どうもです、ちゃんやまです。
今も昔もそうですが、特にSNSでは様々な情報が入り交ざってますよね。
それはせどり情報発信界隈も同じで、本当だと信じてたら実は違ったりとか、なかなか難しいなと感じる人もいると思います。
僕自身、毎日のように情報のシャワーを浴び続けていますが、気を付けてることが実はあります。
それを実行することで、その発信が嘘なのか本当なのか、あるいは想像なのか、元からアホな人なのかなどが分かるようになります。
割と簡単なことなんですが、やらない人が多いんですよね。
そしてそれは、せどり情報発信界隈に限らず、どの業界に共通して言えることでもあります。
本記事では、そんな情報を発信する情報発信者の発信内容が嘘か本当か見分ける方法を解説します。
せどり情報発信者の発信内容が嘘か本当か見分ける方法
ここからは、せどり情報発信者の発信内容が嘘か本当か見分ける方法を解説しますが、最初に結論を2つ書いてしまうと、、、
- そもそも人の言うことは頭から信用しない
- その情報のソースはそもそも何か、エビデンスはあるのかを考える、調べる
以上の2点のみです。
せどり情報発信界隈に限らず、SNSでも現実社会でもこれが出来てない人が多過ぎます。
だから人に騙される。
闇バイトなんて典型的な例ですが、あんなものはこの考え方が備わっていればまず騙されないはずです。
でも人ってお金や悩みが絡むとなぜか警戒の壁をスポーンと自ら取り払ってしまうんですよね。
僕も若い頃はまさにそんな感じでした。
いい儲け話を他人に簡単に教えるわけないじゃないですか。儲かるならひとりでコソコソやっていればいい。
しかし老若男女問わず、しっかり意識をすれば騙されずに済みます。
もちろん、凄腕の詐欺師とかもいますので100%ではないですが、高確率で疑えるようになるはずです。
これから、いくつか実例を交えながら解説していきますので、特にこの記事を読んでくれてるのはせどり実践者だと思いますので、参考にしてもらえたらと思います。
実例①:Amazonのノーブランド品規制問題
この記事を書いているのは2025年1月29日ですが、アマゾンジャパンにおいて、ノーブランド品の独自カタログ作成に対して規制が入ってるとか、ノーブランド品のカタログが次々と削除されてるとかいった情報が飛び交っています。
そしてそれをもってノーブランド品カタログはもうオワコンだみたいな意見もチラホラ。
ノーブランド品規制については以下の記事を参考ください。
さて、こんな情報があったとします。
Amazonでノーブランド品の独自カタログが次々と削除されています。もうノーブランド品は終わりです。相乗り出品するか、独自に商標登録してOEMなどで稼いでいきましょう。
あなたはこの情報を信じますか?
この記事を読んでるなら、疑ってかかるべきだとそう思えますよね。
頭から信用しないことと、情報のソースを確認することが大事だからですよね。
そもそも大本営であるアマゾンジャパンがノーブランド品のカタログ作成を削除するとか、停止するとか発表したかといえば、そんな事実は全くありません(本記事執筆時点)。
では、どこからこんな情報が出てきたのか。
僕が知る限りでは2つありました。
- AmazonUSでノーブランド品カタログが削除され、作成出来ないように規制されている。だから日本も危ない。
- Amazonの内部の人とミーティングをした際に、ノーブランド品カタログは削除すると言っていたから、今後は止めるべきだ。
いずれも実際にあったXのポストです。
①については憶測にしか過ぎないし、②に及んでは勝手に内部情報をリークしてるのも駄目ですが、そもそも一社員の話であって、決定事項として正式通知されたものではないですよね。
しかし実際にノーブランド品カタログを削除された人がいるということは僕の仲間からの情報であったので、事実削除はあったんでしょう。
ですが、実際に削除された人がいるからといって、それをもって「もうノーブランド品は終わり」とは言い切れませんよね。
それについてはぷぅさんのnoteに詳しく書いてますので、ぜひ参考にしてください。
Amazonのガイドラインに従って、正しくノーブランド品のカタログを作成すればOKなんですよ。
アマゾンジャパンの場合は、新規カタログ作成を推奨してますので、正しいやり方でどんどん作ってほしいわけです。
