本記事では、こんな疑問にお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
本せどりをやってる方は当然ご存知かと思いますが、世の中にはいわゆるプレ値になる本って沢山ありますよね。人気タレントが表紙になった雑誌や、子供向け雑誌、入手困難な書籍など、プレ値というのはおもちゃや家電のみならず、本の世界にも存在します。
そんな新品プレ値本のリサーチというと、Amazonのカタログからリサーチしていくか、プレ値になりやすい系統のものを記憶するくらいしか僕はやり方を知りませんが、実はそんな知識がなくても、ツールひとつで簡単に見つけてしまうことが出来ます。
今回は、新品プレ値本を、電脳せどりリサーチツールを使って簡単にリサーチする方法をまとめてみました。
新品プレ値本を根こそぎリサーチする方法
ここからは、電脳リサーチツール「雷神」を使った、新品プレ値本のリサーチ方法について解説していきます。
リサーチというと、目視でやる方も多いですが、ツールを使うことでその何十倍、何百倍という圧倒的なスピードでリサーチをすることが出来ます。
特に副業の方にオススメリサーチになりますので、最後までお付き合いください。
使用する電脳せどりリサーチツール
新品プレ値本を探すのに、今回使う電脳せどりリサーチツールは「雷神」になります。
雷神の詳しい説明は以下を参照ください。
Amazon出品大学のデータを利用
新品プレ値本をリサーチするには、通常はAmazonのカタログや、モノレートのデータを活用したりしますが、今回はAmazon出品大学のデータを雷神で解析し、その結果からリサーチをするという方法で探します。
冒頭でも書きましたが、新品プレ値本といっても様々なジャンルに眠っており、特に初心者がピンポイントで探し出すのは至難のわざです。
そこで、電脳せどりリサーチツール「雷神」を使って、一気にデータを抽出し、そんな知識がなくても新品プレ値本リサーチが出来るということをお伝えします。
Amazon出品大学出品おすすめデータ
まず、Amazon出品大学の出品おすすめデータを雷神を使って解析するのですが、実は雷神システムでは、あらかじめ雷神で解析済の各カテゴリのデータを毎週1回提供してくれるサービスをおこなっております。
こちらのサービスを利用することで、膨大な量のAmazon出品大学のデータを自ら解析することなく、リサーチのみに専念することが出来ます。
特に初心者におすすめな、雷神システムのサービスのひとつです。
本のリサーチデータをリサーチする
雷神システムが提供してくれている、解析済のデータの中から「和書・洋書・セット本リサーチデータ」をダウンロードします。
本だけでも10万件ほどのデータがありますが、その中でも今回は和書をリサーチしていきます(和書だけでも5万件ほどのデータがあります)。
データのリサーチには雷神システムの中にあるツールMILLIONSEARCH(ミリオンサーチ)を使います。ミリオンサーチは、雷神で解析したデータから利益商品を抽出するためのツールです。
今回は5万件ほどある和書のデータから1万件ほどをまずリサーチしてみました。
1万件の中から、新品プレ値になっている本はこのくらい出てきました。
MILLIONSEARCH(ミリオンサーチ)を使って、定価より〇〇円以上(プレ値)という絞り込み検索機能で2,000円以上のもの、発売日より180日以内のものに絞った結果、69件のプレ値本がヒットしました。
実はこのリサーチ法。
書籍や雑誌の定価販売を義務付ける再販制度があるにも関わらず、新品をプレ値で販売しているセラーが存在することから、そこを逆手にとってリサーチするというユニークなリサーチ法です。
あとは、上から順に見ていくだけの作業になります。
仕入先を探す
MILLIONSEARCHでリサーチした結果を上から順に見ていくだけの作業ではありますが、基本的に現状プレ値になっている本、雑誌だけを抜き出しているので、あとは仕入先を探すだけになります。
プレ値になった書籍や雑誌は、楽天市場やYahoo!ショッピング、ネットの本屋さんを見ても殆ど見つからないことが殆どです(だからプレ値なんです)。
ですが、たまに店舗に残っていることがありますので、そこをリサーチしていくのがポイントになります。
電脳なのに店舗にいくの?
