こういった疑問に答えます
どうもです、ちゃんやまです。
店舗でも電脳でも、利益商品は見つけたものの標準サイズには収まるがまあまあサイズの大きな商品ってありますよね。
しかも利益額はそこまであるわけではないんだけど、結構いい回転で売れていて、仕入れ判断に困るなんてことありませんか?
特に電脳の場合は、楽天仕入れならポイントもつくし、迷うところかもしれません。
店舗だと、次に来た時には無くなってしまうかもと考えてしまうとよけいに迷いが生じますよね。
そんな時の仕入れ判断、どんなことを基準に考えたらいいのか、本記事では基本的なことをお伝えしていきます。
結論を言いますと、仕入れる仕入れないというよりも「場合による」ということになります。
状況により仕入れる場合もあるし、仕入れない場合もある。
どちらも大事な判断だと思いますので、仕入れ判断に是非お役に立ててください。
商品のサイズ区分、標準2以上の商品の仕入れ判断に注意すべき理由
ここからは、商品のサイズ区分、標準2以上の商品の仕入れ判断について解説していきます。
ちょっとしたことなのですが、利益商品を目の当たりにすると、理性が飛んでしまうことが、特に初心者のうちにはよくあります。
しかし、そうすることで失敗に繋がり、大きな損失を生むことも多々ありますので、本ブログで解説する僕の考え方を是非学んで、仕入れ判断の役に立ててください。
商品のサイズ区分、標準2以上の商品
Amazonに納品出来る商品のサイズ区分の中で、標準サイズと呼ばれるものは以下の大きさ、重量に当てはまるものになります。
(引用元:Amazonセラーセントラル|商品のサイズ区分を確認する)
表にある通り、3辺が45x35x20㎝以内で、3辺の合計が100㎝以内、重量が9㎏以下の商品が標準サイズに該当します。
(引用元:Amazonセラーセントラル|FBA配送代行手数料の改定)
標準サイズは1~4に細分化され、3辺(長さ、幅、高さ)の合計サイズと重量により配送代行手数料が変化します。
今回注意したいのは、標準2以上、特に3や4といった標準サイズでも割と大きめの商品の仕入れ判断についてです。
実際に僕が仕入れた商品を例にしみましょう。
仕入価格:740円
販売価格:1978円
利益額 :526円
利益率 :26%
商品サイズ:13.4x25.8x7(cm)
3辺の合計が46.2cmなので標準2サイズになりますが、幅が25.8cmとまあまあ大きめの商品になります。
ちなみに、この商品をダンボールに入れると、140サイズだと4個しか入らず、160サイズだと8個入るような感じです。
仮にパートナーキャリアヤマトを使って納品すると、1箱あたり550円くらいかかりますので、160サイズで納品した場合、1箱あたり1050円の利益になります(商品ラベルは自分で貼ったと仮定する)。
さあ、この商品あなたらなら仕入れしますか?
