こんな疑問に答えます。
どうもです、ちゃんやまです。
電脳せどりに取り組む際に、ツールの存在は今や欠かせなくなっています。
しかし色々な情報を見ると、色々なツールを薦めていて、結局何がいいのか分からなくなりますよね。無料のツールだけで十分というわりに、有料のkeepaを推奨していたり、矛盾した情報もチラホラ見かけます。
また、Twitterを眺めていたら、人がどんなツールを使ってリサーチしているのかとか、どんなツールを使って確定申告のための資料を作成しているのかといった質問がけっこう多くて、リサーチツール以外も気になるものなんだなと感じました。
そこで本記事ではちゃんやまが実際に使っている自動リサーチツールや仕入れツール、商品管理ツールなど、おすすめな電脳ツール・サービスを9つ紹介しようと思います。
無料ツール、有料ツール両方ありますが、参考になれば嬉しいです。
電脳せどりで使えるおすすめ有料、無料ツール
ここからはちゃんやまが実際に使っている電脳せどりに使えるツールを紹介していきますが、無料ツールは3種類で、それ以外は全て有料ツールになっていますが、有料ツールはお金をかけて開発しているだけあって、優秀なものが多いです。
紹介する前にひとつ注意点ですが、特にリサーチ系のツールというのは自分自身の手足の延長みたいなもので、絶対的に稼がせてくれるものではありません。
使う人の実力によって、あるいは稼ぎたいという気持ちの大小によっても成果が変わります。
ですので、ちゃんやまが紹介してるからイコール稼げるというものではありませんので、その点だけはご了承ください。
ちゃんやまが使ってるものがあなたに合うものとも限りませんので予めお伝えしておきます。
リサーチ系ツール
まずは皆さん大好き、リサーチ系のツールの紹介です。
僕は殆ど店舗せどりをしませんので、せどりすとみたいなスマホに入れて使うツールは使っていません。
唯一入れてるものはありますが、それについては後ほどご紹介します。
keepa(有料)
2020年にモノレートのサービスが終了し、多くの人がkeepaを使ってると思いますので、今更紹介の必要もないと思いますが、今やせどりするなら絶対必要なツールのひとつとなりました。
しかしkeepaは商品の売れ行きを見るだけではなく、どのセラーがどのくらい在庫を持っているのか、どのセラーが一番カートを取得しているのか、バリエーションが組まれた商品で一番売れているのは何かなど、商品仕入れに役立つ様々なデータを見ることが出来ます。
またリサーチツールとしてもとても優秀で、細かいデータ入力からあらゆる絞込を行うことが出来るため、初心者からベテランまで幅広く使われていますが、ちょっと複雑な面があったり英語も混ざってるので多少難解な一面もありますが、使いこなすととても便利なツールです。
次に紹介する雷神極のようなリサーチ系ツールと組み合わせて使うと爆発的にリサーチ幅が広がりますし、とても奥が深いツールがkeepaです。
また、あまり知られていないのですが、スマホアプリでもkeepaは使えます。
スマホ版のkeepaは商品のバーコードを読み込むと、Amazonでの販売カタログを表示してくれるので、実は店舗せどりにも有効に使えます。
僕は店舗せどりでは別のツールを使っていたのですが、keepaが使えることを知ってからは全部解約してしまいました。
スマホアプリを導入したい方は以下のリンクからどうぞ。
>keepa iPhone版< >keepa android版<
ウェブ版で有料であれば、同じIDとパスワードで使えます。
keepaについては過去の記事にまとめてありますので、気になる方はチェックしてみてください。
モノトレーサー(無料)
keepaが有料なのに対して、モノトレーサーは無料で使える売れ行き確認ツールです。
keepaにはProduct Finderといった優秀なリサーチ機能がありますが、モノトレーサーにはついていません。ですが売れ行きチェック機能だけ使いたいというのであれば無料ですので、かなり優秀なツールかなと思います。
またバリエーションごとの売れ行きもASINごとに調べることができますので、keepaのOffersに近い機能と言えるかと思います。