AmazonUSでそうなったからといって、アマゾンジャパンでもそうなるとは限りませんよね。
憶測で発信すべきではないです。
そして、ノーブランド品カタログ作成オワコンを煽って、今後はOEMだとか商標登録すればOKだとか発信する人が出てきましたが、はっきり言ってナンセンスだし、自分のフィールドに引き込みたいだけですよね。
先ほど紹介した交換ノートにも書きましたが、解決策にもなりゃしません。
さて、今回の情報をまとめると以下のようになります。
■Amazonでノーブランド品の独自カタログが次々と削除されています。
事実(実際そういう読者さんからの報告が多数上がっていた)
■もうノーブランド品は終わりです。
Amazonからの発表が一切無いので嘘。エビデンス無し。
■相乗り出品するか、独自に商標登録してOEMなどで稼いでいきましょう。
事実ではあるが、自分のフィールドに引き込みたいだけ。信用してはいけないし、コンサルなどを案 内されたら詐欺の可能性もあり。
周りで実際に削除された人がいるかどうかの確認は難しいですが、Amazonのセラーセントラルの通知だったり、なんならテクサポに聞くことくらいは出来ますよね。
まず自分自身でその情報が事実なのかを確かめてみることから始めましょう。
実際このポストには、そうなんですね!とか何も考えずに脳死で信じちゃってるコメントが何個もありましたが、全員騙されてるってことです。
一見本当のように見える内容ですが、疑ってかかる癖をつけましょう。
事例②:個人事業主がメルカリShops出店NGになっている
ふたつめの事例は、メルカリShopsに関する発信です。
どうやら、メルカリShopsでは個人事業主が出店NGになっていて、いずれ法人も駄目になると思う。
こんな感じの発信だったんですが、さてこれに対してどう行動すべきかもう分かりますよね。
頭から信用するのではなく、まずソースを調べるか、発信者に直接聞くこと。
この発信に対しても、そうなんですか!やばいですね!とかコメントしてる人いましたが、一番ダメなパターンです。
僕はまず、メルカリShopsで実際に販売してる友人に聞いてみました。
「こんなことあるの?」って。
そしたら、「いやそんな通知は一切無いから、そもそも信用出来る情報とは言えないね。」って返ってきました。
僕もメルカリShopsの開設だけはしていたので、実際に見てみたんですが、そんな情報一切ありませんでした。
じゃあこの発信者はいったいどういう情報ソースをもって発信したんでしょうか。
情報源は書けませんが、実際この話は事実でした。
メルカリShopsは外部には発表してなくて、内々に実行しているとのことで、発信者はそれを内部情報として得て、許可を得たかどうか分かりませんが、SNSでリークしたということになります。
この情報については、もしメルカリShopsを開設していれば、問い合わせることで裏取りすることが出来ます。
ですが、そうでない場合で、且つ裏取りが難しい場合は、すぐ信用はせずに話半分程度で流すのが正解です。
いずれ何らかのかたちで分かる日も来ると思いますので。
以上、実例を元に情報発信者の情報を分析解説してみました。
繰り返しますが、SNSを見ていると、せどり情報発信界隈に限らず、情報を疑わずに真に受ける人が多過ぎます。
嘘情報を信じて、真実を発信してる人に噛みついたり、嘘情報に騙されて詐欺に遭ったり。
ACジャパンのCMに決めつけ刑事ってあるの知ってますか?
まさにこのCMのとおりで、知らない人のつぶやきをなぜ調べもせずに信じてしまうのか不思議です。
そしてSNSが怖ろしいのが、それが大量拡散されてしまうこと。
些細な行動と思いがちですが、それが大ごとになることだって事実沢山あるわけです。
頭から人の情報を信用しないとか、その情報のソースは何か考える、調べるという行動は、騙されないためもありますが、人を傷つけないためでもあります。
そしてあなた自身も発信している場合、エビデンスの無い情報や、法的・規約的にNGではないか、妄想・想像ではないか、そしてその情報を発信することで誰か傷つかないかなどしっかり確認して発信するように気を付けていきましょう。
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