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Amazonで相乗り出品をしてると次々にセラーが増加して結局価格競争になっちゃう…。最悪の場合赤字転落もあって全然儲からないんだけどどうにかならない?色んな記事に相乗り出品を排除する方法が掲載されてるけど本当に有効なの?
こういった疑問にお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
Amazonで相乗り出品で販売をしていると悩ましいのが相乗り出品者増加による価格競争や赤字転落ですよね。
そのため、なんとか相乗り出品を排除しようと様々な工夫をするわけですが、正直これだ!というノウハウがGoogleを検索しても出てこないのが現状です。
ちなみに「Amazon 相乗り 排除」というキーワードでGoogleで検索すると色々な記事が出てきますが、果たしてそれぞれが有効なのか疑問に思ったことはないですか?
本記事では、Amazonで相乗り出品を排除する方法が本当に有効なのかを検証しつつ、僕なりの対策も解説します。
Amazonで相乗り出品で悩んでる人はぜひ参考にしてみてください。
Amazonで相乗り出品を排除する方法は本当に有効なのか
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さて、僕も実際にGoogleでAmazonで相乗り出品を排除する方法を検索して、色んな記事を読んでみたんですが、結果ひとつの結論に至りました。
「的外れ」
これが僕の出した結論です。
ディスッてるわけじゃなくて、そこじゃないんじゃない?というのが僕の意見です。
事項からその理由を解説していきます。
相乗り排除方法①:商標登録して知財侵害で排除する
最も多かった排除方法が「商標登録して知財侵害で排除する」というものでした。
そして高確率で自社開発のツール販売だったりコンテンツ販売への誘導でした。
だから「的外れ」なんですよね。
商標登録してってことは、自社ブランドを持つということになるわけですが、そもそも自社ブランド販売したいの?という疑問が残ります。
自社ブランドでやりたい人は別として、相乗りを排除したいと検索した人の求めてる答えとGoogleの検索結果があまりに乖離し過ぎてると思うんですよ。
別にやりたくない人にとっては何の解決にもなってない記事がズラーっと並んでるわけですから。
また人によっては、商標登録をして他社のブランドを勝手に自社ブランドで売るみたいなことを言い出す人もいますので気を付けなければいけません。
別のnoteでその辺のことも触れてますので合わせて読んでみてください。
というわけで、これは排除方法としては正しいですが「的外れ」です。
相乗り排除方法②セット販売やノベルティを付けて独自カタログを作成する
これもよくある排除方法ですが、やり方としては正しいのですが、完璧ではないです。
相乗りされにくい独自カタログを作成することは可能ですが、しかし恒久的にそれが続くかというと、そうではありません。
独自カタログの最大のデメリットは「他セラーに真似される」ことです。
見たことがあると思いますが、セットカタログを作ろうとAmazonで検索したら、似たようなカタログが乱立してる光景ありますよね。
あれがまさにそれで、そうなると広告費勝負になりますので、結局のところ相乗りと同じようなことになってしまいます。
なのでこの方法は「完ぺきではない」というのが僕の考えです。
とはいえ、独自カタログの作成は差別化の第一歩には違いないですので、チャレンジする価値は十分にあります。
Amazonの相乗り対策を検索した時に、その辺りの記事が上位に出てこないのがちょっと残念。
相乗りはAmazonの仕様なので仕方がない
諦めろと言ってるわけではないですが、受け入れつつ対策を立てようというのが僕の考えです。
まず大前提として、あなたの悩みは現状を打破することであって、商標を取得したり独自カタログで広告費勝負をしたいわけじゃないと思います。
もっと手軽に相乗りでやりたいけど、大量に相乗りしてくる状況から抜け出したいのが本音ではないでしょうか。
結論から言いますと「玄人になれ」ということになります。
言い方を変えると「リサーチの腕を磨くべし」です。
上手になれば、ライバルセラーのいない、少ない商品に辿り着く確率もあがりますし、せどり脳が鍛えられて勘も冴えてきます。
スポーツや勉強と一緒で、せどりも鍛えれば強くなるものです。
今のあなたは、多くのセラーが見つけやすい商品を仕入れて販売しているので、大量のセラーが相乗りしてきて価格競争が起きてるんじゃないでしょうか。
その状況から脱却しましょう。
いくつか僕なりの視点を挙げていきますので参考にしてみてください。
脱却方法①:季節物やトレンド物で大きく稼ぐ
Amazonにおいて価格が高騰しやすかったり、ライバルが少ない状況になりやすい商品は、季節ごとに販売される商品だったり、トレンドで一気に需要が高まるようなものが挙げられます。
日本には四季があって、四季ごとに様々なイベントがありますよね。
2月のバレンタインデーや10月のハロウィンなど季節ごとに様々なイベントがあって、その時だけ爆発的に売れる商品があります。
そういった商品は、初心者が見逃しがちなので、割と安定的に販売することが出来ます。
また、トレンドによる需要の高まりも大きく稼ぐチャンスです。