こちらはモノトレーサーで個別商品を閲覧したときの画面になりますが、価格や出品者数、ランキングの推移がkeepa同様視覚的に分かりやすくなっています。
ユニークな機能にモノトレーサーユーザーというのがあります。
これはモノトレーサーを使っているユーザーがどのくらい閲覧しているのかが分かるもので、古くはモノレートというツールに搭載されていた機能になります。とても便利な機能で、モノレートが閉鎖になった時には惜しむ声も多かったのですが、モノトレーサーで復活しました。
モノトレーサーのユーザー数は1万人を超えていますので、現役で動いているせどらーの数を考えてみると、参考になる数字じゃないかなと思います。
閲覧数が多ければ多いほど、注目をされている商品になりますので、仕入れ判断に役立つでしょう。
雷神/雷神極(有料)
毎月一回、雷神会という電脳リサーチライブ配信をしているのですが、一緒に配信している盟友ぷぅさんが開発した、電脳リサーチツールです。
雷神極は雷神の上位版のツールで、JANやASIN情報からあらゆる情報を解析し、最終的に利益商品を抽出するための電脳ツールです。
特徴的なのは、通常のツールがせどりだけに特化しているのに対して、雷神はネット卸でも使えるという点です。
特に上位版の雷神極には、ブレイカーというサブツールがあり、スーパーデリバリーやNETSEA、Yahoo!ショッピング、Amazon、カワダオンラインなどのネット卸や、ASUKL、ヨドバシドットコム、あみあみ、タワーレコードなどといったネットショップからJAN情報や卸価格、販売価格情報を抜き出すことが出来ます。
現在これが出来るのは雷神極のみで(雷神はAmazonのみ、ちゃんやまからの購入でスーパーデリバリー全頭ツールがついてくる)、他のツールには見られないユニークなものです。
セラーリサーチから電脳せどり、ポイントせどり、ネット卸攻略まで数々のリサーチの労働を僕の代わりにやってくれる、今では欠かせない存在となっております。
勿論、ツールに頼り切っているわけではありませんが、膨大なネットの海から利益商品を探し出すには最適のものであると僕は思っています。
また、個人的に取り組んでる小型軽量商品プログラムでも強さを発揮しますので、大変重宝しています。
手動リサーチと組み合わせることで200%、300%以上の力を実際出すことが出来ています。
ちゅる楽天版(無料)
僕の物販の師匠でもあるちゅるさんが開発した、Googlechromeの拡張機能になります。
Twitterで無料で公開しているのを、いち早くもらいました。
ちゅる楽天版は、楽天市場にkeepaグラフや、利益額(プラスマイナス表示)、その他のモールのリンクなどを表示して、目視によるリサーチを楽にするものです。
画像のように、楽天のショップの商品一覧に、赤字なら赤で、黒字なら緑色で利益額を表示してくれて、売れてるのかどうかはkeepaを見れば一目瞭然です。
僕は目視による全頭リサーチも好きで、雷神極とともに重宝しているツールになります。
特に楽天市場のお買い物マラソンの時などは役に立っています。
似たツールだと、もりもとらさんのクイックショップというツールもあります(リンク先のせど研らじおのコメント欄を参照ください)。
※ちゅる楽天版は都合により配布が終了しました(2022年6月26日追記)
クイックショップ(無料)
クイックショップはAmazonの検索ページや商品ページに商品情報や他ネットショップでの販売情報、商品のランキング情報、ASINコード、JANコードなどの情報を表示してくれるツールで、今では多くの人が使ってる拡張機能のひとつでしょう。
以前はモノサーチを使っていましたが、機能的にクイックショップの方が使いやすいです。
特徴的な機能は以下の通り
- 商品のサイズと重量、Amazonにおけるサイズ区分が分かる
- 利益計算でカテゴリ手数料に消費税を含ませることができる
- 過去の販売数が数字で分かる
- リサーチ先をカスタマイズできる
- 危険物判定が表示されている
個人的にはAmazonにおけるサイズ区分が分かるのはとてもありがたく、標準サイズでも細かく分かれているので、視覚的に即判断できるのは便利だと思います。
