こういったお悩みにお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
AmazonUSにおいて、サードパーティによる複数個セットやアソートセットのカタログが不可になるという新ルールが、2024年10月14日からスタートしているようです。
そういったカタログ作成権限はメーカーにのみ限定されるということで、さらには過去に作成されたカタログについても対象となるようです。
今はアメリカだけですが、これがもし日本に上陸するようなことになれば、大混乱の未来が見えますよね。
果たして同じようなことが日本でも起こりうるのか。
本記事では、もしAmazonで独自カタログが作成できなくなるのか、もしなったらどうするのかを解説します。
【Amazon】独自カタログ作成ができなくなったら
元となったXのポストはこちらになります。
【悲報】10/14〜、3Pセラーによる組み合わせカタログの作成が不可に。作成権限はメーカーのみに限定
現在対象商品を取り扱っている場合、Amazon非公認のものとみなされ、アカウントヘルスに「bundling policy violation」として掲載。恐らく11月後半以降くらいに、猶予期間30日の通知が来るもよう https://t.co/OHbtlIeiq3
— ウン⚫︎ス (@sellerfromjapan) October 15, 2024
実際にAmazonUSではサードパーティによる複数個セットやアソートセットカタログの作成を禁止していて、メーカーにのみその権限を限定しているようです。
アメリカで起こったことは日本でも起こる、ということが言われていますが、ではアマゾンジャパンでも同じことが起きるのかどうか。
気になりますよね。
結論を先に言いますが、僕は起きないと思います。
適当に言っているわけではなく、根拠があります。
日本では新規カタログ作成を奨励している
アマゾンジャパンにおいて、サードパーティによる複数個セットやアソートセットの作成が禁止されないであろう理由は、新規カタログ作成を奨励しているからです。
こちらの記事にも書きましたが、AmazonではFBA新商品特典プログラムというのがあって、独自ブランドの新商品カタログを作成することで、売上の5%をキックバックするというキャンペーンを展開中です。
また、定期更新時に、それをノーブランド品カタログにも対象を広げていますので、禁止するどころか、むしろ奨励している状況なので、AmazonUSのような状況になるとは考えにくいです。
もし禁止してしまえば、アマゾンジャパンとしてはかなりの額になるであろう手数料収入をみすみす手放すことにもなりますので、それも考えにくいですよね。
小型軽量商品プログラムは廃止になった
しかし、AmazonUSで先駆けて廃止になった小型軽量商品プログラムは、その後2024年6月に日本でも廃止になったから、やはり不安だという人もいるかもしれません。
たしかに廃止にはなったのですが、新たに小型サイズ、標準1というかたちになって、事実上復活しています。
>低価格商品の販売手数料引き下げで小型商品にビッグチャンス到来<
ですので、カタログ作成禁止となる根拠としては若干弱いかなと思います。
訴訟大国アメリカ
これは、神さんのせど研らじおでも言ってたことですが、アメリカと日本では状況や文化が大きく違います。
アメリカはまさに訴訟社会で、え?そんなことまで?というくらいに世界一じゃないかと思える訴訟大国です。
今回のサードパーティによる複数個セットやアソートセットのカタログ作成禁止についても、勝手にカタログを作成されて、購入した人からメーカーが訴えられても責任取れませんよって話じゃないかと推察します。
その代わり、メーカーが作成したカタログであれば相乗りして売ってもいいよ、みたいな。
あるいは、勝手にカタログ作成して勝手に価格競争してブランドイメージを損ねるな!とか。
はっきりした理由は分かりませんが、そういったアメリカの社会や文化が深く関わっているような気がします。
もしカタログ作成禁止になったら
可能性は低いとは思いますが、それでももし複数個カタログやアソートセットのカタログ作成が禁止になってしまったらどうするか。
話は簡単で、元の相乗り出品に戻るだけのことです。
誰よりも圧倒的にリサーチをしたり、上流仕入れを取り入れたりしてやっていくだけだと思います。
そして大切なことは、独自カタログだけに頼らないこと。
未来のことは誰にも分かりませんが、なにかひとつのことに頼り切っていると、もしそれが駄目になった時のダメージが大き過ぎます。
なので、独自カタログもやりながら、通常の相乗り出品もして、上流仕入れもやってみてという風にバランスよく取り入れていくというのが個人的にはおすすめです。
そして、宣伝にはなりますが、圧倒的にリサーチをするなら、僕が使っているツール「雷神」がオススメです。
僕のリサーチスタイルをまとめた記事も参考にしてみてください。
まとめますと、AmazonUSにおけるサードパーティによる複数個セットやアソートセットの禁止は日本には上陸しないと推察します。
ですが、普段からせどり、上流仕入れ、独自カタログ作成とバランスよく取り組むことで、万が一に備えておくことは重要です。
ひとつにこだわり過ぎずにバランスよくやっていきましょう。