本記事では、こんな疑問にお答えします。
こんにちは、ちゃんやまです。
Amazonで2020年4月おもちゃカテゴリにおいて新たな出品規制がありました。
それは「組合せおもちゃ」に対してなんですが、そもそも組合せおもちゃってなに?って思いますよね。それについてAmazonにも聞いてみたんですが、要領を得ない回答しかこなかったので、自分なりに調べてまとめてみましたので、ご参考ください。
一部のおもちゃが売れなくなる?組合せおもちゃってなに?
ここからは、組合せおもちゃとはなにか具体的に解説していきます。
組合せおもちゃの知識を頭に入れておくことで、仕入れ時に出品規制がかかってないか事前にチェックすることが出来るようになりますので、是非最後まで読み進めていってください。
組合せおもちゃとは
まず組合せおもちゃについて知る必要があります。
下の画像をご覧ください。
これはAmazonに実際に使われている組合せおもちゃの一例です。
見ると特徴が分かりますよね。
Amazonの定義では、このようになっています。
以上が組合せおもちゃであるとされていますが、例えばトイザらスなんかで売っている、幼児向けの「手作りハンバーグクッキングセット」みたいなおもちゃとか、画像にあるようなアンパンマンのボーリングセット、またおもちゃが含まれる駄菓子系のセットがそれに相当するようです。
規制の目的
では、なぜこのような出品規制を行うかというと、上記のような組合せおもちゃに関しては、
からだそうで、出品をするにはAmazonが求める書類の提出が必要になります。
出品規制解除方法
Amazonで組合せおもちゃを出品する場合には、以下の情報の提出が必要になります。
- 会社名(屋号)
- 出品者トークン/ベンダーID
- Eメールアドレス
- 電話番号
- 出品を申請(または販売の継続を希望)するASINのリスト
これに加えて、ASINごとに以下の書類の提出が必要になります。
- 食品衛生法に基づく安全検査資料
- 各国の玩具の安全基準に準拠している安全検査資料
食品衛生法に基づくものに関しては、駄菓子系のものになりそうですが、幼児向けおもちゃに関しては、各国の玩具の安全基準に準拠している安全検査資料が必要とありますので、日本の場合はSTマークがそれに当たりますね。
じゃあ、STマークの写真を撮って資料として送ればいいんじゃないの?って思う方もいるかもしれませんが、それがそうはいかないんです。
安全検査資料の提出という壁
Amazonが要求している書類は、STマークの写真なんかではなく、メーカーが所有する安全検査資料になります。
それを提出しない限りは、出品自体が出来ませんし、現在販売中の商品に関しても継続販売が不可ということになります。
では、具体的にどのようにして安全検査資料を入手するのか、その手順を解説します。
安全検査資料の入手法
入手法は以下の通りです。
仕入先の玩具問屋に連絡し、事情を説明したうえで、なんとかメーカーから資料を取り寄せてもらう。
実際に、僕の友人は、これで資料を入手し無事規制を解除することに成功しています。
しかし、ここであなたはこう思うはずです。
そうです。
入手方法は、あくまで問屋仕入れをしている場合に限ります。
正直言いますと、せどりでは入手することは不可能です。
ですので、今後は「組合せおもちゃ」に関しては、せどりでは出品すること自体が無理になりますので、どうしても出品したい場合は、メーカー・卸問屋仕入れを取り入れていくしか道はありません。
残念ですが、これがAmazonの新たな規制内容になりますので、受け入れるほかないです。
ピンチこそチャンス!
しかし、せどりでの出品は無理だとしても、玩具問屋から仕入れて販売するのであれば、活路は見出せますよね。
多くの方がこの時点で諦めてしまいますが、まさにピンチこそチャンスです。
仕入が出来そうな玩具問屋を探し出し、そこから資料を入手することが出来れば、ライバルが少ない中で販売が出来ます。
こういった規制があった時には、もう一歩踏み込んでみるのがチャンスを手にするコツですね。
玩具問屋はリアル店舗でもありますが、ネットで仕入が出来るところも沢山あります。
Googleで「おもちゃ 卸」などでリサーチすればすぐ出てきますので、是非調べてみてくださいね。
まとめ
今回の「組合せおもちゃ」の出品規制に関するまとめです。
- 組合せおもちゃを出品するには必須情報と安全検査資料の提出が必須
- 安全検査資料は問屋経由でメーカーから入手可能
- その為、せどりレベルで入手不可能
以上となります。
これを機会に、玩具問屋仕入れに是非挑戦してみてください。
メーカー・卸仕入れについて詳しく知りたい方は、是非こちらもご覧くださいね。