また利益計算ですが、セラーセントラルのカテゴリ手数料は税別表示になっているので、実は多くの人が正確な利益計算ができていません。クイックショップはそれが解消されているのが大きいですね。(別途設定が必要)
問題点があるとすると、小型軽量商品のサイズに該当するものは危険物だろうとチョコレートだろうと小型軽量の手数料で計算してしまう点ですが、そこを割り引いても便利なツールかと思います。
楽JAN(無料)
楽JANは楽天市場とYahoo!ショッピングの個別商品ページにJANコードと、Amazonなどのリンクコードを表示してくれる簡易ツールです。
これがあると楽天市場やYahoo!ショッピングから簡単にAmazonの商品カタログに飛ぶことができるのでとても便利で導入しています。
R2M
R2Mは僕の友人であるいとーさんが主宰する、コミュニティとツールを組み合わせた、あたらしいカタチのコミュニティです。
せどりで月商300万円とか500万円とか派手な数字を上げたいのではなく、月に10万円~15万円の収益を安定的にプラスしたい人、消費税を国に収めたくない人を対象に、副業として現実的な範囲での稼ぎ方を目指すためのコミュニティで、参加者を3名の講師人がフォローアップするという、内容的には破格のコンサルに近いものがあります。
ただツールを渡されて終わりではなく、現役のせどらーである講師陣に質問しながら進めていくことができるので、初心者でも十分に参加することができます。
下手に高額のコンサルなんかを受けるよりも、ずっと破格で電脳せどりがツール付きで学べますので、個人的にもオススメです。
以上がリサーチ系ツールになります。
実際あまり沢山使ってませんが、十分にリサーチは出来ています。
keepaに関しては必須ツールだと思いますが、雷神/雷神極は他のツールに置き換えてもいいと思います。使い勝手のいいものを使ったらいいですし、僕は一気に大量のリサーチをしたいので導入してるだけなので、無くても勿論電脳せどりは出来ます。
守り・管理系ツール
続いては、商品管理や守備系のツールをご紹介します。
商品管理や守備系というと、価格改定ツールが真っ先に挙げられると思いますが、僕はプライスターやマカドといった有名なツールではなく、雷神会のメンバーで開発した(現在進行形)独特なツールを導入して使用しています。
その他にも他の人があまり使ってないようなツールも使っていますので、合わせてご紹介しようと思います。
カートプラス(有料・無料条件あり)
雷神会メンバーで開発した価格改定&売上管理ツールです。
価格改定も勿論ですが、なにしろ売上管理が便利ですね。
月に幾ら利益が出ているのか一目で分かるので、実は赤字だったってのもすぐ分かります。
また、カートを取得するノウハウと組み合わせることで、爆発的な威力を発揮するので、今はまさに無双状態になってます(詳しくは雷神およびカートプラス購入で公開しています)。
カートプラスは、プライスターやマカドと違って、価格改定以外の売上管理、商品管理にも力を入れた総合的な守りのツールになっています。
多くのせどらーが疎かにしがちな、月の売上、年間の売上をしっかり把握することこそ、守りのツールの本質だと思っていますので、自信をもってオススメしています。
また基本的には月額費用がかかりますが、雷神/雷神極ユーザーは無料で使うことが出来ます。
2024年7月でツール停止
AmaTaxCalc(有料)
AmaTaxCalcは、Amazonの売上から税率8%と10%、それぞれで売った総額を自動算出する、ちょっとマニアックなツールです。
確定申告の際に、セラセン上で税率8%だけを抜けないので、僕のわがままでツールを作成しました。
もう2年以上使ってますが、今じゃ手放せないツールですし、軽減税率が適用される商品と通常の税率の商品をかなり混在して扱っている方には確実に重宝してもらえるツールになっています。
なぜなら、Amazonには消費税率別の売上を算出する機能がないばかりか、元となるデータすらも乏しい状況だからです。
ちなみに、期間ごとの売上計算は数秒で出来ます。
税理士に丸投げしてる方もいると思いますが、税理士にこのツールを渡したら泣いて喜ぶのではないでしょうか。
