どうもです、ちゃんやまです。
2020年9月以降ですが、「Amazonで商品が売れなくなった」「売れ行きが悪くなった」「今まで売れていたものが売れなくなった」という声を、僕の読者さんや物販仲間から多数聞くようになりました。
この記事を読んでいるあなたはいかがでしょうか?
僕自身のことを言いますと、実はそれほど売り上げに変化はありません。
僕の毎月の売り上げはブログ記事で公開していますし、毎月初めに発表してるので過去記事をご覧いただければ分かりますが、価格競争の激化が原因で撤退したもの以外は、普通にいつも通り売れてるという感じです。
では、彼らは何が原因で売れなくなってしまったのか。
それは、恐らく普段からAmazonのランキングなどをしっかりチェックせず、世の中のトレンドやニーズといった情報をキャッチしていないからだと僕は思います。
定番で繰り返し売れるものもありますが、その瞬間爆発的に売れるものや、急激に需要が増したような商品も同時に取り入れていくことで、売上を大きく伸ばすことも出来ます。
この記事では、そんなトレンドやニーズをkeepaの機能「商品ベストセラー(旧Best Seller List)」を利用して、利益商品をリサーチする方法を解説してきます。
商品ベストセラーを使ってトレンド商品をリサーチする方法
keepaの機能のひとつである商品ベストセラー(旧Best Seller List)は、カテゴリごとの人気ランキングを最大で5000位まで閲覧することが出来るツールです。
この機能を使うことで、急激にランキングが上がってきた商品や、長期に渡って人気の商品などをチェックすることが出来ます。
またその日人気なもの、30日間、90日間と期間別にランキングを見ることも出来ますので、様々な角度からランキングチェックが出来ます。
自分の商品が売れなくなった理由を知る
これは今年に限ったことではありませんが、商品が売れなくなるには様々な理由があります。
流行廃れもあるでしょうし、出品者の急増によるものもあるでしょう。
しかしもっと大きな視点で見ると、違った答えも見えてくることがあります。
この記事を書いているのは2021年01月7日ですが、僕が推測するのは以下の状況です。
- 新型コロナの影響による失業者の増加
- 同じく、冬のボーナス減もしくはカットによる収入減
以上の2点を原因とする買い控えなのではないかと考えます。
特に、高価な衣類や家電製品、趣味のものなど、我慢すれば問題ない商品に関しては、顕著に表れると思います。
ご自身が取り扱っている商品の中に、もしそういった商品が多く存在していて、売上が減少しているのであれば、原因はそういったところにある可能性が高いです。
先日、ユニクロでジル・サンダースとコラボしたコートなどが販売され、物凄い人が殺到しましたが、そもそもユニクロは価格が安いので売れると思いますが、高価なブランドコートなどは今年に限っては例年よりも売れなくなると思います。
リモートが増えたことや、外出を控える人も増えたので、よそ行きの服をわざわざ購入しないということもあるでしょう。
ご自身が取り扱っている商品が突如売れなくなった場合、価格競争や流行廃れの問題でなければ、こういった社会情勢が一因であることも考えていく必要があります。
本記事より先の未来である2022年以降も同様に、社会情勢などが変化すれば、それに合わせてトレンドも変化するということです。
対策法
では、そういった状況の中で、コロナが落ち着くまでは、今後もどんどん売れなくなっていっていってしまうのかというと、決してそうではありません。
このような状況下でも、売れるものはバンバン売れています。
例えば、プレステ5は買い控えなんて関係無いくらいに売れまくってますし、鬼滅の刃関連グッズもバンバン売れてますよね。
更に、生活必需品や食料品、医薬品などは状況がどうあれ売れますし、日常的に使わざるを得ない歯ブラシや歯磨きクリームのような消耗品も通常通り売れていきます。
また、ペットを飼っていれば、ペットに餌をあげない訳にはいかないですので、ペット用の新しい洋服は買い控えたとしても、ペットフードは問題なく売れています。
このように、カテゴリ問わず、売れるものは常に売れてるものです。
ならば、対策法は簡単で、需要の多いものを扱えば良い、ということになります。
では、その「需要」をどこで見るのか、が問題になってきますが、それも簡単に解決出来ます。
それは、Amazonで売れているものを見る、です。
つまり、カテゴリごとのAmazonランキングを見ましょう、ってことですね。
普段からこういうところをチェックしている人は、実はセラーとしては優秀な方が多いです。
