この記事では、こんなお悩みにお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
電脳リサーチツールというと、ASINやJAN情報を抜き出して、そこから利益商品を探し出すという手順が通常かと思います。
そしてそのASINやJANの情報源となるのが、Amazon出品大学だったりセラーリサーチだったりというのが一般的ですね。
勿論それでも利益商品は見つけられますが、同じことを大勢の人がやればどうしても結果も同じになりがちですので、やはり工夫してリサーチすることが大切になってきます。
そこで本日は、Googlechromeの拡張機能Keepaと電脳リサーチツール「雷神」を使った特殊なリサーチ方法を使って、ライバルの少ない商品を探すコツをお伝えします。
keepaを使ってライバルの少ない商品をリサーチするコツ
それでは、具体的な手順を解説していきます。
以下の手順に従って進めていってください。
手順①:keepaの導入
今回のリサーチ方法には、Googlechromeの拡張機能keepaが必要です。
有料になりますが、このリサーチ方法を実践する場合には導入しておいてください。
keepaは商品の売れ行きを見るだけでなく、商品リサーチにも非常に役に立つ拡張機能です。
使いこなすことで、ライバルに差をつけることも可能ですので、是非導入しておきましょう。
手順②:keepaからASIN情報を抜き出す
では、電脳リサーチツールを使う前に、keepaからASIN情報を抜き出す手順を解説します。
まずkeepaのサイトにアクセスします。
トップページ上部のメニューからDataをクリックし、Product Finderをクリックしてください。
Product Finderをクリックすると、このように英語の羅列のページが開きます。
この英語の羅列がまず人のやる気を削ぐわけですが、ここをしっかりと理解することで、確実にライバルと差がつきますので、順を追って進めていきましょう。
以下より、それぞれの設定方法を解説します。
① カテゴリを選択する
まずリサーチするカテゴリを決めましょう。
ページの中段まで移動してRoot categoryという項目を見つけてください。
All root categoriesの右にある▼をクリックすると、日本語でAmazonのカテゴリが出てきます。
この中からリサーチしたいカテゴリを選択します。
先にカテゴリを決めておくのは、後で入力するランキングに影響があるからです。カテゴリによって、売れるランキングがある程度決まってますので、まずはカテゴリを決めます。
今回は僕が得意とする食品・飲料・お酒にしてみました。カッコ内は2020年11月12日時点での食品・飲料・お酒カテゴリに登録されている商品点数です。
159万件以上登録されていますが、ここからランキングやキーワードで絞っていきます。
カテゴリを選択すると、右側にこのような青い枠が出現します。
登録は150万点以上ありますが、実際にkeepaでリサーチ出来る数は148万件ほどになっています。
② 価格帯とランキングを絞り込む
次に価格帯とランキングを絞り込んでいきましょう。
ページの一番上に戻って、Sales Rank & Typesの中から、まず売れ筋ランキングを見ていきます。
食品カテゴリですので、現在価格を最低(From)900円から最大で(To)5000円にしてみました(5000円は大き過ぎたかもですが)。
更に30日間のランキング(30 days avg.)を5万位までに設定しました。Fromは空欄にして、(To)の部分に50000と入力しましょう。90日以上は空欄で大丈夫です。
件数が9368件に絞り込まれました。
③ Amazonを省く
続いてAmazonが販売するカタログを省いていきます。
Refine your search even more!の下の方にある、Amazon out of stock percentageの数値をいじります。
過去90日間でAmazon販売がいなかった確率を「From」と「To」に入力していきます。
両方とも100にすれば、過去90日間でAmazonが全く販売していない商品をリサーチすることが出来ます。
これで一気に3621件まで絞り込むことが出来ました。
この状態で電脳リサーチツールでリサーチをかけてもいいですが、更に絞り込みをかけるために、次に進んでいきましょう。
④ キーワードを設定する
ここからは、やってもやらなくてもいい絞り込みです。
電脳リサーチツールであれば、③までの手順で3621件を一気にリサーチすることが可能ですので、その中から利益商品を見つけることが出来ます。
その方がかえって見つけやすいとは思いますので、ここからはやりたい人だけ進めてください。
先ほどの、カテゴリ選択のところまで移動しましょう。
Sub categoriesのところに好きなキーワードを入力します。
今回はカレーと入力してみたところ
21件まで絞り込むことが出来ました。
ちなみに、キーワードは複数登録することが出来ます。
⑤ ASINを抜き出す
最後にASINを抜き出しましょう。
絞り込み数が表示されている下にある、FIND PRODUCTSという青いボタンをクリックしてください。
すると、このように絞り込んだ商品の一覧が表示されます。
手順⑤まで進めた段階では21件まで絞り込めたので、この数なら目視でも大丈夫ですが、電脳リサーチツールを使う場合は手順④の3621件の段階でツールを使えば、取りこぼしなくリサーチが出来ます。
商品一覧の上にあるメニューの中かから、Exportをクリックすると、Excel形式かCSV形式でASINを一括でダウンロードすることが出来ます。
ダウンロードしたASINを電脳リサーチツールを使って解析し、利益商品を一気にあぶり出すことが出来ます。
具体的なリサーチに関しては以下の動画を参考にしてみてください(雷神を使った場合)。
こちらの8分過ぎあたりから、ASINを雷神に入力する手順が解説されています。
まとめ
今回は、食品カテゴリのカレーに絞ってリサーチする手順を解説しましたが、keepaでは様々な絞り込みをすることが出来ますので、リサーチする対象により様々な結果を得ることが出来ます。
また、人により絞り込み方法やリサーチカテゴリもそれぞれですので、自分なりにライバルが見つけにくいカテゴリや、細かいキーワードなどを考えてリサーチしてみてください。
また、このようなリサーチをする人もなかなかいませんので(keepaが有料であることや、英語が分からないという単純な壁により)、このリサーチ法を取り入れることで、ライバルが見ていない商品を見つけることも可能になります。
是非チャレンジしてみてください。
僕が普段使っている電脳リサーチツール「雷神」について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。