と思った方、話はまだここからですので、慌てないでください。
最終的には取りに行く必要はありますが、事前に電脳でリサーチをして実際に仕入れが出来る状態が整った段階で取りにいきますので、それほど労力はかかりません。
そんなことを可能にするのが、本せどらー御用達のサイトである、hontoになります。
hontoは書店と本の通販サイト、電子書籍ストアがひとつになった新しい本のサービス。通販の他、全国の丸善・ジュンク堂・文教堂から書籍や雑誌を近所の書店に取り寄せることが出来ます。スマホでも利用が可能です。
今なら新規会員登録で電子書籍で使える30%OFFクーポンがもらえます。
※2020.5.11現在
hontoでのリサーチ法
MILLIONSEARCH(ミリオンサーチ)でリサーチした結果から、以下のプレ値本を探してみます。
本来は税込1,100円の雑誌ですが、Amazonでは3,180円のプレ値で販売されていました。
出品者はFBAが1名で他は自己発送出品者の合計5名です。
さて、この雑誌をhontoで見ていきましょう。
hontoトップページの検索窓に書籍のJANコードを入力して検索ボタンを押します。
取扱いがある場合は、このように検索結果に表示されます。
発送可能日のところに購入できませんと表示がありますが、これはhontoの通販ストアでのことなので、今回はここは無視して次に進みます。
雑誌名の部分をクリックしてください。
するとこのようなページに飛びますので、左下にある「全店舗から探す」をクリックしましょう。
するとこのように、全国のジュンク堂書店、文教堂、丸善の3書店の取り扱い状況の一覧が表示されます。あとは上から、取り扱っている書店がないか見ていきます。
すると、大阪の河内長野市の文教堂にわずかですが在庫があることが分かりました。
しかしここで疑問が起きますよね。
あるのは分かったけど、大阪まで取りに行けない、と。
hontoの便利なサービスを使う
実はhontoには便利なサービスがあります。
それは、同じ書店同士であれば、あなたの近所にある書店に取り寄せ(無料)することが出来るというサービスです。
これを利用して、先ほどの大阪の文教堂から、近所の文教堂等に取り寄せてもらい、後で取りにいけばよいだけとなります。
複数在庫がある場合は、欲しい冊数を取り寄せれば、近所の本屋を駆けずり回ってプレ値本を探すなんていう無駄なことをする必要もなくなります。
再販制度について
ここで、書籍・雑誌の再販制度について知っておきましょう。
本来、独占禁止法では、価格を維持することを強制することを明確に禁止しています。
しかし、例外的に、書籍や雑誌、新聞、レコード盤、音楽用テープ、音楽用CDの6品目に限定して、メーカーが定めた価格(定価)の維持(拘束)を認めています。
再販制度に違反したら罰則は?
再販制度に違反した場合の罰則について法律の専門家に確認したところ、違反しても法的な罰則はないとのことでした。
ですので、違反したからといって逮捕されたり、罰金刑を受けることはありません。
Amazonの規約はどうか
Amazonにおいても、再販制度は遵守するように規約に記載があります。
CDなど再販制度が適用される他の品目についても同様になりますので、新品の場合は、必ず定価で出品する必要があります。
万が一、Amazonに規約違反がバレてしまった場合は、最悪アカウント停止までありますので、注意が必要です。
古物営業法的にはアウトも
再販制度に違反したからといって法的な罰則はありませんが、小売店(書店)から購入した商品は、一度購入者の手に渡った段階で、新古品と呼ばれる中古品の扱いとなります。
その為、古物営業法的には、中古品を新品で売ったということになりますので、法的にはアウトではあります(それで罰せられた例は今のところ聞いたことはありませんが)。
ですので、基本的には、再販制度というよりは、古物営業法的な観点から、新品ではなく中古(ほぼ新品)で販売するのがよさそうです。
ということで、先ほど紹介した雑誌を新品で定価以上で販売しているこちらの全てのセラーに関しては、せどらーの場合は古物営業法違反&Amazon規約違反、一般セラー(書店)の場合はAmazon規約違反ということになります。
再販制度が適用されないもの
実は、書籍やCDなどの中には、再販制度が適用されるものとそうでないものがあります。
このように、定価と印字のあるものにつては、再販制度による定価販売が、メーカーにより拘束されます。
ほぼ新品で出品しよう
ここまで再販制度について解説してきましたが、結論を言えば、せどりで仕入れた新品本に関しては、Amazonのコンディションガイドライン及び再販制度に従って、中古の「ほぼ新品」コンディションで出品するようにしましょう。
既に新品でプレ値で販売しているセラーに関しては、通報される恐れがありますので、あなたがわざわざ違反を犯してまで真似することはありません。
アカウント停止のリスクもありますので、必ずほぼ新品で出品するようにしてください。
リサーチ動画
さて、ここまで電脳せどりリサーチツール「雷神」と本の通販サイトhontoを使った、新品プレ値本リサーチノウハウを解説してきました。
しかし、文章だけではイマイチ伝わらない、という方のために、雷神開発者であるぷぅさんと一緒に撮影した解説動画がありますので、そちらも合わせて見ていただくとより理解も深まると思います。
ぜひご覧ください。
雷神についてより詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
まとめ
本記事のまとめです。
- プレ値で販売しているセラーから逆引きリサーチが出来る
- プレ値商品をいちいち探すのは大変なのでAmazon出品大学のデータを利用する
- Amazon出品大学のデータは膨大なので電脳せどりツール雷神を使って一気にリサーチ
- hontoを利用することでほぼ電脳でリサーチが可能
- 再販制度、Amazon規約、古物営業法に違反しないために「ほぼ新品」コンディションで出品する
新品プレ値本に関しては、再販制度のことなど意外と正確に知られていないことがありますが、ルールを守って出品すれば、利益がしっかり取れる面白いジャンルです。
また、本に関する知識が無くても、電脳せどりリサーチツール「雷神」を使えば、利益商品を一気にリサーチすることが出来ます。
そして、hontoを使うことで、店舗を駆けずり回らずとも、取りに行くだけでよくなりますので、隙間時間を使って仕入れが可能になります。
リサーチは雷神で、仕入れは極力電脳で。
特に副業サラリーマンや、子育て中の主婦の方は、せどりにかける時間は殆どありませんので、なるべく効率化した方法で利益商品を見つけるようにしましょう。
雷神はそれを可能にするツールですので、オススメします。