普段から需要をチェックしていれば、そういった商品を取り扱ったり、それに近い商品、関連する商品を取り使うことで、「売れない」という状況は無くなります。
しかし、Amazonランキングには大きな欠点が存在します。
keepaを活用する
Amazonランキングの大きな欠点とは、ランキングが100位までしか見れないことです。
その程度のランキングだと、例えば食料品であれば、ほぼ水や炭酸飲料などで埋め尽くされていますので、見てもあまり意味がありません。
もっとランキングの幅を広げていかないと意味がないので、Amazonのカタログページからランキングを見るのはあまり役に立ないと言えます。
では、どうするか。
見出しにある通り、Googlechromeの拡張機能であるkeepaを使いましょう。
keepaではAmazonランキングを5,000位まで見ることが出来ます。
それ以下が見れないのは残念ですが、それだけ見ればある程度は把握することが出来ますので、是非使ってみることをオススメします。
keepaの導入については以下を参考にしてください。
keepaを使ってAmazonランキングを見る方法
ここからは、keepaを使ってAmazonランキングを見る方法をお伝えします。
まず、keepaのサイトにアクセスしましょう。
サイトにアクセスしたら、メニューの中からDataをクリックしてください。
Dataの中から、商品ベストセラーをクリックしてください。
このような表示が出ますので、赤枠の中から見たいカテゴリをクリックしましょう。
今回は食品を選択してみましたが、このようにランキング5,000位までの商品を見れます。
Seles Rank intervalのところのチェックを入れ替えることで、現在、30日、90日、180日それぞれのランキングをチェックすることも出来ます。必要に応じて変えてみてください。
あとは、上から順に眺めていって、気になる商品を見て、必要であれば詳しく調べてみてください。
僕のオススメは、現在価格と30 days avg.です。
直近でランキングが上がったものをチェックするのが手っ取り早いからです。
勿論、90日や180日スパンで上昇したものを見るのも非常に面白いと思いますので、様々なカテゴリでBests Seller Listsを使い倒してみてください。
仕入れ出来る商品を自動リサーチする
ランキングの商品チェックだけなら上記までの作業で十分ですが、そこから更に仕入れが出来ないかチェックすることも出来ます。
しかし、リサーチする数も5,000件と膨大になりますので、目測でチェックするのは大変ですよね。
そこで、そういったリサーチにはツールを使っていきましょう。
僕が普段使用している電脳リサーチツールは『雷神極』というものですが、一度に10,000件までのASINを解析することが可能です。
特に副業の方などは、自分の目でそれだけの数の商品をチェックするのは時間的にも困難ですので、そんな時にツールを使うと楽々にリサーチすることが出来ますよ。
さて、肝心のASINをどこから抜き出すかが問題ですが、それも非常に簡単です。
先ほどの食品の商品ランキングですが、上部に「Export」という文字がありますので、そちらをクリックしてください。
このようなウィンドウが出ますので、「Only ASINs」「CSV」を選択して、EXPORTボタンをクリックすると、CSVファイルがダウンロードされます(Excelでも可)。
あとはファイルを開いて、中に記載されているASINを全てコピーして雷神あるいはお手持ちのリサーチツールにペーストして解析するだけです。
うまくいけば高回転で売れる素晴らしい商品が見つかるかもしれません。
是非お試しください。
雷神での具体的なリサーチ方法は以下を参考にしてください。
雷神/雷神極を使ってみたいというかたは以下の記事を参考にしてください。
※特別な特典も用意してあります
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段からAmazonの売れ筋ランキングをチェックすることは、現在の購入者のニーズや、急激にランキングが上がったトレンド商品などを肌で感じることに繋がります。
また、頻繁に見ることで、商品知識も蓄積されていき、いわゆる「勘」のようなものが養われていきます。
この勘は、実はせどりにおいてはとても重要なもので、長く継続して稼ぎ続けているせどらーは、皆この「勘」が養われています。
根性論ではありませんが、ライバルよりもより多くの商品を見ることは、確実にせどりレベルを飛躍させますので、普段から意識して見るようにしてください。
「継続は力なり」
この継続と蓄積は決して無駄にはなりませんよ。