本記事では、こんな疑問にお答えします。
どうもです、ちゃんやまです。
Amazonの売り上げが保留になってしまったという経験ないですか?
僕は過去に1度経験があります。
どうも銀行にお金が足りないと思ってチェックしたら、保留になってました…。
思い当たるフシはあったんですよ。
月初にAmazonからある通知が来てまして、ちゃんと対処したので大丈夫かと思ったんですが、どうもそれが原因だったようです。
Amazonの売り上げが保留になる理由
Amazonの売り上げが保留になるにはちゃんと理由があります。
その中でも最も多い原因を解説します。
クレジットカードの期限を確認する
Amazonでせどりを続けていくうえで、2週間に1度の売り上げをしっかりと受け取ることは非常に大事なことです。
これがないと、クレジットカードの支払いが出来なくなりますからね。
さて、Amazonの出品用アカウントは、クレジットカードあるいはデビットカードを登録しておく必要があります。
理由は、もうし売上金よりも手数料などが多くかかった場合、Amazonは、登録したクレジットカードあるいはデビットカードに不足分を請求するためです。
ですので、このクレジットカードあるいはデビットカードの有効期限が切れていると、Amazonは問題ありと判断し、売上金の支払い保留を行います。
保留された売上金は、引当金として計上され、有効期限が切れているカードを最新のものに変更した後、早くて、次の支払い日まで保留されてしまいます。
これが月初ならクレジットカードの支払いに何とか間に合いますが、もし、中日が支払日だった場合、次の支払いは2週間後ですので、月末になってしまい、カードの支払いに間に合わなくなります。
そういった事態を避けるためにも、登録したクレジットカードの有効期限の確認は必ずするようにしてください。
クレジットカードの有効期限を忘れないために
とはいえ、クレジットカードの有効期限は2年とか先だったりするので、今気を付けようと思っても、2年後にはどうしても忘れてしまいますよね。
それを避けるためには、カレンダーに書き込んでおくことをオススメします。
カレンダーといっても、市販の紙媒体のものでは2年先まで表示がありませんので、スマホのアプリを使うとよいでしょう。
僕は、Googleカレンダーを使って、忘れないように有効期限前の日付に登録してあります。
Googleカレンダーにはスヌーズ機能がありますので、時期が来たら忘れずにチェックすることが出来ますよ。
その他の保留理由
クレジットカードの有効期限切れ以外にも保留の原因は存在します。
それについては別記事に記載してますので、そちらを参考にしてください。
引当金ってなに?
最近よく耳にする引当金なんですが、そもそもなんなの?って気になりますよね。
Amazonでは以下のように定義されています。
Amazon出品サービスをご利用の際、ペイメントレポートに引当金が表示されることがあります。引当金とは、保証申請やチャージバックが必要な場合に備えて、十分な資金を確保するために留保される金額です。
引当金が発生している場合は、ペイメントレポートの一覧タブ内にある決済残高セクションに表示されます。引当金の横にある理由をクリックすると、引当金が発生している理由と、引当金を早く受け取る方法があるかどうかを確認できます。
- 小口出品者として登録した場合。決済日前の14日間に出荷を確認した注文の売上金が、引当金として留保されます。
- Amazonが、過去30日間に出品用アカウントに申請されたAmazonマーケットプレイス保証を1件またはそれ以上処理している場合。
- Amazonが、過去30日間に出品用アカウントに申請された払い戻し(チャージバック)を1件またはそれ以上処理している場合。
- Amazonが、その入手可能な情報に基づき、出品者取引に関する販売者の行為および/または実績により、購入者との紛争、返金その他の請求が発生し得ると合理的に結論付ける場合。
- Amazonが、出品者取引に関する販売者の行為および/または実績に想定外の変化があり、出品用アカウントを審査中の場合。
引当金が留保されている理由は、ペイメントのページの引当金額の項目にある「理由を見る」をクリックします。
現在の決済額は、ペイメントアカウントの残高と引当金額との差が支払い可能な金額となります。引当金が発生している残高は、次回のプラス残高まで留保される場合があります。
ようするに、購入者からへの返金や払い戻しに対応する為に、売上金から一時的に留保されるお金のことですね。
小口出品の場合は、自動的に売上金の約半額が引当金として留保されます。
留保の期間は売り上げごとに14日間となります。
大口出品の場合は、新規契約したセラーの場合は、初月、約半額ほどが引当金として留保されます。
詳しいパーセンテージは明かされていませんが、大口出品として登録したばかりの方は、必ずこの引当金が発生しますので、驚くことのないように、逆にクレジットカードの支払いに余裕を持っておくようにしておいてください。
引当金の保留期間
引当金の保留期間は、今回、僕も経験しましたが、次の売上金の決済日までとなります。
Amazonでは14日ごとに決済が行われるので、決済日が5日だったとした場合、引当金の支払日は、14日後の19日になります。
振込手続きには数日かかりますので、約1ヵ月弱はかかると思ってください。
引当金はずっと続く?
気になるのは、引当金がずっと続くのかという問題です。
小口契約と大口契約別に解説します。
小口契約の場合
小口契約の場合は、決済期間は7日間ですが、引当金の留保期間は14日が、ずっと適用されます。
例えば、
1月1日に売り上げが上がった場合、売上金は1月15日まで留保され、アカウントの残高がプラスの時は、次の決済日に出品者に支払われます。
小口契約の場合は、売上ごとに14日間留保されるので、その都度、引当金が発生することになります。
大口契約の場合
契約した初月は約50%ほどが引当金として留保されますが、大口契約を継続していくにつれて、そのパーセンテージは減っていくようです。
割合や期間については明かされていませんが、僕の場合は、2014年の11月から本格的に大口出品者として始めましたので、約3年半経ちますが、現在では引当金はゼロになっています。
引当金の割合を減らしていくためには、セラーパフォーマンス評価を高く維持する必要があります。
具体的には、
- 注文不良率:1%未満
- 出荷前キャンセル率:2.5%未満
- 出荷遅延率:4%未満
以上が基本となりますが、その他にも、アカウント健全性ダッシュボードに記載のパフォーマンス目標および規約を遵守し続けることが大切です。
アカウント健全性ダッシュボードは、セラーセントラルのパフォーマンスの中のアカウント健全性から確認出来ます。
アカウントの健全性についての詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
売上金を引当金として留保されないためには、登録のクレジットカードおよびデビットカードの有効期限の確認を必ずすること。
Amazonから、有効期限が切れてるとの連絡が来た時には時すでに遅しです。
また、セラーアカウントの健全性を高く維持することも大事です。
普通にやっていれば問題ないことですが、中には嫌がらせや、不当な評価などもありますので、そういった場合には、テクニカルサポートと相談しながら、高い健全性を維持していきましょう。