そのくらい楽に計算が出来ます。
ワカルンダ(有料)
Amazonから真贋調査や、知的財産権の侵害の警告を受けた商品が分かるサービス、セラースケットに入ると使えるツールで、カタログ上で利益計算が簡単に出来るのと(小型軽量にも対応)、警告が危険な商品かを表示してくれます。
僕は主に利益計算で使ってますが、これはセラースケットに付属していたので便利だから使ってるだけで、マストなものではありません。
ですが、パソコン上ですぐに利益計算が出来るのと小型軽量に対応しているのがとても気に入っています。
以上が守り系のツールになりますが、通常であれば価格改定ツールがマストで、他は必要な人が持っていればいい程度のものしか使ってません。
あれやこれやと薦めてこられたところで、あなたに本当に必要なものなのか、しっかりとフィルターにかけて最善のものを選択していきましょう。
その他
リサーチ系のツールや守り系のツール以外に使ってるものもいくつかありますので、そちらも合わせて紹介したいと思います。
先ほども書いた通り、これはあくまで僕が便利だからと使ってるものであって、必ずしもあなたの便利に合致するものではありませんので、その点はご理解の上参照してくださいね。
セラースプライト(有料)
セラースプライト(Seller Sprite)は、自分自身でカタログを作成した際に必要なキーワードをAmazonのビッグデータから市場調査することが出来るサービス、ツールです。
例えば同じような商品を扱っているライバルがどんなキーワードを使っているのかリサーチしたり、市場でどんなキーワードがどの程度検索されているのかをリサーチすることが出来ます。
ですので、冒頭で取り上げたリサーチ系だったり守り系のツールというよりは、一からカタログを作成して販売したい人のためのサービスになります。
商品カタログを作成するためには検索キーワードを意識することはとても重要で、実際に僕はいくつか商品カタログを作成していて、セラースプライトによるキーワードリサーチがとても役に立っています。
セールモンスター(無料)
セールモンスターはツールではありませんが、AmazonのFBA倉庫に納品するらけで、あなたの代わりにセールモンスターが所有する7つのショップで自動販売してくれるサービスになります。
オリジナルカタログのみと取り扱える商品に条件はありますが、自分でヤフショや楽天のショップを作成して運営するのが面倒だという人にはとても便利なサービスになります。
月額は無料で、セールモンスター側が販売商品に販売価格を上乗せした状態で売ることで差額を利益として取っているとても良心的なスタイルです。
基本的には5商品まで無料で、それ以上登録したい場合に有料となります(買い切り)が、僕から登録することで300商品まで無料で商品登録することが出来ます。
hanro+(無料)
hanro+は、AmazonFBA倉庫に納品している商品を、楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手ショッピングモールに自動出品し、他販路販売を可能にするサービスです。
セールモンスターと似ていますが、違いは、せどりで仕入れた商品や要期限管理商品も出品できることにあります。
セールモンスター同様、完全無料で利用できますので、手軽に他販路展開して見たい方はオススメです。
まとめ
以上が僕が主に使ってるツールです。
keepaと雷神極、セラースケット(ワカルンダ)、セラースプライトは有料ですが、それ以外は無料のものを使っています(AmaTaxCalcは自社開発なので無料)。
ツール代は余裕で回収出来てるので、というよりツールあってこそですが、有難く使わせてもらってます。
あなたはどんなツール使ってますか?
ツールは稼がせてくれるものではなく、自分の稼ぎを大きくしてくれるものなので、使う人によって成果も変わってきます。
世の中には色んな情報が溢れていて、結局何を使えばいいのか迷ってしまうことって多々ありますが、ただツールを紹介するのではなく、実際にちゃんやまがどういうものを使っているのかを紹介することで、より分かりやすくなると思い記事にしてみました。
今回の紹介があなたの参考になれば嬉しいです。