この商品がめちゃくちゃ売れていて、100個縦積みしても1ヵ月以内にすぐなくなりそうなものなら積極的に仕入れを考えますが、月に10~15個程度ならどうでしょうか。
160サイズのダンボール2箱に入れて、配送料を引くと利益は2100円です。
さて、どうでしょうか。
こんな時にどう考えるかというのが大事になってきます。
こういう微妙なサイズの商品の場合、基本的な考え方は2つあると思っています。
考え方1:ダンボールの隙間を隙間を小型商品で埋める
状況によりパターンは変わりますが、140サイズであれ160サイズであれ、まあまあサイズのある商品の他に、小型軽量商品など小さい商品で隙間を埋める方法です。
小型軽量商品なら1つあたり50~100円の利益が取れれば、簡単に配送料分まで穴埋めすることも出来ますし、利益を上乗せすることも出来ます。
また、仕入れた商品が要期限管理商品であれば、今(2022年3月現在)のAmazonのルールでは、通常商品、小型軽量商品、チョコレート(冬季は3/13までFBA納品可能)を同梱して納品出来ますので、この辺もうまく利用するといいと思います。
ただし、大きめの商品の状況によって、仕入判断も変わります。
ライバルが少なく、月に数個売れるパターン
ライバルが少ない、あるいはいない(自己発送のみ)で月に5~10個程度売れている場合、小型軽量や小型商品と合わせて仕入れるのはありです。
ありですが、メイン商材とはなり得ませんので、あくまでついでに仕入れるような感じでいいと思います。
ライバルが多く、月に数個売れるパターン
これはよくあることなのですが、月に5~10個しか売れないのに10セラーも20セラーも群がってることがあります。
こういった場合は、いくらダンボールの隙間を小型商品で埋めることが出来たとしても、仕入れた商品がすぐに売れていかない、またはなかなか売れない状況になる可能性が高いため、仕入れ対象外となります。
ただし、複数個セットのカタログも存在する場合もありますので、そちらを確認し、複数個でいけそうなら切り替えるのもありです。
ライバルが少なく、月に沢山売れるパターン
これはまさにチャンス到来です。
勿論積極的に仕入れをしたいところですが、注意しないといけないのが、その商品がどういう状況で販売されているか、です。
例えば全国展開しているショップや楽天などの電脳せどりなど、誰もが目にする可能性が高い場合、あなたが仕入れたタイミングでライバルも同時に仕入れてる可能性もあります。
特に楽天お買い物マラソンなどのイベント時にはよく起こり得ますので、利益が出る!沢山売れてる!やったー!じゃなくて、冷静に判断して適度な仕入数で我慢することが大事です。
ライバルが多く、月に沢山売れてるパターン
これも悩ましいパターンですが、ライバルが既に多く入る場合の懸念点とすれば、価格競争が起こることに尽きます。
どのセラーだって、早く在庫を売り切りたいわけですので、1円2円と下げて積極的にカートを取得してきます。
今では自動価格改定ツールを導入している場合が殆どですので、誰かが値を下げれば、自動的に追随してきますので、あっという間に値崩れが起こります。
そういうことが想像出来れば「仕入れない」という選択肢も容易に出来ると思います。
せどり・物販では、この「仕入れない」という判断も重要になりますので、勇気をもって決断しましょう。
また、その商品が後日でもまだ仕入れが出来そうであれば、しばらく様子を見るのもありです。
様子を見て、ライバルセラーが減っていってるのであればタイミングを見て仕入するのもよいかと思います。
考え方2:仕入れない
もうひとつの考え方は、そもそも仕入れない、ということです。
1のように小型軽量商品が都合よくあればいいですが、そうでない場合は、惜しいですがスルーするのがいいです。
表現は悪いですが、たかだか1000円程度の利益のために、納品作業をするのは時給換算した場合、決していいとは言えません。
ひとことでせどりといっても、やることは多々あります。
- 仕入れ後帰宅(電脳なら商品到着待ち)
- 納品プラン作成
- 商品ラベル貼り
- ダンボールへ梱包
- ダンボールに配送ラベル貼り(必要なら要期限管理商品ラベル貼り)
- 集荷依頼(あるいは持込)
とこれだけの工程があり、あなたもそれなりに時間を使ってやっているはずです。
それを時給換算したときに、利益が1000円の場合、集荷依頼までに4時間かかったとして場合、時給はたったの250円です。
だったらコンビニで働いた方がマシですよね。
なので、いい条件整わない場合には、スルーすることも大事です。
あなたもこのような商品を見たことがあると思いますが、商品サイズ(梱包サイズ)を見ても、結構大きい商品です(一時期は結構利益が取れました)。
この商品は大変群がった過去がありますが、こういった商品が棚に陳列されていて、1つあたり2~300円の利益が出ていて、かなりの高回転、ライバルがそこそこだったとしても、1と2の状況判断により、仕入しないという選択肢もありで、且つ重要ということです。
大事なことは冷静な判断力。
目先の数字だけ見て仕入れるのではなく、全体を見て仕入れOKなのかどうかを判断することが大切です。
時給換算して、かかる時間で損をすることのないようにしっかり判断していきましょう。