こういったお悩みにお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
店舗、電脳に限らず、せどりで仕入れた商品をAmazonのFBAで販売したら、メーカーからAmazonを通じて知的財産権侵害の警告を受けてしまい、そのせいでFBA倉庫にある在庫が返送も廃棄もできない状態になってしまって困っていませんか?
Amazonからは商品の真正性を証明をするようにと通知が来ているものの、果たしてネットショップや店舗仕入れの領収書やレシートで証明ができるのか不安ですよね。
とはいえ、Amazonから来た通知に30日以内に変身をしないと「在庫は著しい破損」をされると記載があるため、もしかなりの数を仕入れてしまった場合、全て廃棄処分ということになるため、他販路販売もできず大赤字になってしまいます。
とっても困りますよね。
本記事では、ちゃんやまの実体験を元に、最終的に在庫保留状態を解除した方法を解説します。
あらかじめお伝えしておきますが、これはあくまでちゃんやまの実体験であり、あなたが同じように解除できると100%保証するものではありません。
あくまで「参考」ということでお読みください。
知的財産権侵害によりFBA倉庫の在庫が返送できない場合の対処法
ここからは、せどりで仕入れた商品をAmazonで売ったら知的財産権侵害の警告を受けてしまい、在庫を返送も廃棄もできなくなってしまった、いわゆる在庫保留状態を解除した方法について解説します。
前述のとおり、あくまでちゃんやまの実体験によるものですので、100%解除できることを保証するものではありませんが、参考になれば嬉しく思います。
アカウントポリシーご確認のお願い
ことの発端は、ある商品を楽天市場のショップから仕入れてAmazonで販売したことによります。
実際に販売した具体的な商品名は伏せますが、カテゴリはビューティでした。
商品がFBA倉庫に受領されてからわずか1日ちょっとで「アカウントポリシーご確認のお願い」というタイトルでAmazonから通知がきました。
中身は以下のとおりです。
権利者(メーカー)から偽造品であるとの申し立てがあり、Amazonを通じて知的財産違反の警告「真贋の種類:偽造品」をしてきたかたちです。
以上の理由により商品の出品をキャンセルとなってしまいました。
通知には「出品を再開する方法」として、アカウント健全性ページより、出品停止に対する申し立てを提出するように記載がありましたが、そもそもせどりで仕入れた商品だったので、この時点では諦めてそのまま廃棄になるまで放置することにしました。
真正性の証明
アカウントポリシー確認のお願いのメールが届いたのが2月2日だったんですが、それから2ヵ月くらい経った4月4日にまた通知が来ました。
以下がそのメールの一部中身です。
出品した商品が偽造品である可能性あるため、その真正性を証明するための方法として以下の情報を提供せよとの内容です。
- 請求書および領収書
- 商品説明
- 商品の数量
- 輸出入に関する書類
- 商標、意匠、特許、著作権の使用を承認するブランドからの書状。
輸出入は今回は該当しないのでいいとして、商標、意匠、特許、著作権の使用を承認するブランドからの書状に関しては、そもそもせどりなので用意はできず。
結局、ダメ元で楽天市場のショップで仕入れた際の領収書を提出することにしました。
ただ、仕入れ先からの領収書は発送された商品の入ったダンボールには一緒に入ってなかったため、購入履歴から領収書を発行しました。
提出フォーマットは特に用意されておらず、メール内に記載されているメールアドレスに領収書と情報を送るかたちです。
実際に送った内容は以下のとおりです。
- 領収書のPDFを添付
- Amazonの店舗名
- 商品説明:ASINと商品名
- 商品の数量
- メールのタイトル:領収書添付
- メールの内容:上記タイトル商品につきまして領収書を添付いたします。宜しくお願いいたします。
以上です。
以下が実際に送信したメールです。
謝罪文や細かいことは一切書かずに、データだけ送ったかたちです。
ちなみに領収書の中身ですが、購入した店舗名と住所、商品名と数量の記載はありますが、発送先はAmazon登録の住所地(事務所)ではなく、納品代行の住所地だったのが少し不安材料としてありました。
こちらが実際添付した領収書です。
領収書を見て分かるとおり、ちゃんやまショップの名前も住所も電話番号も何も入ってないもので、配送先も納品代行業者のものになっています(黒く塗りつぶしてありますが)。
このような領収書でも解除されたことには正直驚きました。
※送信したメールのタイトルや内容もとても簡素なもので、他で見た情報ではもっと丁寧に記載されていたため、僕よりももっと丁寧に書いた方がいいかもしれません。
在庫の保留解除
アカウントスペシャリストに情報を提供した翌日、無事在庫の保留が解除されました。
以下が実際に届いたメールです。
在庫の保留は解除されましたが、FBA販売を開始していいというわけではなく、これでやっと在庫を動かすことができるようになったということです。
今後はメルカリで安価で売るため、すぐに在庫の返送を依頼しました。
以上が、実際にちゃんやまの実体験を元にした在庫の保留解除の方法になります。
本件については、権利者に謝罪メールを送るなど色々なやり方があって、実際に僕も色々と目にしましたが、謝罪メールを送ったところで申し立てを取り下げてくれるメーカー自体が稀だと思い、僕はそうしませんでした。
まとめ
今回は知的財産権侵害によりFBA倉庫の在庫が返送できない場合の対処法について解説しました。
あくまでちゃんやまの実体験によるもので、100%成功を保証するものではないことを重ねてお伝えしておきますが、僕の周りでも何人か同じように解除されたという話を聞きますので、試す価値は大いにあるかと思います。
以前は偽造品に対するAmazonの対応は割と厳しいイメージがありましたが、アカウントスペシャリスト側でも何か変化が起きているのかもしれません。
それと数年前からですが、改善計画書の提出にしろ、致命的な違反ではない限りAmazonは割と優しめな対応というか、復活の道を示してくれているように感じています。
※当ブログでは改善計画書の書き方も記事にしてますのでご参考ください。
Amazonから届いたメールを冷静に読んで、しっかり対応することで開けることもありますので、頭を真っ白にする前にしっかりと対応していきましょう。
またAmazonから警告のメールが来なくても、定期的にアカウント健全性ダッシュボードを見るクセはつけておきましょう。
>アカウント健全性ダッシュボード<
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