、利益が目減りしないという最大のメリットがあります。
特にゲームの販売はとても相性がいいので、並行してヤフオクでゲームを売るというのがオススメです。
ゲームなら物は軽いですし、売れたらクリックポストなどで送ることが出来るので、会社に行くついでにポストインが出来ます。
まずはそういった手軽なところから始めて、資金が貯まってきたら大きくしていくのがベストです。
中古ゲームせどりに関しては、僕がオススメするのはブラウニーさんです。
彼は中古ゲームせどりをかなり長く続けてきた第一人者で、今では中古ゲームの買取店舗まで開業するほどの実力者です。
中古ゲームせどりとは何か?という概要を無料で学ぶことが出来るLINE講座を開設していますので、興味のある方は是非ご登録ください(画像をクリック)。
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講座自体は無料ですが、最後に教材の販売があります。
そちらは興味無ければ無理に購入する必要はありません。ですが、教材を買わなくてもある程度分かるような講座になってますので、安心してご登録ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
近年、副業としてAmazonを販路としたせどりに興味を持たれる方も増えていますが、現実はそんなに甘くないということがよく分かったと思います。
決して「最速で結果」を出せるものではありません。
出せる方法があるとすれば、古いアカウントを購入することくらいだと僕は思います(現実的に購入可能ですがめちゃ高いです)。
そういった甘い言葉にのって、現実を何も教えてくれないコンサルに引っかかったり、高いお金を払う必要は全くありません。
表現は古いですが、Amazonを販路に商売をしていくには、気合と根性が必要です。
なぜなら1年もの期間、じっくりとアカウントを育てる必要があるからです。
しかもその間、真贋調査や商標権侵害の警告を避けながら進めていかなければいけない、少し難易度のあるゲームのような要素も含みます。
しかしAmazonにはFBAという、一度Amazonの倉庫に納品してしまえば販売から発送、顧客フォローまで自動でやってくれる素晴らしいシステムがあります。
組織を作らずに、副業でひとりで大きく稼いでいくには、まさにもってこいのシステムですので、是非Amazonのアカウントをうまく育てて、将来的には新品商品などもどんどん売っていってほしいなと思います。
ちなみに僕のブログでは小型軽量商品に関する教材や、リサーチツールなどを販売していますが、どれも既にAmazonである程度長くやってる方向けです。
初心者でも出来ないことはないですが、相当な気合と根性が必要になりますので、気になる方は一度ご相談ください。
公式LINEに登録してメッセージをいただけたらお答えします。