既存のカタログでの販売もいいですし、独自のセットカタログでもOKです。
トレンドで大事なことはいち早く情報を掴んで、素早く販売すること。
過去に実際に販売した商品を紹介します。
知ってる人もいると思いますが、パインアメというパイナップル味の飴です。
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keepaで過去の波形を見てみると、元々そんなに売れてなかったのがいきなり高回転になってるのが分かります。
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最高で2580円までいきました。
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実はこれ、2023年の阪神優勝が関わっていて、当時の岡田監督がパインアメが好きという記事が出た数日後に一気にトレンド入りしました。
この記事を見てピンときた人はいち早く回収して最高値の2580円で売れたと思いますが、瞬間の出品者数はそれほどでもなかったので、動いた人は僅かだった感じですね。
仕入れ値も店舗で1000円いかないくらいだったと記憶してますので、いい儲けになったと思います。
このように、トレンドに乗ることが出来ればいい儲けを得ることが出来ますので、毎回とは言いませんが常にアンテナを張っておくことが大事です。
脱却方法②:廃番品を狙う
廃番品は家電や化粧品、ドラッグストア、おもちゃなどに多いですが、廃番となった後にプレ値になる傾向にあります。
例えばシャンプーだったら、どうしてもその香りが好きでリニューアル品に馴染めずに、多少高くても廃番品を買うという人がいるくらいですので、これを狙わない手は無いです。
廃番品の確認方法は、例えば花王だったら花王のウェブサイトを見れば載っていますので、そこからリサーチしていくような要領です。
ちなみに僕は、600円程度で仕入れた廃番品を6400円で80個販売したことがありますが、こういうドリームがあるのも廃番品の魅力です。
廃番は、終売や製造終了、販売終了など様々な表現があります。
脱却方法③:高回転商品を狙う
せどりがうまくいかない理由のひとつに、キャッシュフローの悪さがあります。
ライバルセラーが沢山いるのに月にそれほど個数が売れてない商品を仕入れてしまってたりすると、現金化までに時間がかかるため、クレジットカードの支払いにも間に合わなくなります。
そういった事態を避けるためには、高速回転の商品を狙うのもひとつの手です。
FBA倉庫に到着した瞬間から溶けるように売れていく商品は実在します。
ランキング3~4桁中盤くらいのものであれば、ライバルが5~6セラーいようが関係なく売れていきます。
そういった商品を探すには、keepaのProduct Finderで先月の購入数が50個以上に絞ってみると見つけやすいです。
Product Finderの見方は以下の記事を参考にしてみてください。
脱却方法④:仕入れの工夫をする
僕のメルマガでは「視点をズラす」ことが大事だと繰り返し伝えています。
人と同じところを見ていたのでは、当然同じ結果しか生まれませんので、結果価格競争になって赤字転落の未来が待ち構えています。
だからこそ仕入れ先もズラす。
具体的には有料noteで紹介していますので、気になる方は見てみてください。
ようするに、楽天やヤフショばかり見るな!ということですね。
脱却方法⑤:販売の工夫をする
仕入れだけでなく、販売の工夫をすることによってライバルセラーと差をつけることが出来ます。
こちらも一部有料ですがnoteに考え方を書いてますので、ぜひ参考にしてみてください。
販路を工夫したり、売り方をちょっとズラしてみたりするだけで見える世界が変わってきます。
脱却方法⑦:中古を扱ってみる
一応ここまで新品せどりを前提に書いてきましたが、思い切って中古を扱うというのもひとつの手です。
新品と違って中古はひと手間もふた手間もあるため敬遠されがちですが、その分利益率・額とも新品の比ではありませんので、たった十数点売っただけでいい利益を生み出すことも出来ます。
中古である程度資金を作ってから新品に行くのはせどりの常套手段でもありますので、あなたが資金にも困ってるのであれば、中古もオススメです。
ちなみに僕がせどりを始めたばかりの頃は、店舗で中古もガンガン仕入れてました。
利益額も1点あたり3000円、5000円は当たり前の世界ですので、覗いてみるのもありですよ。
脱却方法⑦:誰もが見つけやすい商品を避ける
これまで攻めばかり書いてきましたが、最後は守りの部分です。
守りは一見つまらないですが、とても重要なことで、誰もが陥る地獄の落とし穴だったりします。
基本的にですが、自分があっさり見つけた利益商品などは、その他大勢だってあっさり見つけるということです。
見つけた瞬間にそれを想像出来るか、仕入れずに思いとどまれるかというのも、脱却の大事なことのひとつです。
こちらの記事にその辺りの考え方について詳しく書いてますので、ぜひ何度も読み込んで頭に叩き込んでください。
地獄商品を仕入れないことはとても大事なことです。
以上、Amazonで相乗り出品を排除する方法に関する検証と、僕なりの対策方法の解説でした。
ひとつでも役に立つことがあれば嬉しいです。
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