こういった疑問にお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
AmazonのFBA倉庫内で、納品した商品を紛失したり、破損してしまうことがよくあります。
これまでのやり方は、以下のブラウニーさんの記事に記載があるとおり、データを出してテクサポに連絡することで補てんしてもらえました。
https://dic-web.com/amazonhoten2/ですが、そのやり方が今後変わります。
本記事では、AmazonがFBA倉庫内で紛失、破損した商品の補てんをしてもらう方法の最新情報をお届けします。
AmazonがFBA倉庫内で紛失、破損した商品の補てんをしてもらう方法
結論からお伝えすると、2025年1月10日からは、Amazon倉庫内で商品を紛失されたり、破損されたりして場合、従来のようにテクサポへの依頼をする必要がなくなりました。
Amazonは、紛失または破損が確認された場合、自動で補てんを行います。
販売事業者はセラーセントラルの返金レポートで補てんの状況を確認できるようになります。
というわけで、これまでのような面倒な手続きが不要になったということになりました。
とても簡単になりましたね。
ただし、2025年1月9日までは従来通りの方法で申請するかたちになりますので、ブラウニーさんのブログ記事にある通りのやり方で申請してください。
変更後の申請可能期間
2025年1月10日以降、申請可能期間も変わります。
表現がややこしいですが、あくまで自動で補てんされる期間ということです。
- フルフィルメントセンターでの作業中に紛失・破損した場合:紛失・破損が在庫元帳レポートに表示されてから60日以内
- 購入者返品に対する補てん申請:購入者への返金日または交換日から45~105日以内。購入者による返品とその処理の期間を確保するため、45日より前の申請は不可
- 返送/所有権の放棄に対する補てん申請のうち、販売事業者様の返品先住所に在庫を返送中に紛失した場合:納品プラン作成日から15~75日以内。商品を販売事業者様に返送する時間の確保のため、15日より前の申請は不可。その他の返送/所有権の放棄に対する補てん申請は、商品が販売事業者様に届いてから60日以内
- Amazonの補てん評価額に対する再評価申請:補てんが行われてから60日以内
補てん額の算出方法
2025年3月11日以降、FBA倉庫内で商品が紛失・破損した場合の補てん額の算出方法が変わります。
<注文前>
これまでは推定販売価格で算出していましたが、以後はAmazonが算出した原価を元に算出されます。
原価とは、製造業者、卸売業者、再販業者などから商品を調達するコストで、Amazonはそこから算出する方法に変わります。
ですので、もしかすると納得いかない金額が算出されてしまう可能性もあります。
それを防ぐには、自身で原価を入力する必要があります。
在庫管理画面で商品の編集画面を開き、原価を入力しておけば、それが補てんの金額になります。
<注文後>
従来通り、元の注文時の販売価格を基に補てん額が算出されます。
以上が、2025年1月10日と3月11日に変わる内容になります。
特に補てん額の算出方法は気を付けないといけないなと思いますので、必要であれば原価入力はしておきましょう。