こういった疑問に答えます。
どうもです、ちゃんやまです。
Amazonから「商品削除のお知らせ」というタイトルのメールが届いて、販売中の商品カタログが消えたなんて経験ありませんか?
Amazonでは、販売中の商品カタログがなんらかのポリシーに違反した場合、強制的にカタログが削除されます。
しかし商品カタログを削除されたからといって慌ててはいけません。
しっかり対応すれば削除された商品カタログを復活させることは出来ます。
削除されてしまったら逆にチャンスだととらえることも可能です。
本記事では、商品カタログが削除される理由と、Amazonに商品カタログを削除されてしまった場合の対処法を解説します。
商品削除のお知らせが来た場合の対処法
ここからは、Amazonから商品削除のお知らせメールが来た場合の対処法を解説しますが、ただ対処するだけではなく、こうした状況(ピンチ)をチャンスに変える方法も最後に解説ますので、最後までお付き合いください。
商品カタログが削除される理由
Amazonで販売中の商品カタログが削除されるには、いくつか理由がありますが、基本的にポリシーに違反しているのが理由です。
- 効能効果を標ぼうしている(診断、治癒、治療、改善、向上など)
- 知的財産権を侵害している
- 商標権を侵害している
- サクラレビューを使って意図的にカタログの順位を上げた
個人的に一番多かった商品カタログ削除事例は「効能効果を標ぼうしている」でした。
殆どが食品かサプリメントでしたが、「直る」とか「よく眠れる」といった具体的な効能効果を直接的に表現することは法律で禁じられてますので、削除対象となります。
またメーカーが許可していない商品を販売していると、知的財産権や商標権を侵害しているということで、メーカーからAmazonに苦情の申し立てが行われ、Amazonが該当商品を削除することもあります。
サクラレビューに関しては、中華系のセラーに多い事例ですが、商品購入代金を保証する代わりにレビューを書いてもらうなどの行為が発覚した場合、商品カタログ削除だけでなく、重大なる規約違反としてアカウント停止・閉鎖もありますので、絶対にやらないようにしましょう。
カタログが削除された場合の対処法
Amazonで販売している商品が削除されてしまった場合の対処法は、削除理由によって違ってきます。
ケースにより解説します。
知的財産権、商標権侵害による削除の場合
メーカーから知的財産権や商標権侵害による苦情が入り、商品カタログが削除されてしまった場合は、まず販売している商品をFBA倉庫から全て返送してください。
商品ページが削除されていることで、商品の返送が困難になっている場合には、テクサポに理由を伝え対処法を確認しましょう。
無事商品の返送が完了したら、SKUごと削除し、メーカーに謝罪のメールを送って、申し立ての取下げをお願いしてください。
その後、メーカーに申し立ての取下げをお願いした旨、Amazonにメールを送ります。
メーカーが苦情の申し立てを取り下げたら、これで完了です。
アカウント健全性ダッシュボードの「知的財産に関する苦情」の部分の数字はしばらくは表示されますが、ある程度日が経つと消えます。
効能効果の標ぼうによる削除の場合
商品カタログに具体的に「〇〇が治る」とか「ぐっすり眠れる」とか「〇〇改善に効果がある」といった効果や効能を記載すると、カタログ削除の対象となります。
ですが、このケースの場合は即座に商品を返送したりSKUごと削除する必要はありません。
こういったケースの場合、該当する箇所を探し出して修正することで、カタログが復活することが殆どで、僕の場合も過去に削除されたカタログは全て修正により復活しています。
Amazonは具体的な修正箇所は教えてくれませんが、商品によりおおよその検討は付くと思いますので、内容を修正してみてください。
ただし、自分が作成したカタログではない場合、修正自体が出来ない可能性がありますので、その場合はテクサポに相談してください。
相談しても修正されない場合は、新たに自分でカタログを作り直すのも手です。
ピンチをチャンスにする
知的財産権侵害や商標権侵害によりカタログが削除された場合、基本的には該当商品の取り扱いは難しくなりますので、販路をAmazon以外に変更して販売することが最も最適な方法だと思いますが、そこからもう一歩踏み出すことで、ピンチはチャンスになる可能性を秘めています。
具体的にどういうことかというと、警告や苦情を申し立ててきたメーカーの商品を直接卸してもらえないか、あるいは取り扱っている卸問屋が無いか探してみるということです。
Googleで「メーカー名 卸」で検索してみたり、メーカーのウェブサイトを見て、卸取引をしていないか調べてみてください。
実際過去に、ある日焼け止めを販売していた時に、知的財産権侵害の警告を受けたことがありますが、その商品を扱っている卸問屋を発見し、取引に持ち込んだことがあります。
ピンチの中にもチャンスあり。
すぐに諦めて販路を変えるのではなく、その前に一工夫動いてみましょう。
まとめ
Amazonから商品カタログを削除された場合、削除理由により対処法が変わってきます。
まずはどんな理由で削除されたのかを確認し、理由によって対処の仕方を変えていきましょう。
理由によっては商品の即時返送、SKUごと削除する必要はありませんので、慌てて行動しないように気を付けてください。
ただし、カタログ復活が出来ないもの、再出品も難しいものに関しては速やかに商品を返送してSKUごと削除しておくことをオススメします。
いつまでも該当SKUを残しておくと、それが原因でアカウント停止になる可能性もありますので、すぐに対処しておきましょう。
またAmazonの規約に関してはコチラの記事にまとめてありますので、ご参考ください。