この記事では、こんなお悩みにお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
2020年11月17日にAmazonから来た重要な通知についてお知らせします。
といっても、そんな重要な通知来たっけ?と思う方もいるかもしれませんね。
それだけ地味な内容で、それほど重要とも思える内容に見えないからです。
一見は。
しかし、中身をよく読んでみて、更にテクサポに確認したところ、地味ながらも超重要な変更が今後されることが判明しました。
この変更は多くのセラーが関わる超重要事項ですので、今回はその内容と対策についてまとめてみました。
商品のユニット単価(PPU)の情報の必須項目の決定方法
2020年11月17日10時半ごろでしたが、Amazonから以下のようなタイトルでメールが来ました。
「商品のユニット単価の新しい要件を遵守して
このタイトル時点でメールを開封しなかった人が殆どではないでしょうか。
しかし、以前にも記事に書きましたが、Amazonからくる通知は重要なものが多いので、必ず目を通した方がいいです。
今回もやはりその通りでした。
具体的にどんな内容のものかというと・・・
タイトルにもありますが、商品のユニット単価の情報に関する要件が新しく追加なったということと、日本のAmazonのマーケットプレイスの出品者に対して、指定のデータの入力を求める、という内容です。
ちょっと何言ってるのか分からない、ですよね・・・。
商品のユニット単価とはなにか
まず、商品のユニット単価について知っておきましょう。
Amazonのマニュアルによると、
ユニット単価(PPU)とは、商品のユニットあたりの価格を指します。ユニットの定義は商品によって異なります。たとえば、コーヒー豆400gを800円で販売する場合、商品の測定単位「ユニット」がグラムであるため、商品詳細ページには、2円/gのPPUが表示されます。PPUは、出品者がAmazonに提供した以下の商品情報に基づいて作成されます:商品価格、unit_countに記載された商品の測定値(重量、容量、長さ、面積、個数)、unit_count_typeに記載された商品の測定単位(グラム、ミリリットル、メートル、平方メートル、個、缶、枚、本、袋、食、粒)。
と記載があります。
具体的にどの部分を指すのかというと、以下の画像をご覧ください。
赤枠で囲った部分を見ていただきたいのですが、商品の税込販売価格の後ろにかっこで、数字と単位が記載されていますよね。
¥2,380(¥793/袋)
こちらの商品に関しては、3袋セットなので、1袋あたりの単価がが793円ですよ、という意味です。
そして、単位は正しく「袋」としなければいけません。
別の商品を見てみましょう。
こちらは果汁で、液体商品になりますが、同じく赤枠の部分を見てみましょう。
¥2,980(¥15/ml)税込
と記載がありますね。
こちらは液体商品なので、単位はmlとなっています。
意味は、1ml当たり15円ですよ、ということですね。
このように、Amazonでは商品の状態(液体、袋、粉末など)により、それぞれ単位が決まっており、今回の通知では今後その単位を正しく入力してね、という内容になっています。
指定単位の種類
今回の通知で、Amazonが我々セラーに入力を求める指定の単位は以下の通りです。
・グラム
・メートル
・ミリリットル
・平方メートル
・個
・缶
・枚
・本
・袋
・食
・粒
以上11種類の単位に限定されております。
商品ごとの単位の詳細については、Amazonのマニュアルをご覧ください。
マニュアル:商品のユニット単価の決定方法
ユニット単価の入力はいつから適用される?
さて、商品ごとのユニット単価の入力についてですが、すぐに適用されるわけではありません。
通知によれば
2020年12月2日以降
とあり、この記事の執筆時である11月17日の段階では、unit_count項目と呼ばれる、入力箇所はまだ表示されていません。
12月2日以降に表示されるようになるので、それ以降確認してみましょう。
ユニット単価入力が適用されるカテゴリ
今回の商品ごとのユニット単価の入力については、全てのカテゴリに適用されるわけではないようです。
適用されるカテゴリは以下の4つになります。
・Beauty(ビューティ)
・Grocery(食料品)
・Health and Personal Care(ドラッグストア)
・Pet Supplies(ペット用品)
こちらのカテゴリの商品を取り扱ってる方は、12月2日以降対応が必要になってくる場合がありますので、必ず頭に入れておきましょう。
商品ごとのユニット単価を入力しないとどうなる?
商品ごとのユニット単価を入力しない場合は、特にペナルティがあるわけではないですが、案外重要なことが出来なくなります。
それは、商品の詳細の変更です。
商品ごとのユニット単価が入力されていない商品を、入力せずに、例えばコンディション欄やキーワード、タックスコード入力、セール価格の設定、画像の変更など商品詳細に関する全ての変更が出来なくなります。
これ、地味に痛いですよね。
いや、かなり痛いです。
ですので、該当する商品を取り扱っている場合は、詳細を変更するには入力が必須となってきそうですね。
また、これについてテクサポに確認したのですが、自ら入力しなくても、同じ商品を扱ってる他のセラーが1人でも入力をしてくれれば、同じ商品を扱ってる他のセラーは入力不要になるそうです。
とはいえ、詳細の変更はすぐ行いたいので、結局自分で入力する機会が増えそうですね。。。
商品ごとのユニット単価の入力方法
商品を新規登録する際にJANコードやブランド名などを入力する重要情報で商品ごとのユニット数とユニット数のタイプを入力する必要があります。
ここをしっかり入力しておかないと、商品登録後に他の項目の変更が出来なくなります。
ユニット数には数字を、ユニット数のタイプには単位を入力します。
ユニット数のタイプの空欄をクリックすると、プルダウンメニューが表示されますので、その中かから該当する単位を選択してください。
まとめ
まとめです。
・12月2日以降、ビューティ、食品、ドラッグストア、ペット用品の4つのカテゴリにおいて、商品ごとのユニット単価の入力が必須項目となる。
・入力をしないと、商品の詳細の変更が出来なくなる仕様に変更される。
・入力は自分以外のセラーでもOK。
・入力しなかった場合のペナルティは特に無い。
以上、商品ごとのユニット単価の新しい要件を遵守する内容のメールについての解説でした。
今回のメールについては、タイトルも中身も地味で??な内容でしたが、地味ながらもかなりインパクトの強い変更点となっていました。
このように、Amazonからくる通知は重要なことが非常に多いです。
通知が来たら必ず確認をして、分かりにくかったらテクサポに聞くなどして、しっかり理解しておくようにしましょう。
Amazonというプラットフォームで販売する以上「知りませんでした」は絶対に通用しませんので、必ず目を通すようにしてくださいね。